提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『SHOGUN 将軍』史上最多18部門受賞歴史的快挙!
『一流シェフのファミリーレストラン』はコメディシリーズ部門で歴代最多11部門受賞
エミー賞で圧倒的存在感

ディズニープラスのドラマシリーズクオリティの高さの秘密

ディズニープラスの秀作シリーズのクオリティを支えているのが、ディズニーが誇る多彩なクリエイティブスタジオだ。

特に2010年以降は主要な賞レースの常連で、ここにきてまたぐっと存在感を増しているFXを中心に、プライムタイム・エミー賞で高く評価されてきたディズニープラスの「スター」で配信中の秀作シリーズを解説する。

SHOGUN 将軍
「SHOGUN 将軍」Courtesy of FX Networks
ディズニープラス「スター」で独占配信中

躍進を支える
FXプロダクションズ

クリエイターの個性や作家性を重視し、
刺激的で革新的な秀作を手がけて、
業界をリードしてきたのがFXだ

プライムタイム・エミー賞を筆頭に、主要な賞レースで年々存在感が増しているディズニープラス。そのクオリティの高さを支えているのは、ディズニーが擁する多彩なクリエイティブスタジオだ。中でも注目したいのが、『SHOGUN 将軍』と『一流シェフのファミリーレストラン』で勢いに乗るFXである。

FXは質の高さを担保するブランドとして、業界の重要な一角を担ってきた。クリエイターたちの個性や作家性に重きを置き、他では類を見ないFXの刺激的で革新的な話題作の多くが、ディズニープラスの「スター」で配信されている。

一流シェフのファミリーレストラン画像

一流シェフのファミリーレストラン

有名シェフのカーミーは故郷シカゴへ。自殺した兄が遺したサンドイッチ店を継ぎ、本格的なイタリアン・レストラン「THE BEAR」として仲間たちと再建する。全3シーズン(継続中)が独占配信中

FXで才能を開花させた名クリエイターの代表格がライアン・マーフィーだ。『アメリカン・ホラー・ストーリー』では、当時はTVシリーズには不向きと言われたホラーというジャンルで批評的にも成功を収めて、社会現象を巻き起こすブームとなった。ほかにも実録犯罪ドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー』からトランスジェンダーの黒人女性を主人公にした『POSE/ポーズ』まで、鋭い社会風刺とともに、LGBTQ+の権利に関しても積極的に取り入れてきたマーフィーの作品群は、米国TVの歴史にその名を刻む記念碑的な作品がいくつもある。

アメリカン・ホラー・ストーリー画像

アメリカン・ホラー・ストーリー

2011年に放送が始まったホラーのアンソロジー・シリーズ。アメリカの歴史や社会背景なども反映しつつ、悪夢とも魅惑的とも言える恐怖の物語をスタイリッシュに描く。ジェシカ・ラング、サラ・ポールソンほか演技派俳たちの怪演も見もの。全11シーズン(継続中)が配信中
POSE/ポーズ画像

POSE/ポーズ

行き場のないLGBTQ+の若者たちと母親代わりの黒人女性のトランスジェンダーが懸命に生きる姿を描く。きらびやかなボール・カルチャーも魅力的だ。LGBTQ+当事者を多数起用。全3シーズンが配信中

革新的で時代の先端を行くFXのブランドは、業界人からも圧倒的な信頼度を誇っている。ソ連の潜入スパイを描いた『ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ』は、プライムタイム・エミー賞の授章式の際にリアルタイムで絶賛&応援コメントをSNSで投稿していたオスカー監督のギレルモ・デル・トロらハリウッドのクリエイターたちにも熱烈なファンが多い。タイカ・ワイティティ監督のオフビートでシュールな笑いが冴え渡る怪作『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』、ドナルド・グローヴァーとヒロ・ムライの化学反応が炸裂した『アトランタ』など、批評家受けはもちろん同業者の支持が高いユニークな作品群もFXの十八番だ。

ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ画像

ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ

1980年代、アメリカに潜伏していたソ連のスパイの夫婦が、幸せな家族を装い危険な任務を遂行する。非情なスパイ活動を描く一方、夫婦や家族のドラマとしても見応えがある。後に実生活でも夫婦になったケリー・ラッセルとマシュー・リスがハマり役だ。全6シーズンが配信中
シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア画像

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

ニューヨークのスタテン島で何百年もともに暮らしてきた4人のヴァンパイアと人間の奇妙でおかしな共同生活。タイカ・ワイティティ監督の同名長編映画に基づくホラー・コメディの快作だ。全5シーズン(継続中)が配信中

女性をめぐる問題を描いた秀作にもFXらしい独自の切り口がある。男女平等憲法修正条項をめぐる『ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~』は、現代のフェミニズムを語る上で必見のマスターピースだ。『バツイチ男の大ピンチ!』は、中年夫婦の“あるある”を詰め込みながら、これまで描かれることのなかった出産をめぐる女性の問題を鮮烈に描いている。批評家好みの質の高さと娯楽度の高い大衆性の融合。それがFXの最大の強みであり、人気の秘密だ。

ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~画像

ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~

合衆国憲法に男女平等を書き込む修正条項「ERA」をめぐるフェミニストと強硬な保守派フィリス・シュラフリーの熾烈な闘い。ケイト・ブランシェット、ローズ・バーン、サラ・ポールソン、エリザベス・バンクスほか豪華キャストが実在の人物を熱演。全1シーズンが独占配信中
バツイチ男の大ピンチ!画像

バツイチ男の大ピンチ!

