世界に150以上の拠点、子会社を擁する日本有数のグローバルな製造業であるHOYAグループ。その情報システムを支えてきたHOYAデジタルソリューションズが提供する「SafeNAVI(セーフナビ)」は、現場従業員の見守り支援サービスである。製造業の業務やプロセス、課題を知り尽くした同社が、現場の最重要課題のひとつである安全を支える仕組みを提供する。

過酷な現場環境から従業員を守る

日本の夏は暑い。今年の夏もまた多くの地点で猛暑日、熱帯夜が続いた。なかでも工場や建設現場など、いわゆる現場で働く人には夏は過酷な季節である。最近の工場の多くではエアコンが利いているが、広すぎたり機密性が低かったりすると、厳しい環境になることもある。ましてや屋外の工事現場などでは、命の危険すら感じる環境もある。

現場に潜む危険は気候だけではない。床にケーブルが這っていたり、様々な部材が積み上げられていたり、段差があったりと、転倒などから事故につながる要因は少なくない。整理整頓を心掛けていても、作業の都合上一時的に雑然としてしまうことはあるだろう。

このような中、作業員の健康を守り事故を防ぐため、一定時間での交代やこまめな水の摂取を促すなど様々な工夫が凝らされている。しかし、暑さなど環境への耐性は個人差が大きく、同じ環境でも平気な人がいる一方で、倒れそうになる人もいる。広い工場で多くの人が働いていると、全員の状態を確実に管理するのは難しい。

このような課題を解決するため、HOYAデジタルソリューションズが提供しているのが、見守り支援サービス「SafeNAVI」である。

生体データを収集し健康を見える化

「SafeNAVI」は、ウエアラブルデバイスを活用し、心拍数など従業員の生体データを収集して健康状態を見える化。転倒も検知できるので、万一の際も異常を迅速に発見できる。気温や湿度などの環境データを同時に収集し突き合わせて判定することもでき、より精度の高い見える化が実現する。GPS機能も備えているので、危険なエリアに間違って入ってしまったような場合もすぐに把握可能だ。

HOYAデジタルソリューションズは様々なデバイスメーカーとコラボレーションをしているので、ウエアラブルデバイスは目的や予算に合わせて最適なデバイスを提案。データはすべてクラウドで管理されるので、導入も比較的容易だ。クラウドへデータを送信する際のゲートウェイ機器とデバイスとの通信は、Bluetooth、LoRaWAN(※)から選択可能。対象エリアの広さや使い方に合わせて最適な方式を提案する。

※LPWA(Low Power,Wide Area)と呼ばれるIoT向け無線通信技術の代表格である「LoRa」を用いたネットワーク。少ない消費電力で広いエリアをカバーできる。

サービス利用者向けのスマートフォンアプリも用意。健康データを本人にフィードバックすることで、健康増進に対するモチベーションアップにもつながる。また、データは蓄積することでビッグデータとして解析可能に。AIで解析することで、将来のリスクを予測したり、リスクに対する予防策を検討できるようになる。

効率化も生産性向上も、安全な就労環境があってこそ。「SafeNAVI」はその実現に威力を発揮する。

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HOYAデジタルソリューションズ株式会社

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