日経 xTECH Special

デジタルシフトに向けて
備えるべきポイントとは

また、コスト負担がデジタルシフトの足かせになるのなら、IT導入補助金を利用するのも手だという。

「経済産業省では、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービスなど)を導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートする『サービス等生産性向上IT導入支援事業IT導入補助金』を実施しており、同省の『攻めのIT経営中小企業百選』では優れた事例も公開されています」

他方で、IT活用において忘れてはならないテーマが、サイバーセキュリティへの対策だ。桔梗原はこれを「経営課題」として捉えなおすことが重要だと警鐘を鳴らす。

「大規模な情報漏洩事故、不正アクセスやウイルスなどによる外部からの攻撃が、企業経営の根幹を揺るがすような事態を招いています。経営者が適切なセキュリティ投資を行わずに社会に対して損害を与えてしまった場合、社会からリスク対応の是非、さらには経営責任や法的責任を問われる可能性があります。企業としてどのように取り組むかというポリシーの策定が迫られています」

サイバーセキュリティ対策の基本には、メーカー各社が多様なサービスで安全性をサポートしてくれる、法人向けパソコンの導入が欠かせない。また最新のパソコンであれば、セキュリティ更新や不具合の修正を含む「品質更新プログラム」(毎月1回以上)と、新機能を含む「機能更新プログラム」(年2回)が継続的に提供される最新OS「Windows 10」が利用できる。

同様に、最新CPUを搭載したパソコンの導入もデジタルシフトの第一歩であり、パソコン選びにおいては、ワークスタイルに合わせて製品を選ぶことが重要になると桔梗原は言う。

「CPUの主流はインテル® Core™ プロセッサー・ファミリーで、普段使いには十分な性能の『Core i3』、価格と性能のバランスが良い『Core i5』、もっとも高性能な『Core i7』と用途に応じて使い分ければ、生産性を高める有効策となるのは間違いないでしょう」

参考:経済産業省「攻めのIT経営中小企業百選 変化を乗り越え、競争力を高める!6つのテーマで見る選定企業の横顔」

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