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日経BP総研 監修 経営力向上ラボ SMB TODAY いま押さえたい経営力向上の鉄則【開業・移転・増置編(鉄則1)】

日経BP総研 監修 経営力向上ラボ 事例研究編 小さな組織が生き抜く経営のヒントSMB TODAY いま押さえたい経営力向上の鉄則【開業・移転・増置編(鉄則1)】

中小企業の経営力向上には、絶対に押さえておきたいポイントがあります。これまで経営力向上ラボ「事例研究編」では、多様な事例から経営力向上に資するポイントを紹介してきました。これらの事例と、姉妹サイトである経営力向上ラボの中から、「開業・移転・増置」に関して“いま”絶対に押さえておくべき鉄則を、日経BP総研 主席研究員の杉山 俊幸が解説します。

鉄則1
繁盛店にはスタッフが休める仕組みがある

 開業・移転・増置に伴い、店舗運営で課題が生じることがあります。第1に、よほど特殊な業態でない限り、人手が要ります。新たに採用したり、別の店舗から異動させたりして、人手を確保します。人手不足の時代ですから、いきなり高いハードルが待っています。

 第2に、開業・移転・増置して顧客が急激に増えた場合、うれしい悲鳴ではありますが、忙しすぎて運営がパンクするケースがあります。運営が回らず顧客サービスの質が落ちれば、リピーターがどんどん減っていきます。

 2つの問題を解決するにはどうすればよいでしょうか。キーワードは「スタッフが休める店舗」。そのために有効な対策がICTの活用です。ICTの導入によって店舗運営を効率化し、スタッフが休める仕組みづくりが実現すれば、採用活動は楽になり、繁忙期でもサービスレベルを維持できるようになります。

 実際にICT導入で仕組みづくりに成功した事例を見てみましょう。

参考事例「株式会社NATTY SWANKY」

長時間労働が常態化している飲食業において、2018年に「働きがいのある会社」ランキングでベストカンパニーの一つに選ばれたのが株式会社NATTY SWANKYです。餃子を食べながらお酒を飲める店として、女性や外国人にも人気の「ダンダダン酒場」を運営しています。

しかし、営業が終わってから翌日のランチの仕込みにかかると、毎日徹夜続きになっていました。その場しのぎに限界を感じた井石裕二社長は、店舗数増加と効率化を両立させるためにある決断をしたのです。

杉山 俊幸
日経BP総研 主席研究員
杉山 俊幸

事例記事、関連記事をご覧いただけましたでしょうか。開業・移転・増置の鉄則1のポイントは「働き方改革」でした。

鉄則1
繁盛店にはスタッフが休める仕組みがある

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