教育とICT OnlineSpecial

見落としがちな「アカウント管理」の煩わしさにも対応 導入から活用まで教育のICT化を徹底サポートするdynabook「GIGAスクールパッケージ」

コロナ禍という不測の事態を受け、加速化が求められるGIGAスクール構想への対応。しかし、課題は1人1台PCの導入、ICT環境の整備だけではない。その後の活用を見据えた対応が必要になる。そうしたなか、Dynabookはどのようなソリューションを提供していくのか。同社・文教営業部部長の植林冬樹氏とFS技術部部長の野崎和宏氏に話を聞いた。

ICT環境整備はこれから本格化
便利なアプリで協働学習をサポート

Dynabook株式会社 国内B2B営業本部 文教営業部 部長 植林冬樹 氏 Dynabook株式会社
国内B2B営業本部 文教営業部 部長
植林冬樹

Dynabook株式会社 国内サービス事業本部 FS技術部 部長 野崎和宏 氏 Dynabook株式会社
国内サービス事業本部 FS技術部 部長
野崎和宏

中野 GIGAスクール構想が本格的にスタートし、各教育現場では今、手探りでICT化を進めている状況です。

植林 弊社は、独自の製品・サービスをご提供して、多くの自治体様や教育機関様と共に教育のICT化に取り組んでいます。その1つが、GIGAスクール構想が目指す教育のクラウド化をサポートする「dynabook GIGAスクールパッケージ」です。端末である「dynabook K50」にオリジナルアプリと端末管理ツールを搭載した「基本パッケージ」の「dynabook K50 GIGAパック」に加えて、初期アカウント設定、PC導入、運用管理をサポートする「dynabook GIGA構築支援メニュー」などの「応用パッケージ」を用意しています。

中野 これから1人1台のPC環境の整備が進むと、学校での学びも今までとは変わっていきそうです。

植林 児童生徒1人ひとりがICTを活用することで、児童生徒自身が考え、主体的に学ぶ機会が増えていくと思われます。弊社の端末「dynabook K50」の強みの1つは、学びをサポートする各種アプリが充実していることです。児童生徒たちがそれらをどう使いこなしてくれるか、私たちの楽しみでもあります。

中野 具体的には、どのようなアプリをバンドルしているのですか。

植林 カメラ撮影とQRコード読取機能を搭載した「TruCapture」、グループでの話し合いを録音し、自動的に話者を識別・分類して再生できる「TruRecorder」、そしてペン入力もできる「TruNote」など、オリジナルアプリの「TruNoteシリーズ」を搭載しています。

文字や絵も自由自在。本物のノートのように、ひらめきや気づきをペンで書きとめることができる「TruNote」 文字や絵も自由自在。本物のノートのように、ひらめきや気づきをペンで書きとめることができる「TruNote」

 特にノート機能にこだわったのが「TruNote」で、専業メーカーと共同開発したデジタルペンは書き心地抜群。紙に書く感覚で違和感なく使っていただけると自負しています。協働学習を想定して5人まで無線LAN環境なしでデータ共有できる「TruNote Share」、Wi-Fi経由で40人まで接続して、先生から教材の配布・回収や全員の画面を一覧表示できる「TruNote Classroom」も用意しています。後者は別売品ですが、2021年3月までに導入されるお客様には無償で提供します。

導入後に直面する「煩わしさ」
アカウント管理も考慮して選択を

株式会社日経BP コンシューマーメディア局長補佐 日経パソコン発行人 中野淳 株式会社日経BP
コンシューマーメディア局長補佐
日経パソコン発行人
中野淳

中野 GIGAスクール構想が動き出し、多くのメーカーが学習用PCを自治体や教育機関に提案しています。

植林 弊社はあくまでもハードメーカーですので、メーカーならではの視点から教育現場を支援していきたいと考えています。なかでも重要視しているのが、導入後のサポートです。ICT活用に関する先生方の煩わしさをいかに解消し、教育に専念していただくか。その大きなポイントの1つがアカウント管理です。今後は端末を1台ずつ識別する必要が出てくるので、その手間を軽減するアカウント管理ツールも提供していきます。

中野 教育の現場では、アカウント管理という業務が発生することに気づいていない教職員が多いのではないでしょうか。

植林 先生方はPCを導入するのに手一杯で、その後のアカウント管理にまで気が回っていらっしゃらないようです。また、それについて提案する業者さんも少ないようです。

 今回のGIGAスクール構想のポイントは、個別にサーバーを用意するのではなく、教育委員会ごとに児童生徒のデータをクラウド化することです。例えば、「Microsoft 365 Education GIGA Promo」を使うのであれば、クラウドベースの認証サービスである「Azure Active Directory」に児童生徒1人ひとりのアカウントを登録しなければなりません。教育委員会は市区町村ごとにあるので、児童生徒数は数千から数万人。それを1人ずつ登録するのはきわめて煩わしく、管理する先生方に大きな負担がかかります。

野崎 1人1台のPC体制でも、各人が個人学習に使うだけなら、IDを発行するだけで事足ります。しかし実際には、グループで協働学習することもあるし、個別にコミュニケーションを取り合うこともあります。そうすると単にIDだけでなく、氏名・学校名・クラス名など、多くのデータを紐付けしなければなりません。しかもそのデータは、進級や転入転出ごとに更新する必要があります。

植林 そこでDynabookでは、現場の先生方でも簡単にアカウント管理できるツールを安価で提供することにしました。それが「dynaSchool Account Manager」で、GIGAスクール構想の実現に不可欠なツールだと考えています。

中野 教育委員会や教育機関の担当者は、導入後のアカウント管理でどのような作業が発生するのかを、事前に把握しておくことが必要ですね。

簡単管理で教育効果をアップ
「アカウント管理ツール」を提供

Excelベースでアカウント管理できるので簡単・便利

中野 アカウント管理ツールは、具体的にどのように使うのでしょう。

野崎 アカウント管理は、クラウド上の「Azure Active Directory」管理ポータルにアクセスして行います。1つの教育委員会が管理する全学校・全生徒の氏名が一覧で表示されるので、大きな自治体であれば数万人分になります。このデータから、例えば協働学習でTeamsに参加するメンバーをピックアップしようと思うと、大変な時間と労力がかかります。そこで弊社の管理ツールを開くと、Excelベースの直感的でわかりやすい表組画面に切り替わるので、この検索条件欄に学校名・学年・組などを入力して「ユーザー読み込み」をクリックすれば、条件に適合する全児童生徒がすぐに表示されます。アカウント登録だけならCSVファイルで一括でできますが、Teamsなどのメンバーをグループ化する場合、どうしても手作業になります。それを使い慣れたExcelファイルで入力したり、検索したりすることができれば、大変な省力化になります。

植林 このツールはもともと弊社の「GIGA構築支援メニュー」に含まれていたものです。しかし、システム構築後にアカウント管理の煩雑さに改めて気づき、「アカウント管理ツールだけほしい」というSIerからの要望が意外に多い。そこで10月からツール単体でも販売することにしました。現場の先生方の負担を減らすことで、ICT化を加速する一助になれば幸いです。

中野 1人1台PCを効果的に活用するには、端末を導入するだけでなく、端末の適切な管理や運用が必要です。そのための情報収集も、ICT活用教育のポイントと言えそうです。

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Dynabook株式会社

mail:bunkyo@dynabook.com 
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