サポート終了が迫る Microsoft Dynamics AX (※)ユーザーにとって、システム移行は喫緊の課題。最も有力な選択肢は既存資産の活用やユーザビリティの一貫性などが見込める Microsoft Dynamics 365 へのアップグレードだが、アプローチや方法を間違うとアップグレードの効果が得られない、多大な時間や費用がかかるといった事態を招きかねない。そうならないために、 Dynamics 365 へのアップグレードのポイントを整理しよう。

※:Microsoft Dynamics AX 2009/2012 R2のメインストリームサポートは既に終了し、延長サポートも2021年10月に終了予定。AX 2012 R3についてもメインストリームサポートが21年10月、延長サポートが23年1月終了予定。

変化に対応できDXも実現

クラウドサービスの Dynamics 365 は、導入が比較的容易で、自社でシステムを管理する必要がなくなり、常に最新の機能を利用できる。従来のオンプレミスのERPが構築・導入に多くの手間や時間がかかり、運用にも多くのリソースを割く必要があったのとは大きく異なる。ビジネス環境の変化が激しくデジタルトランスフォーメーション(DX)が急務となる今日、導入にも機能拡張にも多大な時間と費用、負荷がかかるオンプレミスのERPは、既に時代遅れとなりつつある。もちろんセキュリティの観点から、 Dynamics AX を使い続けるという選択肢は避けるべきだ。

具体的なアップデートアプローチは大きく分けて3つ。1つ目は、現状のまま移行する「テクニカルアップグレード」。素早い移行が可能だが、新機能が利用できないので単なるプラットフォームの変更になりかねない。2つ目は Dynamics365 で新たにビジネスプロセスを定義する「再実装」。現状のビジネスに最も適合させやすいが、詳細な分析と設計が必要となり、かなりの時間や費用がかかってしまう。3つ目は新機能を活用しながら既存のカスタマイズも必要に応じて移行させる「ハイブリッド」。前述の2つの方法のいいとこどりができ、効率のよい移行が実現する。

Dynamics にも業務にも精通

ハイブリッドアップグレードを行う際、まず重要なのが現状の評価・分析から具体的な移行方法を設計する企画部分だ。ここを的確に行うためには、 Dynamics に関する高度な知識があり、業務内容にも精通している必要がある。

HOYAデジタルソリューションズは、日本有数のグローバル製造業HOYA株式会社の情報システム部門に端を発し、特に製造業に関する高い知見とノウハウを持つ。 Microsoft Dynamics に関しても多くの企業の導入を支援してきた。企画に関しては、「ERP情報化企画サービス」や「 Dynamics 365 の機能検証サービス」をメニュー化しており、比較的短期間、低コストで実施可能だ。

移行段階になると365向けにコードを自動変換する移行ツールが不可欠となる。HOYAデジタルソリューションズは、Dynamics の開発・導入に関する豊富な専門知識を持つインドのソナタ社との業務提携により、同社の「Sonata Dynamics 365 コード移行ツール」をサポート。これを利用することで、移行に際し大幅な工数削減が可能になる。さらに、製造業の業務プロセスに特化した「組立加工系生産管理テンプレート」、「修理業務テンプレート」など、Dynamics 365 の各種テンプレートも用意。必要に応じて活用することで迅速な開発が実現する。

失敗できない基幹業務のアップグレードだけに、間違いのないアプローチと方法で移行を成功させてほしい。

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