GIGAスクール構想実現の鍵はネットワーク管理 管理負荷もコストも低減、さらに強固なセキュリティチェックも両立

学校における高速大容量ネットワーク環境の整備と、特に義務教育段階にある全学年の児童一人ひとりへの端末配布を目標とした「GIGAスクール構想」。一方で、その取り組みを進めようとする学校現場には、ICT環境の運用管理負荷、セキュリティなど問題が突き付けられている。そこでこれまでとは比較にならないほど重要となるのがネットワーク環境だ。シスコシステムズの提供する「Cisco Meraki」は、ネットワークと端末を可視性に優れたダッシュボード上で統合管理できる仕組みを中心に、問題となる課題をさまざまに解消する。

GIGAスクール構想で
学校現場が直面する4つの課題

シスコシステムズ合同会社 Cisco Meraki ジャパンカントリーリード 山移 雄悟氏
シスコシステムズ合同会社 Cisco Meraki ジャパンカントリーリード 山移 雄悟

「GIGAスクール構想への準備が進む教育現場ですが、実現するには、いくつかの解決しなければならない課題というものが存在します」と指摘するのは、シスコシステムズの山移雄悟氏だ。さらにその課題となる4つのポイントをあげる。

1つめのポイントは「管理者不足」である。言うまでもなくGIGAスクール構想では、これまで学校の現場が利用していたものとは比較にならない規模のICT環境の導入が必要となる。そこで浮上してくるのが、誰がその運用管理に当たるかという問題だ。「限られた担当者だけで各学校のネットワークを継続的に管理し、不具合時に即座に対応することは難しく、各学校にICTに精通した先生方がいらっしゃるわけでもありません」と山移氏は言う。

2つめは「短期間構築」だ。文部科学省ではGIGAスクール構想に則った学校でのネットワーク、端末の整備、それぞれに対して補助金の創設を予定している。そのため学校側での施策を補助金事業として実施するには、所定の期限内に完了させる必要がある。つまり、短期間での導入完了がカギとなるわけだ。

3つめは「セキュリティ」である。情報漏洩などのセキュリティリスクから端末やシステムを守ることはもちろん、児童・生徒に授業とは関係のないアプリケーションにアクセスさせない仕組みを整えるのも、ある意味セキュリティ上の課題だ。

そして4つめが「コスト」。なるべく補助金を有効に活用して、初期コストを最小限に抑えながら、導入、運用にかかわる運用コストを最小化し、いかに効果を上げていくかが重要なテーマとなる。

「GIGAスクール構想」に向けて学校の現場が直面するこれらの問題を、『Simplicity』の設計思想に基づいてトータルに解決するのが『Cisco Meraki』です」と山移氏は紹介する。

1人1台端末ではクラス全生徒、多数の接続が集中するため、無線LANには高い性能が求められる。またMerakiでは認証サーバーが不要でデフォルトで認証システムを利用することも可能だ

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可視性に優れた管理画面で
直感的かつ簡便な運用を実現

シスコシステムズ合同会社 Cisco Meraki Cloud Networking Group シニアSEマネージャー 中川 雅之氏
シスコシステムズ合同会社 Cisco Meraki Cloud Networking Group シニアSEマネージャー 中川 雅之

まず「管理者不足」の問題だが、Merakiでは、学校のネットワーク環境やそれに接続された端末をクラウド上から統合的に管理できる。直感的なデザインの管理画面は、ネットワーク、デバイスなどの情報が分かりやすく可視化され、必要なアクションを簡単に行える。そのため、運用を受け持つ担当者は、遠隔地からでもタイムリーに最適化や不具合時の原因究明が行えるのだ。もちろん現場の先生方にも状況把握や各種対応のための権限を付与することができる。

具体的には、ネットワーク内のMerakiに接続するすべての端末がどのデバイスに接続し、そこでどういうアプリケーションが動き、どれだけの通信量が発生しているかなどが管理画面上に可視化される。「仮にある生徒の端末がつながらないなどの不具合が発生した際にも、どこで問題が発生し、その影響範囲がどの程度かといった情報が管理画面上に示されます。これにより原因究明および必要な対処を速やかに実施することができます」とシスコシステムズの中川雅之氏は説明する。

また「短期間構築」に対してもMerakiのクラウドベースのソリューションが貢献する。設定情報はクラウド上で管理するためアクセスポイントやスイッチ、ルーターなど現場機器に対して設定作業を行う必要はなく、管理画面上から設定を行えば、あとは機器をつなぐだけという簡単さだ。

Merakiのダッシュボードは分かりやすくビジュアライズされており、直観的に操作が可能

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一人ひとりを認証して
無線LAN環境のセキュリティを担保

次に、「セキュリティ」についてだが、Merakiでは各機器のファームウエアのアップデートも自動化されており、常に安全・安心なネットワーク環境を維持できる。

また、ネットワークアクセスへの認証もこれまで以上に考えていかなければいけない。セキュアな認証となると、通常であれば別途サーバーを設置し、大掛かりな管理が必要になるがMerakiではクラウド内で簡単かつ厳格に実施することができる。しかも生徒側への負担もない。例えば、Chromebookを端末に用いるケースでは、生徒一人ひとりに割り当てたGoogleアカウントのユーザー名、パスワードにより、教育機関向けサービスであるG Suite for Educationへの認証を行うことになるが、Merakiではそのとき同時に無線LAN接続に関する認証もあわせて行えるような仕組みも提供している。iPadなどアップル製のデバイスを端末に利用する際にも、MerakiのMDM証明書認証によって無線LANへの接続が可能となるのだ。

「これまで学校の無線LAN環境では、生徒や先生方が単一のパスワードを使って接続を行うという、非常にリスクの高い運用がなされてきました。その都度削除する手間が発生するほか、万一消し忘れた際には卒業生すら無線LANに接続できる危険性がありました。Merakiではこの新しい認証のアプローチによりそうした問題を解消。セキュリティを担保しているわけです」と中川氏は強調する。

さらに、児童にとって好ましくないアプリへのアクセス制限も容易に行えるという。

最後に「コスト」の問題だが、この点においてもMerakiを利用する意義は大きい。
学校以外に設置される機器に関しては補助金対象外になっているが、前出のようにMerakiでは認証サーバーが不要になる。またシスコシステムズではMerakiについて文教向けの特別価格を設定(※1)。今ならより廉価での入手が可能だ。GIGAスクール構想で学校現場が直面する4つの課題をMerakiは見事に解決するといっていい。

「無線LAN MR46」キット。水平器もついていて、すぐに設置が可能だ

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