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少数精鋭・生産性の高さが鍵 業績を上げ続ける上場企業のヒミツ(後編)

少数精鋭・生産性の高さが鍵 業績を上げ続ける
上場企業のヒミツ(後編)

Date : 2018.12.14

Writer : MOTOKI HONMA

“残業が少ないから楽な会社”では決してない

――その他に行っている制度やルールはありますか?

小泉氏 かつてはノー残業デーを設定したりしましたが、今ではほとんど残業がないのでなくなりましたね。ですので今は全社的に取り組んでいることはありません。基本的にチームごとに生産性を上げる工夫をしています。例えば、私の部署では、業務のマニュアルを作って、作業を標準化することや、日々改善活動を行うことに力を入れています。このような取り組みには終わりがなく、常に改善を行うことが必要だと考えています。現在、残業は平均すると約10時間ほどですが、1つ強調しておきたいのは、「残業が少ないから楽な会社ではない」ということ。これは新卒採用の際にも必ず説明していますが、残業できないから、成果を出すためには、能力や生産性を上げるしかない訳です。

月間平均残業時間:10時間36分

――非常にシビアな、覚悟がもとめられる環境ですね。

小泉氏 あと「働き方改革」ということで言うと、副業を認めています。現在、副業をしている社員は約2割ほどですが、私も別のスタートアップで人事系の仕事をしています。自分でやってみると、「皆もっとやればいいのに」と思いますね。雰囲気やルールは会社によって全く違うということが実感できて、視野が広がったことで、モバイルファクトリーの仕事にも、自分のキャリアを考える上でも好影響が出ています。また、副次的な効果として、何かあったら副業のせいにされてしまいがちなので、そうならないように日々の仕事に対する責任感が強まったと思います。また副業と本業を両立させるために、生産性や効率をこれまで以上に意識するようになりました。

社員の約2割は副業をしている

――ここまでお話を伺ってきた取り組みを進めるにあたって、デバイスをどのように活用してきましたか?

小泉氏 弊社では、上場期に端末をエンジニアやデザイナーも含めてデスクトップPCからノートPCに入れ替えましたが、やはりこれによって働き方は大きく変わりましたね。ミーティング時など、PCを持ち寄れるので、完全にペーパレスになり、作業効率性が向上したのは確実です。それができたのもノートPCの性能が大幅に向上したおかげです。かつては端末に負荷のかかるエンジニアやデザイナーの作業はデスクトップPCでしかできませんでしたから――。また社内の研修には、オンラインサービスを利用できるようにしていますし、社外で得た情報を共有するのにドキュメント共有ツールや社内コミュニケーションにはチャットツールを使っています。やはり効率化には、このようなデジタルツールの活用は必要不可欠です。これからも便利なツールが出てくると思いますが、そのようなものを活用することを考えるとPCのパフォーマンスは高いにこしたことはありません。今後もデバイスの性能の更なる向上に期待したいですね。

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