既存のシステムをシームレスに連携革新的な統合プラットフォームが製造業のバリューチェーンの全体最適化を導く

02国・地域ごとに寸断されたプラットフォームを統一できる

数多くのグローバル製造業が「Pega Platform」を採用するのには、もちろん大きな理由がある。それは、オンプレミスやパブリッククラウドなどの種類を問わず、あらゆる既存システムを一つのプラットフォーム上に載せて、エンドツーエンドの業務プロセスを実現できることだ。

「製品開発から生産計画、調達、製造、販売に至るサプライチェーンの流れはもちろん、ガバナンス、リスク管理、人事・財務など、バリューチェーン全体を構成するすべての業務を入り口から出口までシームレスに連携させることができます。既存のシステムを生かしながら全体最適化を図れるので、余分な資産を増やすことなく、スピーディーに構築することが可能です」と森氏は説明する。

ペガジャパン株式会社アカウント・エグゼクティブ 森秀幸氏

ちなみにグローバル製造業の場合、国・地域ごとに異なる業務用プラットフォームを採用していることが全体最適化を妨げる要因となっていることが多い。「Pega Platform」には、これを解決する「Situational Layer Cake(シチュエーショナル・レイヤーケーキ)」という機能も搭載されている。

「簡単に言えば、グローバル全体の業務用プラットフォームは『Pega Platform』で統一し、国・地域ごとの法令や商習慣に対応する例外は“差分”として載せるという仕組みです。これによって国・地域ごとに寸断されたプラットフォームが一つになり、グローバルでの全体最適化が実現します」と渡辺氏は語る。

「Pega Platform」のもう一つの大きな特徴は、開発のほとんどがローコードで行える点である。

「当社は世界でもいち早くローコード開発に取り組んできた企業の一つであり、長年培ってきた技術によって、非常に洗練された開発体験を実現しています。必要な仕組みを短期間で実装できるので、結果的に導入コストも大幅に抑えることができます」と森氏は語る。

開発がスピードアップすれば、収益や投資回収のタイミングが前倒しされるという財務的効果が得られる。その上、全体最適化によって「スネークプロセス」が解消されれば、業務の効率化とともに、機会ロスを逃さない生産・販売体制などが実現するので、「Pega Platform」の導入メリットは計り知れない。

「Pega Platform」の画面の例。あらゆるコミュニケーションツールに対応しており、目的や用途に応じて、柔軟にインターフェースが作成できる

03多様化するシステムやチャネルを自動で最適化

「Pega Platform」は、ERP(基幹システム)やCRM(顧客関係管理システム)など社内の既存システムをシームレスに連携させ、パソコンやタブレット端末などのあらゆるデバイス、メールやチャットなどのあらゆるコミュニケーション手段と“つなぐ”ことで、業務を効率化する仕組みを採用している。

この仕組みを支えているのが、ぺガジャパン独自の「Center-out(センターアウト)」というアプローチだ。

「システムやコミュニケーションのチャネルが多様化すると、それぞれの個別改修や新規導入などによってデータ連携が取れなくなることがあります。これも業務の全体最適化を阻む大きな要因となっているのです。そこで、プラットフォームの中心にすべてのシステムとチャネルを自動最適化する“司令塔”を置き、常に整合性が取れたデータ活用環境を整えるのが『Center-out』の仕組みです」と説明するのは、同社 シニアソリューションコンサルタントの酒見亮氏である。

ペガジャパン株式会社シニアソリューションコンサルタント 酒見亮氏

コミュニケーションツールのインターフェースについても、閲覧するデータの内容や目的などに応じて、“司令塔”側から柔軟にデザインを変更することが可能だ。

「『Center-out』は、多くの製造業が直面するDXの課題を解決するための革新的なアプローチと言えます。2020年10月にリリースした『Pega Platform』の最新バージョンでは、『Center-out』の新機能を充実させるなど、さらなる利便性向上に取り組んでいます」と酒見氏は語る。

グローバルでは、シーメンスが採用して全世界に70以上あるERPを連携させるといった、バリューチェーンの全体最適化を実現した事例が豊富にあるが、森氏は「『Pega Platform』は最小単位のプロセスから導入しても十分な効果が得られます。ひとまず、ワランティやクレーム対応、品質管理などの部分的なプロセスから始めて、段階的に全体最適化を図っていくのも方法ではないでしょうか」と語る。

最後に渡辺氏は、「短期間で成果が出る『Pega Platform』は、前向きにDX推進に取り組もうとする意識をもたらしてくれます。業務変革だけでなく、マインド変革のためにも意義のある投資だと思います」と語った。

不確実性の高い時代を生き抜き、これからの変化をチャンスに変えていくためにも、製造業界の企業はDX基盤を実現する「Pega Platform」に注目したい。

「Center-out」の概念図。プラットフォームの中心にすべてのシステムとチャネルを自動最適化する“司令塔”を置き、常に整合性が取れたデータ活用ができる環境を整える
pega platform
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