ソニー4K大型提示装置/4K電子黒板

教育ICT化の必携ツールとして活用されている大型提示装置・電子黒板の買い替え需要が高まっている。そうしたなかで注目されているのが、高画質と使いやすい機能を併せ持つソニー4K大型提示装置/4K電子黒板だ。なぜ、4Kブラビアが選ばれるのか。教育現場ではどう活用されているのか──。筑波大学附属坂戸高等学校の例を紹介しよう。

高解像度画面に息をのむ生徒たち
多様な機能を活用して授業を展開

筑波大学附属坂戸高等学校 副校長 深澤 孝之 氏筑波大学附属坂戸高等学校
副校長
深澤 孝之

 “Good morning everyone!”

 筑波大学附属坂戸高校のCall教室では、IB(国際バカロレア)コース・2年生の「English B」の授業が始まろうとしている。教室に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、中央に設置された85V型のソニー4K電子黒板だ。その大きな画面には“Objective”と題した一連の英文が明るく、くっきりと映し出され、ネイティブの教師が授業の目的を生徒たちに説明している。

学校プロフィール

筑波大学附属坂戸高等学校

1946年、1町5カ村立学校として設立。1953年に国立に移管され、東京教育大学の附属校となる。1978年、東京教育大学から筑波大学への移行に伴い、現校名に改称する。1994年、全国初の総合学科(総合科学科)を開設。以来、総合学科のパイオニアとして、カリキュラムや科目開発を進めるとともに、「実践を通したグローバル人材」の育成に取り組んできた。2014年から5年間、スーパーグローバルハイスクール(SSH)指定校に、2019年度からはWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の拠点校に指定。2017年には埼玉県で初めて国際バカロレア(IB)・ディプロマプログラム認定校となった。

校舎写真 〒350-0214 埼玉県坂戸市千代田1-24-1
TEL:049-281-1541(代)
http://www.sakado-s.tsukuba.ac.jp

 この日の授業は、「アニメーション映像をベースにしたライティングの協働学習」。その前に、ウォーミングアップとして英文の添削に挑む。映し出された英文に、タッチ機能(※)を使って次々と赤字を入れていく生徒たち。一人が赤字を入れると教師や他の生徒が間違いを指摘し、正しい単語を書き入れる。赤字を消すのも加えるのも自由自在。教室には活発な意見が飛び交い、生徒たちは楽しそうに授業に参加している。

 肩慣らしが終わると、いよいよアニメの視聴が始まる。自分がクルマにはねられるという「悪夢」を繰り返し見続ける男の話だ。85V型の大画面いっぱいに展開される、明るく色鮮やかな映像。臨場感あふれる豊かな音量。生徒たちは固唾をのんで画面に見入っている。

 アニメを見終わると、生徒たちはディスカッションに入る。このアニメにどんな印象を持ったのか。どんなタイトルがふさわしいのか。PCに入力した自分の意見を電子黒板に表示し、それを全員で共有して、さらに議論を重ねていく─。ここではまさに、ソニー4K電子黒板の利点を存分に活用した授業が展開されているといってよいだろう。

※開発中のペンツールソフトを実証実験として使用(2019年12月現在)

プロジェクターからの買い替え条件は
「明るく、使いやすく、低コスト」

写真1明るく見やすい画面に、赤字で訂正を入れ、生徒全員で共有する

写真2PCへDLしたアニメ教材。4K高画質なので再現性が高い

 同校がソニー4K電子黒板を導入したのは2019年11月だ。

 「本校では、大型提示装置としてプロジェクターを使ってきましたが、見づらい、使い勝手が悪いなど、現場からさまざまな問題が指摘されるようになりました。また、購入してから5年が経ち、そろそろ替え時かなと考えていました」と語るのは、同校副校長の深澤孝之氏である。

 深澤氏がソニー4K大型提示装置/4K電子黒板と出合ったのは、6月に東京で開催された「教育ITソリューションEXPO」だ。「初めて画像を見たとき、4Kは解像度が高く、視認性の良さに驚きました。ただ、教育用機器は民生用に比べて価格が高いという認識があったので、その点を尋ねたら、『4Kブラビアは一般向けテレビをベースに開発し、コストを抑えています』とのこと。期待を持ってお話を伺いました」(深澤氏)

 同校が買い替えにあたって考えていた条件は、現在使用しているプロジェクター以上のサイズで、画像が鮮明で発色が良く、ペンが使えて、しかもコストが安いこと。担当者の説明を聞くと条件を満たしそうなことはわかったが、念のためにデモ機を借りて、実際に授業で使ってみることにした。その感想を、同校国際バカロレア部主任でICT化推進の責任者でもある本弓康之氏は、こう述べる。

筑波大学附属坂戸高等学校 国際バカロレア部主任 本弓 康之 氏筑波大学附属坂戸高等学校
国際バカロレア部主任
本弓 康之

 「プロジェクターは画面が暗いので、使うときは、その都度遮光カーテンを引く必要がありました。しかし、ソニー4K電子黒板は明るく、発色が良いため、その手間がいらない。生徒も教師もストレスフリーで授業に集中できるという点に、まず魅力を感じました」

 そのほか、視野角が広い、タッチで簡単に書き込める、iPadの画面をミラーリングで接続可能(※)、HDMI信号入力感知で操作が簡単、音量が豊かなどといった点についても好感触を得たという。

 懸案のコストについては、「学校で裁量できる予算には限りがあります。今回はその予算内で収めることができ、85V型の電子黒板セットを2台購入する運びとなりました」(深澤氏)

※2019年度内対応予定

映像教育や遠隔授業など
PCとの接続で広がる学びの可能性

 IBコースの英語の授業例を見てもわかるように、高画質で視認性が良く、PCなどへの接続も容易で使い勝手が良いなど、多くのメリットを持つソニー4K電子黒板を上手に活用すれば、学びの可能性は大きく広がる。この点について、物理を教える本弓氏は、「例えば、連続する物理的な動きを映像で見せ、ある瞬間で止めて、そこにいろいろな書き込みをしていく。そんな使い方をすれば面白いのではないでしょうか」と語る。

 一方、深澤氏は「4K高画質と迫力ある音で集中力が高まるソニー4K電子黒板は、感性に訴えることで考えさせる映像教育に適しています。実は、英語の授業で使っていたアニメ教材は教師自らがPCへダウンロードしたもの。今後は、こうした試みを全教科に広げていこうと考えています」と抱負を述べる。また、「双方向性」に着目して、Microsoft Teamsなどを使った遠隔授業にも活用したいという。

 「総合学科」のパイオニアとして知られる同校は、教育のICT化に積極的に取り組んでいる。2019年度に1年生にBYODを導入。来年度以降、2年生、3年生へと広げ、1人1台PC体制を実現する。それに合わせて、ソニー4K電子黒板も順次増やしていく考えだ。

図1

ソニーマーケティング株式会社 https://www.sony.jp/bravia-biz/academy/

「ブラビア法人のお客様向け購入相談デスク」
0120-448-863 受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝日を除く)
●携帯電話・PHS/一部のIP電話などでご利用になれない場合がございます。