2025年も進化を続ける「BODY WILD」 レディースライン、サステナブル、BODY WILD by BEAMS DESIGN、メンズアンダーウエア 第4の選択肢、トータルアパレル

「BODY WILD」が見据えるアンダーウエアの未来とは?

2024年春夏のブランド刷新に始まり、トータルアパレルブランドへの挑戦やメンズアンダーウエアの新機軸の発売など、常に進化を続ける「BODY WILD」。
24年を振り返るとともに、「BODY WILD」が見据えるアンダーウエアの未来について、キーパーソンと気鋭の若手に、「日経トレンディ」発行人が話を聞いた。

ブランド刷新で時代に
合わせた統一感を打ち出す

グンゼ
アパレルカンパニー
営業MD本部 商品企画部
マーケティンググループ
グループ長

武安 秀俊

佐藤 2024年はブランド刷新の年でした。まずは責任者としてブランド刷新をけん引された武安さん、1998年の立ち上げから26年の歴史を持つブランドの刷新に踏み切った意義からお聞かせください。

武安 「BODY WILD」はメンズアンダーウエアだけでなく、ソックスやパジャマなど様々なアイテムがありますが、販売店での売り場が違うため、ブランドとして認識していただきにくいという課題がありました。アウターも加えたトータルアパレルブランドに生まれ変わるにあたって、売り場や店舗での販売方法、さらにはコンセプトやロゴなども含めてブランドとしての統一感を打ち出したのが、今回のブランド刷新の意義です。

佐藤 確かにブランドとしての統一感は重要ですね。ロゴの話が出ましたが、シマウマをイメージした新しいロゴは、かなり攻めている印象で私は好きです。

武安 旧ロゴに愛着を持つ社員も多く、変える不安もあったのですが、「身体を自然に回帰させる」という新しいコンセプトに合わせたデザインへの変更を決断しました。ブランドが誕生した当初から反骨心や挑戦を打ち出してきた「BODY WILD」らしさの象徴だと考えています。

佐藤 アパレルブランドがアンダーウエアを展開する例はあっても、アンダーウエアブランドをトータルアパレルブランドへと進化させる例はあまりないのではないでしょうか。これ自体も大きな挑戦の一つですね。

武安 人口減少の中でアンダーウエアブランドが成長するには、領域を広げることが必須です。「BODY WILD」は素材の軽量性や編み方によるストレッチ性能など、これまでアンダーウエアで培ってきた独自技術を生かして、着心地や機能性の高い多様なアイテムを提供できるのが強みです。また、レディース製品のノウハウもあるので、今後、ブランドの幅を広げていくポテンシャルはかなり高いと考えています。

日経トレンディ/日経デザイン
発行人

佐藤央明

佐藤 24年はメンズアンダーウエアの新たな選択肢として「FIT・TRUNKS」も発売されましたね。ブリーフのホールド感とトランクスの解放感のハイブリッドで新しい穿き心地を実現されましたが、これも独自技術が生かされていますか。

武安 裾には「BODY WILD」のコア技術の一つ「CUT OFF®」を採用してリラックス感を高めています。単なるアンダーウエアではなく、部屋着としても違和感なく着用できるという点ではライフスタイルを変えられる可能性を持った製品なので、新たな選択肢として今後も育てていければと思います。