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少数精鋭・生産性の高さが鍵 業績を上げ続ける上場企業のヒミツ(前編)

少数精鋭・生産性の高さが鍵 業績を上げ続ける
上場企業のヒミツ(前編)

Date : 2018.12.07

Writer : MOTOKI HONMA

上場で直面した課題解決のための新組織

――そのような事業を進める中で、小泉さんが室長を務めるコーポレート・コミュニケーション室はどのような役割を果たしているのでしょうか?

小泉氏 採用、広報、社員育成、社内活性化など、社内外にかかわらず、会社のコミュニケーションを作ったり、強化することをミッションとして幅広い活動を行っています。この組織が立ち上がったのは、弊社が2015年3月に東証マザーズに上場する前の2013年8月のことでした。元々、人材開発・採用機能は総務部に帰属していましたが、コーポレートのコミュニケーションを強化する必要性を感じ、部署を立ち上げました。

――今でこそ「働き方改革」を進める上で、社員が高いモチベーションを持って働くために社内コミュニケーションを活性化させることの重要性が取り沙汰されるようになりましたが、早い段階からそこに着目していたのですね。

小泉氏 上場を目指す段階に来るまで当然、企業として紆余曲折があり、社員の増加や入れ替わりなどがありました。その結果、会社の歴史や理念、ビジョンが社員にきちんと伝わっていないという状況が生まれたので、そのような状況を解消するために必要だったということです。

自主性を育むために教育は最低限に?

――さて、貴社では社員のキャリアアップを促すため、ユニークな取り組みを実施されていますが、この制度はどのようなきっかけで始まったのでしょうか?

小泉氏 会社が上場すると、そこにいる社員の市場価値は高まります。しかし、実際のところ人は変わっていない訳です。このギャップが怖いと思ったことがきっかけでした。上場以前は、会社に知名度はなかったものの、優秀な人材が多く、それに業績がついてきていたと思います。しかし、会社が上場したことに、社員が胡坐をかいてしまうのは、個人のキャリアにとっても、会社にとっても非常に危険。そこで今まであまり積極的に行ってこなかったキャリア支援を行うことを提案したのです。

――取り組みを進めるにあたって、気を付けたことは?

小泉氏 社員には主体的に行動することを求めているので、こちらからスキルを引き上げるようなことは行っていません。コンセプトは「最低限の教育と最大限の学習の場の提供」。例えば、弊社では「キャリア奪取」という枠組みの中で様々な取り組みを行っていますが、取り組みの1つに「キャリアアップ支援」という制度があります。これは研修やセミナーなど、社員自身と会社にメリットがある体験に対して金銭的な援助を行うもので、社員の申請に対して承認するという形になっています。この制度を使って、米国で毎年行われる開発者向けのカンファレンス「Google I/O」へ参加したエンジニアがいますが、渡航費や宿泊費などの費用は会社が全額負担しました。

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