2020年春、ついに5Gの商用サービスが始まる。開始を目前に控え、NTTドコモでは5Gがもたらす効果と未来を示すビッグイベント「DOCOMO Open House 2020」を開催した。NTTドコモ・ベンチャーズは事業創出ゾーンに参加。新たなサービスやソリューションに込めた思いとは。
 2020年春、ついに5Gの商用サービスが始まる。開始を目前に控え、NTTドコモでは5Gがもたらす効果と未来を示すビッグイベント「DOCOMO Open House 2020」を開催した。NTTドコモ・ベンチャーズは事業創出ゾーンに参加。新たなサービスやソリューションに込めた思いとは。

 2020年1月23、24の両日、東京ビッグサイト(青海展示棟)にて「DOCOMO Open House 2020」が開催された。“ようこそ、5Gリアルワールドへ。そしてその先へ”をテーマに掲げ、NTTドコモによる最新技術やパートナーとのオープンなコラボレーションが大集結した。

 会場はAホール、Bホールにわかれ、前者をAI、IoT、モビリティなどの次世代テクノロジー、後者を5Gソリューションを軸とした構成。さらにAホールの事業創出ゾーンには、NTTドコモ・ベンチャーズが出資したり、活動支援を行ったりしている企業が多数含まれ、イベント期間中もスタッフが総出でスタートアップを守り立てた。

会場を一緒に回ったモデルの海凪(みなぎ)よちさん。事業創出ゾーン前にて

 事業創出ゾーンはStartUP、BringUP、BuildUPと3つのエリアから成り、合計58ものブースが出展した。例えばBuildUPエリアはSHOP、SCHOOL、FACILITY、OFFICEという4つのテーマ別に模擬スペースを設置し、そこに実際のソリューションを展示。これにより、来場者が“少し先の未来”を想像しやすくなる工夫を凝らしていた。

合計58ブースが出展した事業創出ゾーン

事業創出ゾーンに設置されたSHOPのスペース。内装はコンビニ風となっており、実際の商品も置かれている。そのため、どのようなITソリューションなのかがダイレクトに伝わる

 BringUPエリアでは、NTTドコモ・ベンチャーズが出資した海外の有望ベンチャーらが出展した。その1つ、米サンフランシスコの「Tellus You Care(以下テラス)」は、非接触ながら心拍、呼吸といった生体データを計測できる小型センサー技術を開発。2019年8月には、神戸市、NTTドコモと共同で、神戸市の特別養護老人ホームにおいて見守りの実証実験を行った。

自社開発のセンサーを持つテラスのスタッフ。以前よりさらに小型化に成功した

センサーを用いて見守りを行うイメージ。ディスプレイに生体データの変化がリアルタイムで示される

 英会話をリアルタイムで書き起こすサービス「Otter」を提供するAIsenseのブースには人だかりができていた。米シリコンバレー拠点の音声認識AIに強みを持つスタートアップで、日本での本格的な展開をにらみ、2019年12月にNTTドコモ・ベンチャーズが出資。また、NTTドコモ、みらい翻訳の3社で連携し、新規サービス開発に取り組んでいく。

英会話リアルタイム書き起こしサービス、Otterの機能を説明するスタッフ

 事業創出ゾーン以外にも多くの見どころがあった。先のCES 2020でソニーがコンセプトカーを発表し、2020年代はモビリティの時代として期待されている。会場でも目立つ場所に電気自動車のテスラが置かれ、来たるべき5Gとの相乗効果が示された。

モビリティゾーンのテスラとともに

 AIゾーンは体験型のデモンストレーションに注力。等身大の大型ディスプレイでは対話型AIデモを実演していた。また、デバイス・UI&UXゾーンでは離れていても充電できる長距離ワイヤレス充電を紹介。そのテクノロジーを応用して電車の模型を走らせながら「未来の充電」をアピールした。

AIゾーンの対話型AIデモ

デバイス・UI&UXゾーンのワイヤレス充電のデモ

 Bホールは、既に実用化が見えている、または開発が進んでいる5Gソリューションを集約。5G Vision、5G Lifestyle、5G Business、5G Future & Technologyと4つのゾーンにわかれ、産業を問わずパートナーとの取り組みを一挙に展示した。BtoB色が濃い中で5G Lifestyleのゾーンはスポーツ観戦、観光サービス、生放送アニメなどコンシューマーに響く内容が多い。とりわけ、懐かしの特撮ジオラマを再現しながら5G×MRという未来の視聴体験を提供した「ウルトラマン MR Show」は、行列ができるほどの盛況となった。

Bホールの入口に設置した5G Visionゾーン

特撮ジオラマ×5G×MRを楽しめたウルトラマン MR Showのブース

 まさに5G元年を祝うかのような輝きに満ちたイベントとなったDOCOMO Open House 2020。本記事に続けて未来協創Labでは、NTTドコモ・ベンチャーズが関わるスタートアップ4社とのコラボレーション、そして気鋭のイスラエル企業との協業事例を掲載する予定だ。

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株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
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