

キッチンは、いまやリビングやダイニングと連なるインテリアの一部。
たとえ限られた空間であっても、機能性やデザイン性にはこだわりたい。
そこで注目されるのが、空間を効率よく利用することで、
暮らしに上質なゆとりをもたらす「スペースパフォーマンス(スペパ)」という考え方だ。
Miele(ミーレ)のビルトイン家電で実現する快適なキッチンライフを、
空間デザイナーの和田浩一氏に訊く。

1965年福岡県生まれ。1988年九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒業。トーヨーサッシ(現LIXIL)などを経て、1994年にSTUDIO KAZ(ステュディオ・カズ)を設立。キッチン空間設計を得意とするインテリアデザイン事務所として、一般施主や建築家、ハウスメーカーなどで1000件以上のオーダーキッチンを手がける。現場での豊富な経験を基に、「キッチンアカデミー」を主宰。キッチン力を高めるノウハウや情報を発信し、オーダーキッチンの魅力普及に努めている。

インテリアデザイナーとして、これまで1000件以上のオーダーキッチンに携わってきた和田氏。そのこだわりは、「使う人が美しく見える」設計にあるという。「キッチンをメインで使用する方の身長や体形、料理スタイル、パーソナルカラーなどを観察・ヒアリングして、所作が最もきれいに見える天板の高さや設備の動線、照明をトータルで考えます」
対面キッチンにおいては、「背景」も重要だ。後ろに様々な家電を並べてしまうと、それがノイズとなり、デザインを損ねてしまう。「そこで、多くの方にご提案するのが、ビルトイン家電です。オーブンやコーヒーメーカー、冷蔵庫などをキャビネットに組み込むことで、背景をすっきりできます。見た目だけでなく、キッチンという限られた空間を無駄なく活用し、スムーズな調理動線を確保するためにも、ビルトイン家電は有効な選択肢となります」(和田氏)
なかでも、和田氏自らが愛用し、施主にも広く薦めているのが、Miele(ミーレ)の製品だ。
ミーレは、1899年に創業されたドイツの家電メーカー。「常により良いものを」をブランドプロミスに掲げ、サステナブルなものづくりで世代や国境を越えて愛され続けている。
合理性を重視するドイツにおいて、ビルトイン家電の歴史は長い。だが、ミーレが追求するのは、効率性ばかりではない。デザインや機能、耐久性、省エネ性に優れたビルトイン家電を導入することで、空間そのものの価値を高めていく。それが、ミーレ製品を貫く「スペースパフォーマンス」の哲学だ。
スペースパフォーマンスの高さは、そのまま暮らしのゆとりや満足感に直結する。
「事務所にも、ミーレのスチームオーブンと食洗機、洗濯乾燥機を設置しています。スチームオーブンは、ホームパーティーでも大活躍。ローストビーフからグラタン、焼き鳥、ゆで卵まで、すべてこの1台で調理しています。ミーレの食洗機なら、大量の食器をまとめて洗浄できるので、後片付けも簡単。省スペースでありながら、デザインも使い勝手もよく、キッチンに立つのが楽しくなります」(和田氏)


限られたスペースに複数の機能を凝縮できるのも、ビルトインならではの強み。例えば、スチームオーブンがあれば、レンジやコンロの役割も果たせる。さらに、洗濯機をビルトインにすれば、家事動線もスムーズに。

ミーレ家電の魅力は、「デザイン」「機能」「スペースパフォーマンス」の3つに集約されると、和田氏は言う。
「とにかくデザインに無駄がなく、美しい。キッチンの背景としても収まりがよく、空間全体に上質感をもたらしてくれます」
キッチンをインテリアの一部と考える和田氏にとって、周囲との調和は何より大切だ。特にLDKが一体となった現代の間取りでは、キッチンの見せ方一つで部屋の印象は大きく変わる。その点、ミーレの家電なら、全体をまとまりよくコーディネートできるという。
また、デザインと同様に高く評価しているのが、「機能」だ。
「食洗機はフロントオープン式で開けやすく、どんどん食器を入れられるのでストレスがありません。また、スチームオーブンは、焼き加減やスチーム量を設定できるので、本格調理も手軽に楽しめます。お米と主菜・副菜を同時に作ることも可能です」(和田氏)
優れた機能性は、「スペースパフォーマンス」にも貢献する。
「スチームオーブン1つで電子レンジやコンロ、炊飯器、トースターを兼用できるので、余計なモノを減らせ、動線もシンプルになります。また、洗濯機もビルトインすることで、空間効率はより高まります。置き方次第で毎日の生活スタイルが変わるのも、ミーレ家電の魅力です」(和田氏)


キッチンは、料理をするとき以外にも、リビングなどからよく見える場所。インテリアとしてのデザイン性も重要だ。その点、Mieleのビルトイン家電は凹凸が少なく、家具のようにフラットに収まる点が魅力。

ミーレ家電のパフォーマンスの高さは、空間効率だけにとどまらない。「コスパにも注目してほしい」と和田氏は強調する。
「ミーレの食洗機は、1回の使用で3食分の食器を洗えるため、毎日の節電・節水につながります。その前提で引出式タイプと比較してみると、イニシャルコストとランニングコストの合計は長い目でみれば、ミーレのほうが安くなるのです」
さらに、食洗機は約10年で交換するケースが多い中、ミーレは20年の使用を想定して設計。より長く使える利点がある。
「私の自宅で使っているミーレ食洗機は今年で25年を迎えますが、まだまだ現役。壊れにくく、安心して使い続けられるのも、ミーレ家電の頼もしいところです」(和田氏)
キッチン選びは、洋服選びと同じだと和田氏は言う。自分の体形や好み、ライフスタイルに合った洋服は、着る人を美しく見せる。数あるキッチン家電の中からミーレを選んだのも、そうした理由からだ。自分にフィットする家電は、毎日の暮らしを心地良いものにしてくれる。25年経った今でも、「食洗機の扉を開けたときのわくわく感がたまらない」と、和田氏は打ち明ける。
「輸入家電は高いというイメージを持たれがちですが、ちょっと背伸びをして使い始めると、生活がとても豊かになります。お気に入りのミーレ家電を見つけることで、ぜひその喜びを実感していただきたいですね」(和田氏)
スペースパフォーマンスに優れたミーレ家電は、暮らしのパフォーマンスも上げてくれるに違いない。


使いやすく、壊れにくい。家電として当たり前のことを、ミーレは高い次元で実現する。フロントオープン式の食洗機は、たっぷりの食器をストレスなく収められ、大きな鍋から繊細なワイングラスまでを美しく洗い上げる。
