世界で40年以上にわたる開発・販売実績を誇る3Mのフルハーネス。日本の現場の声から生まれた新規格適合の日本専用型、誕生。

スリーエム ジャパンは今年2月、労働安全衛生法施行令の改正により、現場で着用義務化されるフルハーネス型の墜落制止用器具のラインアップに、4アイテムの新製品を追加する。その1つが、国内の現場の声を聞き、日本の高所作業に合わせて開発した「H型ベルト構造」導入モデル。欧米でのフルハーネス型墜落制止用器具の販売で40年以上の実績を持つ3Mが、日本の建築現場のニーズを追求し、さらなる安全対策に向けて開発した新製品だ。
  • vol.1 2月に労働安全衛生法が改正 高所作業でフルハーネス型安全帯の義務化へ
  • vol.2 世界で40年以上にわたる開発・販売実績を誇る3Mのフルハーネス。日本の現場の声から生まれた新規格適合の日本専用型、誕生。

国内の現場の声を活かした日本向け新製品「H 型ベルト構造」

 今回のラインアップの中でも、特に注目したいのが日本の高所作業環境への最適化を目的に新開発した「H型ベルト構造」を採用した、作業性に優れた「3M DBI-サラ エグゾフィット ライト フルハーネス」と、軽量モデルの「3M プロテクタ フルハーネス」の2モデルだ。

 上下運動や水平移動が多い現場では、足を動かすと上半身のベルトが追従し、腿ベルトが引っ張られる感覚が気になるという声がある。3Mのフルハーネスでは、引っ張られ感が抑制されるよう設計されているが、さらに改良を加えたのがH型だ。

 「ライト フルハーネスH型」は、安全対策で業界を牽引する向井建設株式会社(東京・千代田区)と意見交換を通して、日本モデルとして開発。「H型ベルト構造」の機能に加え、腰回りスペースを拡大することで、鳶職でニーズの強い道具ベルトの使いやすさを向上させた。同社の推奨品の1つとして採用されている。

H型とV型のベルト連結構造比較

既存ラインアップも、新規格に対応

 3Mは作業員を墜落事故防止から守るというコンセプトに基づき製品開発を行っている。それにより、今回新発売した4モデル以外の従来から発売されている製品群も、既に今回の法改正規格に必要な要件はすべて満たしているため、2022年以降も継続して使用することができる。

 「3M DBI-サラ エグゾフィット ネックス」「3M DBI-サラ エグゾフィット ライト」は新規格対応品として、墜落制止用器具へとラベル表記が変更される。

スタンダードモデル「3M プロテクタ」が新デザインに

 従来、赤いデザインで目を引いていたスタンダードモデルの「3M プロテクタ」は、日本のユーザーの好みに合わせて、黒のウェブに赤のステッチにデザインを一新した。

 これに伴い、赤色のプロテクタは販売を終了する。(これまで販売された赤色のプロテクタも新規格対応品として、2022年1月2日以降も使用可能)

作業・業務の特殊性に対応するアイテムの開発に継続的に取り組む3M

 墜落制止用具は作業によって求められる要件が変わるため作業の特殊性に応じたアイテムも追加する。

 まず、胸ベルトのフロントDリングを墜落制止用ランヤードや安全ブロックに接続し、はしご昇降時の墜落を防ぐ「ライト フルハーネス フロントDリング付き」を追加。

 続いて、柱上作業のワークポジショニング対応フルハーネスとして「プロテクタ フルハーネス ワークポジショニング用」も追加される予定だ。

世界中で墜落事故を防止する3Mのフルハーネス型墜落制止用器具 先進の6つの特長
4モデルから8モデルにラインアップが充実
vol.1 2月に労働安全衛生法が改正。高所作業でフルハーネス型安全帯の義務化へ
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