デルタ電子が導く産業新次元

ICTと電機で磨いた冷却・パワーチョーク技術で
クルマの電子化・電動化を支えるデルタ電子


これからのクルマは「走るコンピューター」「走る電力システム」になる。そして、より高性能な半導体チップ、より大きな電力を扱うバッテリーや電気回路が搭載されていく。ただし、これら電気・電子部品は、おしなべて繊細なものばかり。温度や電気信号の仕様など動作環境を適性に整えないと、正しく動作しない。

ICTや電機に向けた冷却ファンやパワーチョークの提供で世界をリードするデルタ電子は今、オートモーティブ事業を強力に推進している。同社が ICTや電機の分野で培った技術は、必ずや自動車産業の発展に貢献するだろう。


クルマの電子化と電動化が進むにつれ、ICT業界や電機業界で使われてきた技術や部品が次々と投入されるようになった。同時に、放熱対策やEMC対策など、高性能半導体や電力システムの安定動作に欠かせない技術や部品も投入する必要が出てきている。

「自動運転車やEVの時代を見据えて、デルタ電子が日本の自動車業界に貢献できることはたくさんあります」と日本でのパワーエレクトロニクス事業を統括しているデルタ電子 副社長 兼 第1営業本部長の平松重義氏はいう。

これまで同社は、ICT製品向けや大電力を扱う電力システム向けを中心に、冷却ファンや電子部品を販売してきた。その中に、これからのクルマの進化に欠かせないものが数多くあり、品質が評価され、オートモーティブ市場での採用例が順調に増えている。

熱くなるクルマを効率的に冷やす

デルタ電子株式会社 副社長 兼 第1営業本部長 平松重義氏
デルタ電子株式会社
副社長
兼 第1営業本部長
平松重義氏

クルマには冷却が必要な機器や装置が意外と多くあり、その数は年々増えている。

ヘッドライトの電球は、LED管へと置き換わりつつある。LED管は高温下での利用で劣化が進むため、冷却する必要がある。また、シートを快適な状態に保つため、送風ファンを装備した高級車が増えている。さらに、EVに搭載する大容量バッテリーの劣化を抑制するには、ファンを用いた冷却が必須になる。先進運転支援システム(ADAS)搭載車や自動運転車の画像処理を行う高性能コンピューターの安定動作には、放熱が欠かせない。

現在のクルマで利用されている冷却ファンは、ACブラシ付きモーターが多い。電装機器だけでなく、それに付随する冷却ファンの低消費電力化も求められるので、デルタ電子が提供するDCブラシレス・モーターを使った冷却ファンは、車載用の主流になるだろう。

ただし、車載用には、ICT機器用とは異なる固有の要求がある。高レベルでの信頼性と耐振動性だ。さらに、LED管用ではファン自体の耐熱性が、ADAS用では厳密なEMC対策が、シート用送風ファンでは低騒音が求められる。デルタ電子は、こうした厳しい要求に的確に応えることができる開発・生産体制を整えている。「ファンの構成部品のうち、ベアリングと半導体を除く80%が内製です。高品質で信頼性の高い製品を部品レベルから作り込むことができます」と同社 ファン・熱管理&電子部品営業部 第1営業本部 マネージャーの屠偉涛氏はいう。例えばシート用送風ファンでは、板金とプラスチック部分の一体成型によって、低振動と軽量化を実現している。冷却ファンだけでは放熱が足りない場合には、ヒートシンクの付加、場合によっては水冷の採用にも対応できる。

高品質なパワーチョークを一括供給

デルタ電子株式会社 マネージャー ファン・熱管理&電子部品営業部 第1営業本部 屠偉涛氏
デルタ電子株式会社
マネージャー
ファン・熱管理&電子部品営業部
第1営業本部
屠偉涛氏

オートモーティブ向けにデルタ電子が提供するもう1つの主力製品がパワーチョークである。メタルインダクター(ACコモンモード・チョークコイル)、車載専用トランス、車載専用ソレノイドなど、デルタグループのCyntec社が開発・生産する多様な製品を提供している。自社製品に搭載する部品の品質に厳しい眼を持つことで知られる米ベンダーのスマートフォンに、デルタ電子の製品が1台当たり約60個も搭載されるなど、その品質は折り紙つきだ。

クルマには、パワーチョークを使う部分が多い。インフォテインメント機器は、パワーチョークの品質が音質に現れやすく、同社製品の高品質が際立つ応用だ。EVのオンボード・チャージャー(OBC)やバッテリー・マネージメント、DC-DCコンバータ、インバータ、ADASのECU用など、今後はパワーチョークの応用がさらに増える。

デルタグループでは、品質を徹底追求するための多角的施策を採る。すべての生産設備を内製し、完全自動生産している。人手による品質のばらつきを排除するためだ。また、損失を最小限に抑える高性能・高品質な材料をメーカーと共同開発し、他社ができないレベルの小型化を実現している。さらに、ADASなどのECU用では、メタルダストコアの採用で大電流に対応。ECUはより高性能なプロセッサー、言い換えれば大電流で駆動する半導体チップを搭載する方向に向かっており、同社製品の優位性が際立ってくる。

パワーチョークは、ほとんどがカスタム品である。デルタ電子は顧客と一緒に、性能や発熱をシミュレーションしながら設計する。日本では、東京、大阪、名古屋の3カ所に拠点を置き、きめ細かな対応が可能。また、電子回路や電力システムの構成に欠かせない部品をワンストップで提供できるため、1回の工場認定で一括供給できる。

「車載の電子・電力システムを安定動作させるための困りごとがあれば、どんな些細なことでもご相談ください」と平松氏はいう。クルマの電子化と電動化を推し進めていく上で、デルタ電子が持つ知見と技術は貴重だ。


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お問い合わせ

デルタ電子

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東京都港区芝大門2-1-14
TEL:03-5733-1111
URL:http://www.delta-japan.jp/

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