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枠にとらわれず1から制度を作っていく、 社員のための「働き方改革」(後編)

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枠にとらわれず1から制度を作っていく、社員のための「働き方改革」(後編)

Date : 2018.11.30

Writer : 小口正貴

社員の希望があれば、柔軟に対応することで働きやすい環境を提供する株式会社UNCOVER TRUTH。オフィスとリモートワークを組み合わせた働き方や、スムーズなキャリアチェンジも実現している。それぞれの社員にあった働き方を提供するにあたって、PCデバイスや周辺機器はどう活用されているのか――その詳細に迫る。

社員の希望に合わせて新しい制度を1から作る

――UNCOVER TRUTHでは、どういった経緯でリモートワークを導入したのでしょうか。

株式会社UNCOVER TRUTH
Developer Team Tech Lead
露木誠氏

露木氏:リモートワークを始めようと考えたもともとのきっかけは、先ほど挙がった「記録を残す文化」にあります。そもそも、システム変更やトラブルなどに対応する場合、社内にエンジニアがいれば、その場で話しかけて要件を伝えるのが一般的な行動でしょう。しかし、それでは記録が残らないため、そのときの内容を別の人が知ることはできないし、あとから見返すこともできません。そこで、半ば強制的にテキストで残せないものかと考え、1つのアイデアとして思いついたのが「エンジニアのいない日を設けよう」というものでした。

さらに、このアイデアを検討しているタイミングで大柳の転職話を耳にしました。本人は現在、兵庫県西宮市に住んでいるのですが、関西圏での就職が希望だったので、その意向に合わせる形で2016年7月からリモートワークを導入したわけです。

現在は大柳以外にも、青森で1人、北海道で2人フルリモートで作業をしている社員がいます。また、例えば天候や交通事情などによって出社できない場合などには、全社員がリモートワークを利用できるような仕組みも整えてあります。

――実際にリモートワークを使っている感想は?

大柳氏:通勤がないという点を除けば、オフィスで働いているのと大きな違いはないと感じています。コミュニケーションは基本的にSlackを使っていますが、メールよりもレスポンスが速いので業務が滞ることはありません。また、他部門の様子もある程度はわかるなど、面のコミュニケーションが取れる点でも役立っています。

――では、河原さんの働き方はどういった点が変則的なのでしょうか。

株式会社UNCOVER TRUTH
PR&Marketing Department Marketer
河原里香氏

河原氏:私はもともと創業期からのメンバーで、1年半ほど働いた後で産休を2年半取り、2017年5月に復職しました。現在は保育園に子どもを預けているので、日中は朝9時半から夕方5時までオフィスで働き、子どもの迎えや家事などを済ませた後、自宅からリモートワークで働くという変則的なフルタイムワークをとっています。

私の場合、復帰後もキャリアを積みたいと考えていたので、オフィスにいる時間と自宅でのリモートワークを組み合わせて「時短ではなくフルタイム扱いにしてくれませんか」と希望を出しました。もちろん、そういった制度はなかったので人事に新しい制度を作ってもらい、採用してもらったという流れになります。

このような場合、一般的な企業であれば、社内の規定に基づいた条件しか選択できないと思います。当然、私のような場合であれば「時短」を選ぶしかなかったでしょう。自分の希望を伝えれば、それに合わせて新しい働き方を柔軟に認めてくれる。そんな会社はなかなかないだけに、とても自由にやらせてもらっていると実感しています。

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枠にとらわれず1から
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