デジタルで切り開くビジネスの未来

ビジネスIT環境構築に 「PC as a Service」を
利用した方がよいこれだけの理由

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ビジネスIT環境構築に「PC as a Service」を利用した方がよいこれだけの理由

Date : 2018.11.22

Writer : MOTOKI HONMA

近年、さまざまなクラウドサービスに用いられ、一般的になりつつある「as a Service」というサービス形態。中でも、調達から廃棄までのPC管理を定額サービスとして提供する「Device as a service」は、効率的なIT機器の導入、運用が実現できるソリューションとして大きな注目を集めている。ここでは「日経 xTECH EXPO 2018」(2018年10月17日(水)~19日(金)に東京ビッグサイトにて開催)の中で行われたプログラムから「Device as a service」をテーマにした講演を紹介。その内容から導入のメリットなどを解き明かしていく。

究極のas a service――
「Device as a service」とは?

10月18日(木)、「日経 xTECH EXPO 2018」会場内に設けられたセミナルームにて「レンタルが切り拓く『Device as a Service』の世界」と題した講演が行われた。

登壇者を務めた沖野俊之氏は、各種測定器やIT機器のレンタル事業を展開するオリックス・レンテック株式会社の執行役員 ICT営業本部長である。

オリックス・レンテック株式会社
執行役員
ICT営業本部長
沖野 俊之氏

講演の序盤、沖野氏は「as a Service」について、「『as a Service』といっても色々なサービスがあり、それぞれ性質が異なります。アプリケーションを活かすためのプラットフォームのサービスを提供する『PaaS(Platform as a Service)』や、いままでパッケージとして提供していたソフトウエアをインターネット経由で提供する『SaaS(Software as a Service』。そのインターネットのネットワークに関わるところを提供する『IaaS(Infrastructure as a Service)』。そして、デスクトップ環境を提供する『DaaS(Desktop as a Service)』など」とその概要を説明。そして、「これらサービスの導入により、ハードウエアだけでなく、ソフトウエアや回線、それぞれのサービスにおいて、事前にお客さまの方でインストールする必要がなく、あらゆるメリットが享受できる」ことを強調した。

ただし、これらのサービスは、デバイス以外のクラウドで実現できる部分に限られている。そこにデバイスの導入や保守、ソフトウエアの運用、破棄までカバーされるのであれば、企業にとっては面倒なIT管理業務から解放され、ありがたいことこの上ないサービスになるだろう。同社でサービスの提供を行う「Device as a service」は、まさにそのような環境を提供するものである。

「as a Service」とレンタルサービスの
本質的な価値とは?

以上のような説明に続いて、沖野氏は、IT関連のサービスに限らず、動画や音楽配信、アパレルや家具レンタルなど、あらゆるサービスが、サブスクリプション方式で提供され、「as a Service」化されていることに言及。そして「ユーザーにとって利便性の高い『as a Service』は、世の中に浸透しているものの、特にITサービスにおいて、参入しようとする事業者には『ロジスティクス』『課金』『保守』という3つの障壁がある」と指摘した。

「ロジスティクス」については、煩雑なオペレーションを伴うため、適切な環境を実現するには、それなりの人的・物理的なリソースを揃える必要があると説明。そして、顧客のニーズに応えるためには、月額をはじめ、さまざまな課金形態を揃える必要があるが、そのような仕組みを持つ企業がそもそも少ないということだ。

そして、このようなサービスを実現しようとするとオペレーションが複雑になるため、サービスレベルの維持はもちろん、機器の品質を担保することが難しくなる――これが「保守」に関する障壁である。

「as a Service」参入の障壁

その点、同社の場合、そもそもレンタル事業において、このような障壁はクリアされているのだ。

沖野氏が「我々が40年間行ってきたことは『as a Service』そのもの」だと語る所以がここにある。「as a Service」も「レンタルサービス」も、必要な「モノ」や「コト」を必要なだけサービスとして提供するという点で、その本質は同じ――。だからこそ、同社では高品質で柔軟性に富んだ「Device as a service」の提供が実現できるのである。

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