手軽に使いたいニーズを満たす
首にかける「コリコランループ」
能勢 一方、より手軽に高周波治療器を使いたいというニーズに合わせて開発された「コリコランループ」は、首にかけるだけでコリを治療するわけですが、どうしてこの形状になったのですか?
桑原 夏も含めて一年中使いたい、外でも使いたいという声が多かったので、なにかと利便性の高いループ型のものを開発することにしました。私自身が首に名札をかけるだけでも肩コリするタイプなので、重さを感じさせないように基板の配置や仕上げ形状などについて試行錯誤を繰り返しながら、ほぼ1年がかりで細部の課題を解決し、デザインを仕上げていきました。
能勢 具体的にはどのような課題があったのでしょう?
桑原 単なるネックレスの形状だと、基板が後ろ側にあるので重心が崩れてしまい、施術ポイントがずれてしまいがちでした。そこで、装着時にねじれ面を作り体にフィットさせたり、マグネット重量とシリコン硬度を調整し重心を安定させたりしました。あとは首に当たる部分が夏場に汗ムレしないように、肌と製品の密着面積を減らすための枠リブを高さ0.1mm単位で調整しながら、自然な造形の中で「ムレ防止形状」を実現しました。
首にかけるだけで高周波が肩コリを治療する
「コリコランループ」
カラーは2色展開

4個の高周波デバイスが肩コリを改善
高周波がコリの患部に到達して血管を拡張させ、肩まわりのコリやすい筋肉の血行を促進し肩コリを改善。無刺激なので長時間の“ながら使い”ができ、コリを治療し続けられる。

機能性を兼ね備えたこだわりのデザイン
ねじれフィット形状
人間工学に基づき最適なねじれ角度を算出した「ねじれフィット形状」は、厚みや角度にこだわることで、首元に柔軟にフィットする形状に仕上がっている。
U字マグネット
回転ずれを軽減し落下を防ぐ「U字マグネット」構造を採用することで、重心が安定し、回転ずれが起きにくい。マグネット部を持って外さない限りは、容易に外れることもない。
ムレ防止形状
汗をかきやすい夏場でも使いやすい「ムレ防止形状」を実現。肌と製品の密着面積を減らすための枠リブを設置することで、汗によるムレ感やべたつき感を軽減している。
能勢 実際に使ってみて、細部のデザインまでユーザー目線でよく考えて作り込まれていると感じましたが、高周波デバイスの形状も円形から長方形に変えているわけですよね?
桑原 はい。ネックレスタイプのループにフィットする形状であると同時に、4個の高周波デバイスで頭を支える筋肉と肩周辺の筋肉を狙ってピンポイントで治療できるのが、この形状でした。
能勢 厚生労働省の「国民生活基礎調査の概況(令和4年)」のデータによると、自覚症状のある体の不調は男女とも1位が腰痛で2位が肩コリです。市場としての大きさを考えると「コリコラン」シリーズのように医療機器認証まで取った製品は意外に少ないので、こうした信頼できる治療器がマーケットに出てきたことはすごく意味があると思います。
桑原 近年はスマホネックに悩む人も増えており、肩コリは現代の国民病と言われることさえあります。我々は肩コリは個人のパフォーマンス低下に留まらず、社会全体の生産性の低下にもつながる大きな課題と捉えています。これからも弊社の高周波技術を使って、様々なコリ悩みを解決し、社会に貢献していきたいですね。
