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“よくない”を削るのではなく“いい”を増やしていく「いいじかん設計」でより良い働き方の実現を目指す(後編)

“よくない”を削るのではなく“いい”を増やしていく 「いいじかん設計」でより良い働き方の
実現を目指す(後編)

Date : 2018.12.21

Writer : 西山 毅

よりよい働き方は、
創造的な時間の質を高めていくことで生まれる

-御社では働き方改革を進化させた形として、2018年7月から「いいじかん設計」という取り組みを開始されました。これはどのようなものでしょうか。

コニカミノルタ ジャパン株式会社
マーケティング本部
カスタマーリレーション統括部 企画部 部長
藍 隆幸氏

藍隆幸氏(以下、藍氏):我々はスーパーフレックス制度やテレワークなどを導入してきたことで、例えば今まで10の時間がかかっていた作業が半分の時間で済むようになりました。

従業員の働く時間の削減に繋がったということですが、これは別の見方をすれば、その分、新たに活用できる時間が生まれたということです。作業時間を減らす取り組みも必要ですが、そうして新たに創出した時間をどう活かすかは、もっと重要だという点に思い至ったのです。

-具体的には、どのような取り組みでしょうか。

藍氏:まず従業員の時間の使い方を大きく3つに分類しました。1つめが「作業じかん」で、いわゆるルーチンワーク的なマニュアル化できる仕事をするための時間です。ここは効率化を図ってより圧縮することを目指します。

2つめが「創造じかん」で、1つめの作業じかんを削減したことで生まれる時間です。例えば営業担当者なら、お客様の課題を深い洞察を持って検討し、問題解決のための提案書を作成するとか、商品開発の担当者なら、新たな商品ラインナップを考えるとか、まさにそうした創造的な仕事に充てる時間ですね。

そして3つめが「自分じかん」で、自分に投資するための時間です。これも作業じかんの削減によって生まれる時間ですが、やはり会社の仕事の経験だけがベースになっている状況では、創造的で質の高いアウトプットを生み出すことも難しい。

そこで色んな人たちと交流したり、本を読んだり、あるいは育児や介護も含めて家族と触れあったりという経験を通して生まれた考え方や価値観が、創造じかんの質の向上に繋がっていくのではないかと考えています。

コニカミノルタジャパンが考える働き方改革

-御社では現在、働き方改革支援のサービス提供に注力されていますが、「いいじかん設計」もその1つでしょうか。

コニカミノルタ ジャパン株式会社
マーケティング本部
オフィス事業統括部 ITS事業企画部
2グループ リーダー
牧野 陽一氏

牧野陽一氏(以下、牧野氏):私たちは、自社で実践してよかった取り組みやソリューションをお客様にもご提供するという基本スタンスを取っています。

「いいじかん設計」もまさにその1つで、3つのステップでお客様の「いいじかん設計」をお手伝いさせていただいています。

-具体的には、どのようなものですか。

牧野氏:まず第1ステップとして、お客様へのヒアリングなどを通じて「いいじかん」の設計図を作ることから始めます。

次にその設計図をベースに、テレワークの導入や保管文書ゼロ化といった目的に応じたソリューションをご提案します。

現在はこの第2ステップまでをサービスとしてご提供しており、今後第3ステップとして、導入したソリューションの効果や働き方改革の成果を可視化するところまでをメニュー化することを予定しています。

「いいじかん設計サービス」について

-御社自身の働き方改革への取り組みは、今後どのように進めていかれる予定ですか。

牧野氏:2014年から始めたICTインフラの整備については、ひと段落しました。以来、従業員の満足度も年々上がっています。

現在では、バックオフィス系の業務に携わる人たちから、OCRとRPA(Robotic Process Automation)を組み合わせて、紙文書を利用する業務フローを自動化できないかという要望が上がってきています。

現状では、OCRの日本語の読み取り精度をこれから高めていく段階ではありますが、これから色々試行錯誤をしながら品質を上げていくことで、現場からの声にも応えていきたいと思います。

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