離婚したトビーの中年の危機をコミカルに描きつつ、失踪した元妻レイチェルの視点に転ずる後半は夫にも言えなかった女性の苦悩を描いて秀逸。ジェシー・アイゼンバーグとクレア・デインズが元夫婦役を好演。全1シーズンが独占配信中

Interview

一流シェフの
ファミリーレストラン

ジェレミー・アレン・ホワイト

アイオウ・エディバリー

7月から配信が始まった最新のシーズン3も批評家に絶賛されている『一流シェフのファミリーレストラン』。有名シェフ、カーミーと、スー・シェフ(副料理長)として奮闘する有能なシドニーを演じるジェレミー・アレン・ホワイト(以下、ホワイト)、アイオウ・エディバリー(以下、エディバリー)に話を聞いた。

ジェレミー・アレン・ホワイト
ジェレミー・アレン・ホワイト
若き有名シェフのカーミー役。映画『アイアン・クロー』ほか。
アイオウ・エディバリー
アイオウ・エディバリー
副料理長のシドニー役。俳優、脚本、監督業、コメディアンと多彩に活躍。

──いよいよ新店舗がオープンとなるシーズン3の見どころを教えてください。

ホワイト このシーズンでは、さまざまな意味で“レガシー(遺産)”が大きなテーマになっていると思う。カーミーがレストランで一緒に働く人たちとやろうとしているのは、「自分は未来に何を残せるのか」ということなんだ。

エディバリー この物語では多くの登場人物が悲しみを抱えているわけですが、シーズン3では各人が、それぞれの方法で悲しみと向き合っている姿を見ることになると思う。

──そのような深刻なシーンの撮影の後は、気持ちの切り替えは大変ですか?

ホワイト 撮影現場はとても楽しい場所なんだ。みんながお互いをとても大切に思っていて、みんなよく笑うから、たとえ朝に悲しみに満ちたシーンを撮影しても、2時間後には心から笑って仲間と楽しんでいる自分がいるんだよ。だから、そうした感情を家に持って帰ろうとしても難しいと思う。

──エディバリーさんは第6話の監督を務めていますが、どのような体験でしたか?

エディバリー 監督業はとても楽しかった。毎日が感動と感激の連続でした。なぜなら、世界で最も好きな俳優たち、名優たちを監督するというのは、ちょっとしたマスタークラスのようでもあり、贈り物のような気分だったから。これは世界最高の仕事なんじゃないか?って。少なくとも俳優の仕事と同率1位かな(笑)。

その他のスタジオも
秀作ドラマを提供

20thテレビジョンが手掛ける
米Huluのオリジナルシリーズから
地上波の人気作まで。
幅広いラインナップは最強だ

ディズニーはFXのほかにも、ディズニープラスの秀作群を支える優れた製作スタジオを数多く有する。今年のプライムタイム・エミー賞のコメディ・シリーズ部門では、『一流シェフのファミリーレストラン』のライバルとして、賞レース常連組の『アボット エレメンタリー』と『マーダーズ・イン・ビルディング』も注目された。

『アボット エレメンタリー』は米フィラデルフィアの公立小学校にフォーカスした意欲的な設定ながら、ABCネットワーク(親会社はディズニー)で放送中の地上波作品として万人受けのするわかりやすい作風が素晴らしい。『マーダーズ・イン・ビルディング』は、現実の実録犯罪ポッドキャストの人気を反映した設定で、スティーブ・マーティンほかコメディ畑の重鎮たちが顔をそろえて軽妙洒脱な演技で事件解決に挑む。

アボット エレメンタリー画像

アボット エレメンタリー

教育予算の少なさに嘆きつつも奮闘する公立小学校の教師たちのにぎやかな日常。企画、制作、主演を担うキンタ・ブランソンが一躍注目を浴びた。全3シーズン(継続中)が独占配信中
マーダーズ・イン・ビルディング画像

マーダーズ・イン・ビルディング

スティーブ・マーティン、マーティン・ショート、セレーナ・ゴメスが豪華共演するミステリー・コメディ。最新のシーズン3に登場したメリル・ストリープの好演も話題に。全3シーズン(継続中)が独占配信中

幅広い層が親しみやすいコメディのジャンルで定評のある20th テレビジョンは、近年は実話ベースの社会派ドラマでも気を吐いている。マイケル・キートンが主演・製作総指揮をつとめて大手製薬会社の闇に迫る『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』と、アマンダ・サイフリッドが未曾有の詐欺事件を起こした実業家を演じる『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』はディズニー傘下の米Huluで配信されて大きな反響を呼び、多くの賞を受賞した。

それぞれに強みを持つスタジオの良さを発揮した、質も作品数も豊富なラインナップがそろう。

ドロップアウト ~シリコンバレーを騙した女画像

ドロップアウト ~シリコンバレーを騙した女

女性版スティーブ・ジョブズと言われた実業家、エリザベス・ホームズが起こした世紀の詐欺事件。『マンマ・ミーア』などのアマンダ・サイフリッドが主演とプロデューサーを務める入魂の一作だ。全1シーズンが独占配信中
文/今 祥枝
Disney+(ディズニープラス)
*本記事は日経エンタテインメント!2024年9月号掲載のタイアップ記事を、一部加筆して転載したものです。