ITインフラ再考企画 クラウドでも従来型オンプレミスでもない「ビジネスファースト」な選択肢とは

第1回 Recognized Need/市場ニーズをとらえる 小さな兆しに垣間見る大きな可能性 デジタルトランスフォーメーションの新しいインフラ第2回 Search For Solutions/最適なソリューション像 オンプレミスなのに従量課金で利用 安全性の懸念なく、投資リスクを抑止第3回 Solution commentary/ソリューション解説 クラウドとはどこが違うのか ユーザーがHPE GreenLakeを選ぶ理由第4回 Case Study 1/導入事例 チャレンジの新しい活力 激しい変化と競争に立ち向かう第5回 Case Study 2/導入事例 独自要件も調達・利用効率も重視 サービスだからできる柔軟な活用法

第4回 Case Study 1/導入事例 チャレンジの新しい活力 激しい変化と競争に立ち向かう

オンプレミスとクラウドのメリットを両立するHPE GreenLakeは、既に様々な業種の企業で利用されている。ここでは、ユーザー企業がHPE GreenLakeの特徴を自社の課題解決にどのように役立てているか、シーンや目的別に紹介する。自社のシステムの状況と照らし合わせてみてほしい。

Case 1 新サービス開始時の事業リスクを最小化

新サービスの開始時、そのサービスの基盤となるITインフラへの投資は様々なリスクを伴う。まず、そもそもサービスが成功するかどうかわからないというリスクがある。また、めでたく成功した場合も、どれくらいのユーザーに受け入れられるのか、どれくらいのスピードでユーザーが増えていくのかを正確に予測するのは難しい。そのため、あらかじめ多めにリソースを持つことになり、これが過剰な投資、いわゆるオーバープロビジョニングとなってしまう。

そこで、近年はクラウドを利用するのが一般的になっているが、ゲーム配信などのように、自社で定めたポリシーによってサービスレベルを維持・管理したい企業など、オンプレミスでサービスを運用したいという企業の場合は、どうやってリスクを最小化するかが大きな課題となる。

HPE GreenLakeは、こうした課題の解決策となる。既に述べてきたように、HPE GreenLakeは、自社専用に構築したオンプレミスのインフラを、クラウドのように従量課金で利用できるからだ。

あるデータセンター事業者は、これまでハウジングサービスを中心に事業を展開してきたが、新サービスとしてIaaS事業に取り組むことになった。だが、どれだけの企業が利用してくれるか予測がつかず、いきなりサーバーなどを一括して購入するのはリスクが大きい。そこでHPE GreenLakeを採用。初期投資のリスクを最小化しただけでなく、サービス提供開始後もビジネスの成長に応じて柔軟に拡張しつつ、インフラコストを適正化できる環境を手に入れた。同様に、新たにSaaSの提供を開始するソフトウエアベンダーなどがHPE GreenLakeを採用するケースも多い。

金融業界の事例もある。FinTechの進展などを背景に、金融業界ではスタートアップ企業のようなチャレンジが相次いでいる。このような取り組みの一環として、ある金融機関はオンラインバンキングのインフラとしてHPE GreenLakeを導入。金融サービスに求められる高い安全性や信頼性をオンプレミスで実現しつつ、柔軟性、拡張性を備えたインフラの構築、さらにコストの最適化も実現している。


Case 2 顧客との長期的な関係を構築

システムインテグレーターがHPE GreenLakeを採用するケースも増えている。

かつて、システムインテグレーターは、ユーザーの提示する要件に応じてサーバーやストレージなどのITインフラを選び、アプリケーションを載せてシステムを構築、運用保守を含めてサービスを提供する。そして、数年ごとにシステムを更新するというビジネスモデルが一般的だった。

だが、クラウドサービスの普及などによってインフラの更改が必要なくなるなど、システムインテグレーターにもビジネスモデルの転換が求められている。そもそも、従来型のビジネスモデルは、更改のたびにコンペが発生し、失注するリスクがあるという問題もあった。

そこで、あるシステムインテグレーターは、顧客と継続的・長期的な関係の構築を目指して、インフラにHPE GreenLakeを採用した提案を積極的に行っている。

顧客にとってもメリットの大きいHPE GreenLakeで提案の質を高めると同時に、基本的にはハードウエアの保守切れによる更改のないシステムを提供することで、顧客と長期的な関係を築きやすい環境を実現したのである。


Case 3 ビジネス貢献度の高いIT部門を目指す

デジタル革新に挑戦する企業が増えるなか、企業のIT部門や企業グループのIT子会社などは、よりビジネスへの貢献度が高い組織に生まれ変わることを求められている。

豊富なIT知識をベースに、新サービスの企画に携わったり、事業部門が構想したサービスを支えるシステムを構築したり、様々な役割が期待されているが、中でも基本となるのが、事業部門が必要とするITリソースをいかに迅速に提供できるかという点である。

他社より先に新サービスを提供したいなどと考える事業部門の要求に、従来型の調達モデルでは到底対応することはできない。クラウドという選択肢もあるが、データへのレスポンスや重要データの扱いなどから、クラウドでは対応できない事業部門もある。

要求に対応するにはプライベートクラウドが最適だが、IT部門やIT子会社からすれば、どれくらいのリソースを用意しておけばよいのかがわかりづらい。

このようなIT側、ビジネス側、双方の要求を同時に解決するサービスとしてHPE GreenLakeは有効となる。オンプレミスのインフラでありつつ、クラウドと同等の拡張性を備えているからだ。また、従量課金であることからコストを可視化しやすく、この特徴を生かして、ある企業はITコストを事業部門ごとに請求する予算管理の仕組みに変更しているという。


第5回でも、HPE GreenLakeがどのような課題を解決できるのか、どんな特徴を評価して導入されているのかを見ていく。

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