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Googleに負けない
世界最強AI”を
作りたい

〜急成長を続ける
AIベンチャーが描く「未来」と
求める「人材」とは〜
人の能力を超えた洞察力で新たな価値を創出するAI(人工知能)。社会的な期待が高まる中、急成長を続ける会社がある。AIベンチャーのギリアだ。AI技術の1つであるディープラーニング(深層学習)の可能性を追求し、IT業界の巨人・Googleにも負けない“世界最強AI”を目指し、開発に邁進している。その実現に向けて、共に歩む人材を急募するギリア 代表取締役社長の清水 亮氏に“世界最強AI”を目指す理由や、同社の事業、求める人材像などについて聞いた。

目指すのは、社会に応用可能な“強さ”を持ったAI

ギリア株式会社 代表取締役社長 清水 亮氏 ギリア株式会社 代表取締役社長 清水 亮氏
ギリア株式会社
代表取締役社長
清水 亮
 今、AIはものすごい勢いで進化しています。そのAIを支える重要な技術が機械学習です。開発者があらかじめすべての動作を決めておく従来型のプログラムとは異なり、与えられた情報を基に学習し、自律的に法則やルールを見つけ出します。

 これをさらに進化させたものがディープラーニング(深層学習)です。生物の神経系の挙動を模して学習するようにデザインされたもので、従来の機械学習より難しい認識や認知、判別が可能になり、人の能力を凌駕するような高度な判断や未来予測を実現します。

 ギリアはこのディープラーニングに特化したAIベンチャーです。UEI社とソニーコンピュータサイエンス研究所(以下、ソニーCSL)のジョイントベンチャーとして2017年6月に設立しました。その後、ベンチャーキャピタルの米WiL社などから出資を受けています。

 まだ設立間もない会社ですが、既に多数の事業化案件を手掛けています。みずほフィナンシャルグループ様の業務変革に貢献しているほか、大手企業や業界のリーダー企業のAI活用も数多くサポートしています。

 AIを売看板に掲げる会社は数多くありますが、ギリアはもっともチャレンジングな会社と自任しています。目指しているのは“世界最強AI”の開発。事業規模やシェアの拡大ではなく、こだわっているのは強さ、すなわち“勝てる”ことです。

 強さというと、Google傘下のDeepMindが開発した囲碁AI「AlphaGo(アルファ碁)」を思い浮かべる人が多いでしょう。世界のトップ棋士を次々と打ち負かしたニュースは大きく報じられました。でも私は内心こう思っていました。「それは何の役に立つんだろう?」と。ギリアの目指す「強さ」は、これとはちょっと違うのです。

 別に囲碁AIを否定する気はありません。人を凌駕する強さを備えたAIは、それはそれで非常に魅力的です。ただし、その能力が私たちの暮らしやビジネスに生かされなければ、あまり意味はない。他社より売り上げを伸ばす。社員の生産性で業界一番を目指す。人の潜在能力を見極め、優秀な人材の獲得に役立てる。ギリアはそういう強さを持ったAIを目指しているのです。

強化学習×ディープラーニングで世界に挑戦していく

ギリア株式会社 代表取締役社長 清水 亮氏 ギリア株式会社 代表取締役社長 清水 亮氏
 その実現に向けて開発体制も強化しています。2018年10月に強化学習を専門とする米コジタイ社と戦略的なビジネスパートナーシップを合意しました。

 コジタイ社は、自律エージェントと強化学習の専門家である米テキサス大学教授のピーター・ストーン博士を社長として、CEOのマーク・リング博士、CTOとして米ミシガン大学教授のサティンダー・シン・バベイジャ博士らを中心とした世界トップレベルの研究チームを誇る科学者集団です。ロボットのサッカーチームなどを持ち、世界大会で常に優勝する最強AI軍団でもあります。

 そのコジタイ社が得意とする強化学習とは、プログラム自体が価値を最大化するデータを自ら学習し、選択していく仕組み。先ほど例に挙げたAlphaGoにも同様の技術が活用されていますが、この仕組みは、端的にいえば、コンピュータ空間の膨大なデータにランダムに当たりを付け、価値を最大化するデータを見つけていくというもの。いいデータを引き当てられるかどうかは運もあります。

 コジタイが今年発表したDeepTAMERは人間がAIの学習に関与し、これまでよりもはるかに高性能なAIを短期間に作り出す仕組み。実際にAIが学習するプロセスを人が横で見ていて「これはいい、これは悪い」と教えるイメージです。だから、AlphaGoのようなランダム探索に比べてものすごいスピードで学習していく。人とAIが力を合わせて成長していくのです。ここにAIの未来があると私は思っています。

