立命館小学校は2006年の開校以来、「確かな学力を育てる教育」「真の国際人を育てる教育」「豊かな感性を育む教育」「高い倫理観と自立心を養う教育」という4つの柱に基づき、人として生きていくうえでの基礎基本の習得を徹底して行っています。そして、この教育を支えるための手段として、ICT教育の取り組みを進めてきました。

同校は2012年というかなり早い段階から、小学4年生と5年生の全員を対象に Surface を導入。今では Surface Go でマインクラフトを活用した先進的な取り組みが海外でも注目を浴びるなど、日本のICT教育を先導しています。また、さらなる教育ICT環境の充実を目指し、Surface Go の後継機種である Surface Go 2 を3、4年生向けに導入することをご決定いただきました。

政府主導でGIGAスクール構想が推し進められる今、新型コロナウイルス感染症の影響により、日本中の学校が休校を余儀なくされるという未曽有の事態に直面しています。そのような状況下においても、同校は教育理念に基づき、独自のオンライン授業を展開し、効果的な学びを実践しています。

「今も10年後も最先端」、
Microsoft Office をICT教育のインフラに

学校法人立命館 立命館小学校
英語科 教諭 / ICT教育部長
正頭英和 氏

立命館小学校は開校当時より、電子黒板をはじめとした設備やロボティクス科のプログラミング教育など、先進的なICT教育の取り組みを実践しています。その中心的人物といえるのが、立命館小学校 英語科教諭 兼 ICT教育部長を務め、教育のノーベル賞とも言われる「Global Teacher Prize 2019」のトップ10ファイナリストに日本人教員で唯一選出された正頭英和氏です。

同校では、2012年ごろから「将来、生徒1人がPC1台を持つ時代がやってくる」と考え、どのように推進していくのかを教員全員で議論してきたと正頭氏は話します。

「議題となった『いまも最新・最先端で、かつ10年後も最新・最先端のものはなんだろう?』という、ある種矛盾した問いに対する私たちの答えが、“Microsoft Office” でした。テクノロジーの変化を予測するのは困難ですが、将来子どもたちが社会に出たときに1番必要なスキルが、 Word や Excel、PowerPoint であることは明白です。これらを早くから使えるようになることが、ICT教育における “インフラ” になると私たちは考えたのです」(正頭氏)

ICT教育が黎明期であった2012年、立命館小学校が出発点として選んだのが Microsoft Office アプリケーションでした。それらを授業に取り入れるため、高学年の生徒に1人1台提供するデバイスとして Surface RT の導入を決定しました。Surface を選択した理由について、正頭氏はこのように述べます。

「最初から『Surface を選んだ』わけではなく、10年後も最先端で生かせるスキルとして Word、Excel、PowerPoint があり、それらのソフトウェアを活用できるデバイスとして自然と Surface が候補として上がったという感覚です。当時は他社のタブレット端末が流行していましたが、子どもたちの将来にとって Microsoft Office を使えることが必要と考え、最も親和性の高い Surface を選択したのです」(正頭氏)

Surface 導入後に、1年間だけ別のPCの導入を試みた同校でしたが、故障が多く、ネットワーク接続でもトラブルが相次いでしまうという問題が発生しました。修理対応にもかなりの時間を要したと正頭氏は当時を振り返ります。

「故障が多い上に修理対応にも時間がかかり、2か月待たされたあとに『修理できません』と言われてしまうようなこともありました。職員の間では「魔の1年」と呼ばれているほどです」(正頭氏)

この経験を踏まえ、以降の生徒用PCを頑丈でサポート対応の早い Surface に統一した立命館小学校。正頭氏はデバイスを”投資”と表現します。

「どのようなPCでも、ICTという観点で見れば十分に効果的だと思いますが、教員である私たちは、あくまで『教科を教える』という本質の中にPCを取り込まなくてはいけません。たとえば、国語の授業であれば、ICTを取り入れることで漢字の学習がおろそかになっては本末転倒です。故障が多かったり、対応に時間がかかったりしていては学びが止まってしまいます。Surface は基本スペックが高く、素早くアフターフォローを行ってくれるので、学びが止まらない。この点が大きな決めてとなりました」(正頭氏)

こうして2013年、生徒1人に1台の Surface が導入され、現在に至る同校のICT教育が本格的にスタートしたのです。

教室の机の上や通学など、
「子どもの利用」を第一に考え Surface Go を選択

2013年度に「Surface RT」、その後に「Surface Pro」 の導入を経て、2019年度に生徒用PCとして「Surface Go」を採用。2020年度の生徒用PCにも後継機である「Surface Go 2」の導入を決定しました。教職員には Surface Book 2 を配布しています。

Surface Go を選択した理由について正頭氏に伺うと、「子どもたちのPCの使い方」がありありと浮かんできます。

「本校では『PCを文房具にしよう』という言葉を使っています。たとえば生徒はコンパスを常に筆箱の中に入れて持ち歩いていますが、国語の授業では使わないし、数学でも単元によっては使いません。それでも子どもは毎日持ち歩いている。必要なときはコンパスを使って早く綺麗に、正確な円が描ける。これと同じ感覚でPCを持ち歩き、利用することを立命館小学校は目指したのです」

PCを文房具のひとつと捉え、毎日持ち歩くものとした場合、サイズや重量、また堅牢性といったハードウェア面が重要であると正頭氏は言及します。

子どもたちにとっての文房具である Surface Go。タッチもペンもタイピングも、使い方は子どもが選択

「画面は当然大きいほうが見やすいのですが、教室の机の面積は決まっています。PCはあくまでペンやノートと同じ文房具であり、机の上に広げて使える大きさでなくてはなりません。Surface Go はサイズがコンパクトなので教室内での利用にも最適です。また、本校は私立のため、遠方から通学する子もいます。通学で持ち歩く際の負担を減らすことができる”軽さ”も必要な要件でした。これから導入する Surface Go 2 は、本体は同じサイズでベゼルが狭くなり、画面サイズが大きくなっています。性能も向上しているので、より我々の望む文房具に近づいたと思います」(正頭氏)

子どもたちは、大人とは異なる使い方をするばかりでなく、どうしても扱いが荒くなってしまうこともある、と正頭氏。生徒が使うPCにとって、堅牢性と故障対応の時間はとても重要な要素であると述べました。

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