日経 xTECH Special

テレワーク導入成功のポイントは
スモールスタート

富士通マーケティング
商品戦略推進本部
戦略プロモーション統括室
担当部長
田中 貴之

第2部では、ICTを活用したテレワーク実践事例が紹介された。第2部の前半に登壇したのは、富士通マーケティング 戦略プロモーション統括室 担当部長の田中貴之氏だ。

今後の介護離職者増加、いわゆる「2025年問題」を見越して、全社的に働き方改革に取り組んでいる同社では、テレワーク本格導入前のトライアルで得られた知見を制度設計に生かしたという。

「2012年ごろ、平均年齢58歳のベテラン営業チームでトライアルを行った結果、ウェブ会議や現場間の連携など、思いのほか使いこなしてくれました。成功のポイントは2つです。1つは現場任せにせず、ルールづくりから現場フォローまで事務局が担当したこと。もう1つはいきなり全社導入せず、1割に絞ったスモールスタートで実施したこと。1割ならハードルも低いですし、問題点を手直ししながら拡充できます。本格導入に向けた良い“訓練”になりました」(田中貴之氏)

以降、同社では、部門横断ワーキンググループの立ち上げ、シンクライアント(ユーザーの端末ではなくサーバー側でソフトウエアや業務用データの管理をすること)への移行、サテライトオフィス設置といった段階を踏み、ついに18年、全社員を対象とするテレワーク勤務制度を実現させた。

最新モバイルPCなら低コストで
働き方改革実現が可能

富士通マーケティング
商品戦略推進本部
部長
田中 良和

制度面での成功を支えたのが、高性能モバイルPCの存在だ。第2部の後半では、富士通マーケティング 商品戦略推進本部 部長の田中良和氏が登壇し、テレワークのハードウエア面でのポイントについて講演を行った。

「第8世代インテル®Core™プロセッサー搭載、セキュリティや勤務管理への対応など、テレワークに最適なモバイルPCが充実してきています。富士通の最新モデル『LIFEBOOK U938シリーズ』でいえば、手のひら静脈認証や覗き見防止対応のウェブカメラ、さらにはデータを分散保存して漏洩を防ぐソフトウエアなどを標準装備し、ソフトウエアを追加購入しなくても、低コストでセキュリティ対策が可能です」(田中良和氏)

講演中には、富士通 フロントコンピューティング事業本部 ビジネス企画統括部 プロモーション企画部 部長 丸子正道氏により、テレワークの強い味方となりそうなスマート会議システム『インテル®Unite™ソリューション』のデモンストレーションが行われた。

富士通
フロントコンピューティング事業本部
ビジネス企画統括部
プロモーション企画部
部長
丸子 正道

「インテル®Core™ vPro™プロセッサー・ファミリー搭載の専用端末1台をディスプレーに接続し、会議ごとに発行されるPINを入力するだけで、すぐにウェブ会議が始められます。ネット環境とモバイルPCがあれば、それぞれが別の場所にいても、スピーディにコミュニケーションできます」(丸子氏)

このセミナーは、テレワーク導入に向けた多くのヒントをハード・ソフト両面から示すものとなった。

Windows 7やOffice 2010のサポート期間終了前にパソコンの入れ替えを検討している中堅・中小企業は多いだろう。生産性の向上、人材確保といったメリットを伴う働き方改革を実現するために、テレワークを想定した最新のパソコン導入を考えてみてはいかがだろうか。

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