Microsoft Azureを黎明期から支えるコンソーシアムAzure Council Experts(ACE)に加盟するメリットとは?

マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を提供するリーディングカンパニーが集結し、ナレッジの共有や技術者の育成など有機的なコラボレーションを展開している一般社団法人Azure Council Experts(ACE/エース)。2018年8月に発表された「Microsoft Japan Partner of the Year 2018」では加盟企業から6社の受賞を輩出し、Microsoft技術を母体とする多くのコミュニティの中で、その存在感を大きく示した。設立から丸5年の節目を迎え、主に情報共有を目的としたフェーズから、新たなフェーズへと転換を図るACEの、これまでの活動と今後の展望について紹介する。

 Microsoft Azureの利用促進を担うパートナー各社の連携を通じて、サービスとしてのMicrosoft Azureの価値を創造し、そこにかかわるあらゆる企業や団体に成長をもたらすことをビジョンに掲げたACEは、2013年10月に発足。このパートナーコンソーシアムの誕生は、同月開催された「Microsoft Windows Azure Conference 2013」の会場で発表され、華々しいスタートを切った。設立当初は、クラウドビジネスの黎明期で市場も小さく、Azureのパートナー企業が協力し、ナレッジを共有し、技術者を育成することでAzure市場の拡大を目指した。

情報共有から人材育成、ビジネスマッチングなど幅広いサポート体制を整備

情報共有から人材育成、ビジネスマッチングなど
幅広いサポート体制を整備

 設立以来、2カ月に1回のペースで、最新技術やビジネス情報の共有の場として加盟企業向けの定例会を開催している。
 定例会では、加盟企業によるAzure導入事例の紹介やAzure上でサービスを展開しているISVによるソリューション紹介を実施。Azureの得意領域や業種・業態の異なる他社の事例を知ることで、一種のパートナーマッチングの機会ともなっている。また、ゲストスピーカーによるAzureやクラウドビジネスに関する講演を実現してきた。マイクロソフト社を招いての講演はもちろんのこと、過去にはAWSやグーグルなど、ほかのパブリッククラウドベンダーによるセッションも開催。Azureのパートナーコンソーシアムでありながらも中立的な立場であるという特徴を生かし、幅広い知見を得られる機会を積極的に取り入れているのが特徴だ。
 毎回実施する目玉コンテンツとしては、日本マイクロソフトAzureテクノロジストの佐藤直生氏による「Microsoft Azureアップデート情報」セッションが挙げられる。佐藤氏は、2013年に開催された第1回定例会から毎回登壇し、MicrosoftAzureの最新情報やアップデート情報をすべて集約して講話している。
 定例会の資料は加盟企業専用ポータル上で共有され、いつでも閲覧できるように整備されているほか、佐藤氏の講演内容などはACEサイトでコンテンツとして共有されている。
http://www.a-c-e.biz/activity/update.html
 加盟企業間の情報共有も活発に行われている。Azureに関する最新情報はもちろん、Azureで障害が発生した場合なども、各社の技術者が最新情報をいち早く共有できる運用体制を整備している。このグループには日本マイクロソフトの技術担当者も加わっており、各社の状況に加えて、日本マイクロソフト社の公式の最新情報が共有されている。
 加盟企業同士が自発的に分科会をつくり技術面に関する勉強会も行われ、委員会活動、ITで活躍する女性の連携を図るACE女子部を発足するなど、内部活動の幅も放射的な広がりを見せている。事務局は「加盟企業の積極的な活動を促し、ACEの価値を高められるようお互いに協力体制を持っていきたい」と力説する。
 人材育成の活動にも力を入れるACEは、加盟企業に向けて「営業向けAzureセミナー/ハンズオン」「SE向けAzureセミナー/ハンズオン」を実施している。加盟企業はこのAzure人材育成のための研修に何度でも参加することが可能だ。過去には特別企画として、日本マイクロソフトエバンジェリスト・業務執行役員の西脇資哲氏による「エバンジェリスト極秘プレゼンテクニック講座」を開催している。
 また、個人のスキルアップの場として「Microsoft MVP」を目指す人などの活動もバックアップ。対外的な情報発信が評価されるため、外部イベントでの講演やセミナー講師、書籍執筆の機会をACEとしてサポートする。ACEサイトでは、加盟企業各社で活躍するAzureエキスパートを紹介するインタビューも公開している。
 ビジネスマッチングに注力する一環としては、Azureビジネスのマッチングポータルサイト「Azure Partner Navi」を開設している。Microsoft Azureやクラウドで、ビジネスパートナーを探している企業の相談を事務局が一次受付となり、内容に応じて最適な加盟企業につなげる役割を担う。
 一方、加盟企業や加盟を検討している企業、日本マイクロソフト社員がカジュアルに懇親する交流会も定例会と同じ頻度で開催し、参加者から好評を博している。参加した各社のソリューションを説明したり、ほかのコミュニティ活動の告知をしたりと、飲食をしながら親睦を深め、人脈づくりの場ともなっている。
 このように、定例会や交流会を通じてマイクロソフトの担当者と直接会話ができ、企業間だけではなく、個人の人脈づくりやスキルアップにつなげられるのがACEの魅力だ。加盟企業にとって、マイクロソフトと関係強化が図られることは大きなメリットの一つといえる。

よりビジネス面に目を向けた新たなフェーズへ

よりビジネス面に目を向けた
新たなフェーズへ

 設立から5年が経過し、Azureを導入する企業の増加とともに市場も急拡大する中、ACEを取り巻く環境は大きく変化している。
 当初は、普及のほかにナレッジの共有や人材育成など技術的な側面が強かったが、現在、20以上の企業で構成され、技術者だけではなく営業やマーケティング担当者の参加も多くなった。それによりビジネスに直結する展開のニーズが高まっているという。事務局は「加盟企業のACEに対する期待はそれぞれある。ビジネスマッチングを強化しながら、技術面との両軸で加盟企業の売り上げに貢献する組織として進化し続けていきたい」と語る。
 Microsoft Azureを黎明期から支えるACEは、クラウドサービスの普及とともに組織の拡充を図る。多様な企業が加盟し、あらゆる情報が集うACEへの期待は大きい。

入会のご案内

ACEでは活動趣旨に賛同いただける方のご入会を募集しております。Microsoft Azure関連事業を 継続的に営む、法人または団体が対象です。入会を希望される企業・団体のご担当者様は、入会申込書と貴社会社概要等をACE事務局までご郵送ください。入会申込書の受理後、理事会の承認をもって正式に入会となります。

入会の方法
所定の入会申込書による手続きと、理事会の承認を得て会員となります。
会員には、会員代表者を1名入会時に届け出ていただきます。
《申込書ダウンロード》 http://www.a-c-e.biz/entry/signup.html

会費(年度)
理事会員:30万円 一般会員:10万円
※年度途中でのご入会の場合は、承認された月からの月割り金額での一括支払いとなります

入会の選定
理事会にて討議し決定いたします。
※理事会は不定期開催のため、お申込から入会承認まで少々お時間をいただく場合があります。ご了承ください。

お問い合わせ

一般社団法人 Azure Council Experts事務局
〒105-0023 東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 株式会社FIXER内
Tel:03-3455-7755  E-Mail:info@a-c-e.biz

ACE公式サイト: http://a-c-e.biz
クラウドビジネス相談ポータルサイト「Azure Partner Navi」 : https://navi.a-c-e.biz