1日1テーマでこれからのデジタル課題が分かる DIGITAL Foresight 2020-2021 Winter Review 1日1テーマでこれからのデジタル課題が分かる DIGITAL Foresight 2020-2021 Winter Review

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  • ノーコード/アステリア

現場のDXに注目!
課題解決のカギは
モバイルアプリ活用にあった

店舗や倉庫などの現場には紙ベースの業務が多く残っている。デジタル化による改善余地は大きく、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められている。こうした課題を解決するため、アステリアはノーコードでモバイルアプリを作成するツール「Platio(プラティオ)」を提供している。豊富なテンプレートがあり、プログラミング知識がなくても数日で業務用のモバイルアプリを作成できる。

多くの現場に残る紙のプロセス
モバイル活用による改善余地は大きい

平野 洋一郎 氏
アステリア株式会社
代表取締役社長/CEO
平野 洋一郎 氏

大和田 DXの必要性への認識は高まっていますが、思うように進んでいない企業が多いようです。

平野 全社でDXに取り組む上で、欠かせないのが現場のDXです。デジタル化の取り組みにおいて、現場の視点は置き去りにされがち。企業のDXを進めるためには、現場で収集するデータが欠かせません。その意味でも、まずは現場のDXに注目する必要があると思います。

大和田 現場というのは具体的にどのような場所ですか。

平野 店舗や倉庫、運輸、建設などの分野におけるフィールドワークの場です。そこではPCを使えるとは限りません。スマホなどモバイル活用が前提です。私たちは現場DXを、デジタル化とプロセス改善の両方を実現するものと定義しています。現状、現場では紙ベースの仕事が多く残っています。紙にメモした後、PCがある事務所に戻ってExcelに入力するといった業務も多い。デジタルやモバイルを活用すれば、こうしたプロセスの改善余地は大きいと思います。

大和田 最近は、チャットなどのツールをフィールドワークで活用する企業も増えています。

平野 チャットやメールでは情報が次々に流れていくので、蓄積して活用しにくい。また、非構造化データなので分析にはあまり適していません。チャットのテキストをExcelなどに転記して集計し、傾向などを見ようとしている企業もありますが、これでは余計な手間がかかってしまいます。

ノーコードだから専門知識は不要
モバイルアプリを数日で作成できる

大和田 現場の課題解決や効率化に向けて、アステリアはどのような提案をしているのでしょうか。

平野 当社はノーコードでモバイルアプリを作成できるツール「Platio」を提供し、現場のDX推進をサポートしています。倉庫棚卸しや営業日報、工場改善レポートなど多様なテンプレートを用意しており、この中から業務に適したものを選んで活用することで、プログラミング知識がなくても簡単に業務用のモバイルアプリを作成できます。テンプレートの種類は約120で、今も増え続けています。

大和田 素早くモバイルアプリを開発できそうですね。

平野 Platioを導入したお客様は、ほぼ3日以内に作成して現場で活用しています。また、使いながら改善点を見つけ、すぐに改修できます。クラウドと組み合わせたツールなので、ある現場の成功事例の横展開も簡単です。ビジネスニーズに応じて拡張できるだけでなく、全社的なITガバナンスを利かせることもできます。

大和田 Platioの導入事例を教えてください。

平野 京セラ様はPlatioを活用して棚卸しアプリを1日で作成、倉庫の在庫管理業務を大幅に効率化しました。以前は、巨大な倉庫内を歩いて在庫をチェックし、事務所に戻ってPCでExcelに入力していたそうです。モバイルアプリなら、歩きながら入力できます。入力のためだけに事務所に戻る必要がないので、コロナ禍で気になる人との接触もかなり減らせたと聞いています。

※講演の一部をOn-Demand形式で視聴いただけます。

初期費用ゼロ、月額2万円から
現場主導で定着しやすく

平野 もう1つ、百貨店の松屋様は衛生管理アプリを2日で作成、売り場の衛生管理状況の確認・指示などに活用しています。京セラ様、松屋様とも現場の意見を基にモバイルアプリをつくり、日常的に改善を繰り返しています。

大和田 現場主導の取り組みなので定着しやすく改善もしやすいのでしょうね。それにしても、数日で新サービスをリリースできるというスピードには驚きです。ところでPlatioは中小企業などでも活用されているのでしょうか。

平野 中小企業や地方自治体などのお客様も増えています。おそらく、価格の安さも採用の理由の1つでしょう。Platioは初期費用ゼロ、月額2万円から利用できます。現場のDXを本格化するためには、現場の裁量で導入できるツールでなければなりません。

大和田 現場DXを推進する上でのポイントは何でしょう。

平野 第1にモバイル活用は必須の条件です。第2に現場の判断で導入できるコスト感も重要。第3にスピード感を持って、現場で日々改善できるようなツールが求められています。これらをすべて満たすのがPlatioです。

Platioが用意する豊富なテンプレートの一例
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Platioが用意する豊富なテンプレートの一例
フィールドワークに特化したテンプレートは約120種類。昨年、コロナ禍を受けて「検温レポート」テンプレートが追加された。時代のニーズに合わせて新しいテンプレートが随時リリースされる

アステリア株式会社

https://www.asteria.com/jp/


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