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LIXIL × 日経BP総研 社会インフララボ/知ってる?住まいの雑学ノート

人気のキッチングッズは「ラク&スムーズ」がキーワード!

「ラク&スムーズ」になる
キッチングッズが人気

ののじ キャベツピーラーライト
ののじ キャベツピーラーライト
マーナ お料理はかどる粉ふりスプーン
マーナ お料理はかどる粉ふりスプーン
ののじ 大根スリスリ
ののじ 大根スリスリ

 快適な生活に欠かせない、毎日の料理とは「技術革新のたまもの」だ。おいしさや健康を追求したレシピはもちろんのこと、中でも目に見えて進化を実感できるのはキッチングッズだろう。東急ハンズの売れ筋キッチングッズ(※1)を見てみると、キャベツの千切りがラクにできる「ののじ キャベツピーラーライト」(2位)や、粉類をすくってそのまま振りかけられる「マーナ お料理はかどる粉ふりスプーン」(11位)などは、料理のひと手間を減らせることが人気の秘訣だという。そこでキーワードとして浮かび上がってくるのは「料理がもっとラクに、スムーズになる」ことである。

 立命館大学の清水裕子教授は、ビー・ウィルソンの著書『キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化』(河出書房新社)を紹介したコラムで、次のように記している。「火を使うことでヒトの進化は加速しましたが、食においては、火だけを使った調理(中略)から、鍋を使うことによって飛躍的な進歩をとげたようです」(※2)。また、「料理は長らく貴族のために奴隷や召使がつくるものだった。そのため、調理の労働を軽減するような技術革新を起こすインセンティブ自体が長らくなかった」(※3)という記述もある。キッチングッズはそうしたさまざまな経緯を経て進化してきたのだ。

(※1 出典:日経トレンディネット「東急ハンズの売れ筋キッチン用品トップ20、1位は?」/キッチングッズ写真:東急ハンズ(上記記事は2017年10月のデータであり、同記事の14位「TRAMD 粒取り名人」は現在製造を中止しております))
(※2 出典:ガストロノミア 食と未来を考える「料理道具から知る食とテクノロジーの歴史」)
(※3 出典:『キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化』(河出書房新社))

キッチンだって進化している?

 キッチングッズが進化を遂げたように、キッチン自体もまた、時代やユーザーニーズに合わせてその姿を変化させ続けてきた。水道とガスが一般住宅に普及し、ステンレス製の流し台が登場したのは1950年代のこと。当時は流し台とガス台とで別々の商品を組み合わせた、いわゆる「セクショナルキッチン」が主流だった。1970年代になると、流し台からガスコンロ、収納までが一体となった「システムキッチン」が登場し、徐々にシェアを伸ばしていく。そして平成に入ってからは、インテリアと調和するデザインや、食器洗い機のビルトイン、対面キッチンなどの豊富なバリエーションが生まれた。

 では、キッチンがもっと進化したとしたら──料理の時間はさらに楽しめるようになるのではないだろうか。

快適なキッチンはヒューマン・フィット・テクノロジーから生まれた

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 ヒューマン・フィット・テクノロジーとは、調理中の心理的・身体的に負荷となっている原因を観察と分析から導き出し、最新の技術で解決するLIXILキッチンの商品開発コンセプト。そのコンセプトから生まれた「らくパッと収納」は調理の際にしゃがんだり左右に動いたり、無意識下の無駄な動きまでも収納によって解決。人がキッチンに合わせるのではなく、キッチンが人に合わせる、少ない動きで効率良く調理作業をサポートしてくれるスグレモノ。

 引き出しが軽い力で開くのはもちろん、たっぷりしまえて、かつ取り出しやすいように内部は立体構造となっており、扉を傾けるだけで中が見渡せ、そのままの姿勢でラクに取り出せる。ラクに、スムーズに作業ができるキッチンで、料理の時間がもっと楽しくなる。そんな進化したキッチンを自宅にも取り入れてみたいものだ。

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