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人工知能サミット2019

review

AI活用は、ブームからいよいよ本格普及期へ

日本IBM

本格普及期におけるAIとは
- IBM WatsonでAIのビジネス活用に
どう取り組むか

ビジネスのためのAIプラットフォームである「IBM Watson」の導入企業は、その機能性や活用領域を拡張させている。楽天における導入事例を交えて、AI活用を成功させるためのポイントが紹介された。

機能の高度化や複数チャネルへの展開 Watsonの適用領域は拡張している

楽天 グローバルデータ統括部 データサイエンス・AI部 カスタマーサポート&Bot AI課 シニアマネージャー 鈴木 直志 氏

楽天

グローバルデータ統括部
データサイエンス・AI部
カスタマーサポート&Bot AI課
シニアマネージャー

鈴木 直志

 日本IBMが「IBM Watson」の日本語版サービスを投入した2016年2月から4年弱の間に、Watsonを活用したシステムが日本企業に広く浸透している。かつてスモールスタートでAI活用を始めた企業も、AI機能を高度なものへと進化させたり、複数チャネルへ展開しAIの適用領域を拡張させたりと、AI活用を次の章へと進めている。

 楽天も、AI活用を進化、拡張させ続けている企業の一つだ。同社がAIで取り組むのは、お客様といつでもどこでも対話をできるようにして顧客満足度を向上させることである。2017年には「楽天AIプラットフォーム」を構築し、楽天グループの各種サービスにおいて、顧客との対話のためのAIソリューションの導入を加速的に進めている。

 チャットボットの楽天会員IDや楽天スーパーポイントとの連携や、Webやモバイルなど各種UIへの展開、CRMとの連携など、機能やチャネルを進化させている。楽天の鈴木氏は「約2年間で80以上のチャットボットをリリースしました。対顧客のB2Cに加え、出店者向けのB2B、社内利用のB2Eなど適用領域も拡大しています。さらなる展開も検討しています」と語る。

顧客のAIスケールを支援するIBM Data and AI 製品・サービス

顧客のAIスケールを支援するIBM Data and AI 製品・サービス

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AI活用を阻む障壁の克服のためデータと分析の基盤を整備し支援

日本IBM Data and AI事業部Watson Data and AI営業部長 宮坂 真弓 氏

日本IBM

Data and AI事業部
Watson Data and AI営業部長

宮坂 真弓

 楽天のような企業がある一方で、AIの高度活用に進めない企業も多い。日本IBMの宮坂氏は「AIプロジェクトの本格活用へと進めないケースの大半は、AIモデル自体に起因するのではなく、データ基盤整備と組織化不足によるものです」と指摘する。

 こうした障壁を克服するために、IBMではデータとAI活用のための製品・サービスを拡充。本格展開を見据えたAI活用のために企業に不可欠な情報アーキテクチャーとして、データプラットフォームを推奨する。これは、データ分析やAI活用プロジェクトの8割の工数がかかるといわれるデータ準備を効率化するソリューションである。また、データサイエンティストのみならずデータの利用者が、データ分析やモデル構築をしたり、モデルの高度化や追加学習のための継続的学習サイクルを迅速に回すための基盤でもある。宮坂氏は「データやAIモデルを作る場所に依存せず、誰でも試行錯誤や継続学習ができる環境が、AI活用の本格化を促進します」と語る。

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