 強化学習はゲームプレイやシミュレーションで人を打ち負かす成果を上げていますが、一般的な産業応用はまだ行われていません。しかし、強化学習のプロであるコジタイ社とディープラーニングのプロであるギリアが提携することで、2つの機械学習技術を組み合わせたアルゴリズムの開発を進めています。

 数理モデル化できる問題はすべて、AIの判断力が人を凌駕していく。これまで人でなければできないとされていた高度な判断の自動化も可能になるでしょう。まだ手付かずのいろいろな分野の数理モデル化に取り組み、世の中をアッといわせるAIを提供していきたい。

 今回の業務提携によって、一気に世界トップクラスと肩を並べるチャンスを得たと考えています。コジタイ社の長年に及ぶ強化学習に関する知識と経験が、日本の既存産業に導入されて、業務改革が進展したとき、世界でも類を見ない大きな変革が起きるでしょう。

 まずはBtoBマーケットで実績を積み上げ、近い将来にはコンピュータに詳しくない一般の人でもAIの恩恵を受けられる「みんなのAI」を実現していきます。必要なデータはExcelのファイルでもいいし、AIスピーカーを使って口頭で話しかけるだけでもいい。専門のAIエンジニアがいなくても、AIの知恵を誰もが手軽に利用できるようにしたい。そうすれば、例えば経営会議の場で、商品の設定価格に応じた売れ行きや利益率なども即座に予測できるようになるでしょう。

 その足掛かりとして、AIをもっと身近に感じてもらうための取り組みにも力を入れています。2018年9月よりBSフジにて放送中のテレビ番組「ちちんぷいぷいプログラミング」を提供し、自社開発ソフトDeepAnalyzerでAIを簡単に使う方法を楽しく学べる試みを行っています。また、誰もがAIと触れ合えるようなアートイベントの企画や、ロボットによるサッカー大会にも参加する予定です。また、世界最強を目に見える形で実現するため、将来的にはAIを使った自動運転車のレースにも参戦し、優勝することを目指しています。面白そうなことには次々チャレンジしていく。ギリアはそんな会社です。
ちちんぷいぷいプログラミング ちちんぷいぷいプログラミング

新たなチャレンジと成長の機会に恵まれた企業

 このように夢を追いかける一方、事業化案件も数多く手掛けており、地に足の着いたビジネスを展開しています。会社も急速に成長しているため、とにかく人が足りない。これが目下、頭を悩ませている課題です。

 ディープラーニングのアルゴリズム開発を担うエンジニア、プロジェクトを統括するPM、研究・開発基盤を構築するインフラ技術者、当社の価値をお客様に提案する営業も含めて、多くの優秀な人材を求めています。

 AIの開発が未経験でも、興味があるならチャレンジしてほしい。実際、今のAI開発は昔のように“象牙の塔”ではありません。ディープラーニングはデータが命。大切なことは、どんなデータをどれだけ学習させるか。試行錯誤のプロセスです。地道な作業に真面目に取り組み、なおかつ「あれもやってみよう、これもやってみよう」という遊び心もある。そんな人なら大歓迎です。

 当社には教師データを作る専門のグループ会社があり、要望を上げれば、そこが必要なデータを作成してくれます。教師データを計算機に入れたら、あとは人のやることはそんなにない。学習期間は長いと2カ月、3カ月とかかります。仕事は結構マイペースで進められますよ。

 ダイバーシティを大切にしており、個性豊かな人材が多いのも特徴ですね。10代、20代の若手もいれば、経験豊富な中高年のエンジニアもいる。女性も多く活躍しています。時短勤務でプロジェクトを管理する子育て中の女性PMもいます。役割が明確で仕事も整理されているから、そういうことも可能なのです。

 やる気のある人材には積極的にスキルアップも支援します。例えば、ギリアは30年の歴史を持つ機械学習の国際学会「NIPS(Conference on Neural Information Processing Systems)」のスポンサーになっているので、入手が困難なNIPSの参加チケットが割り当てられています。年齢や経験に関係なく、やる気がある人材にはNIPSへの参加機会を与えるつもりです。

 ビジネスで勝つ。競争で勝つ。この日本から“世界最強AI”を作り出すことが私たちの目標です。壮大な夢のように思われるかもしれませんが、そこに至る道筋は既に見えています。1人でも多くの人材が当社のビジョンに共鳴し、私たちの仲間になってくれることを切望しています。
ギリア株式会社 代表取締役社長 清水 亮氏 ギリア株式会社 代表取締役社長 清水 亮氏
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