ジャスミンソフト/パルシス アップデート可能な基幹系システムで 2025年の崖に立ち向かう

経済産業省のいわゆる「DXレポート」で「2025年の崖」の問題が指摘される中、レガシー化した基幹系システムの刷新が企業にとっての急務となっている。では、次々に登場する新たな技術や変化するビジネスニーズに応じて『戦略的アップデート』を繰り返し行える基幹系システムは、どのように実現すればよいのか。そうした要請に応えるのが、ジャスミンソフトの提供する超高速開発ツール「Wagby」だ。

アプリケーションをいかにアップデートしていくか

株式会社ジャスミンソフト 代表取締役 贄 良則 氏
株式会社ジャスミンソフト 代表取締役 贄 良則 氏

「DXレポート」では、我が国の企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく上で、レガシー化した基幹系システムが“足かせ”になると指摘している。

「それに対して企業が目指すべきは、単に最新デジタル技術を採用して基幹系システムを再構築するということではなく、今後、次々に登場する新たな技術を、常に柔軟に取り込んでいけるような『戦略的アップデート』を可能とするシステムの実現です」とジャスミンソフトの贄 良則氏は強調する。

特に問題となるのがアプリケーションのレイヤーだ。インフラはパブリッククラウドを採用することで、OSやミドルウエアを常にアップデートさせていくことが可能。一方、企業が独自に開発しているアプリケーションは、そうはいかない。

この問題の解決策となるのが、ジャスミンソフトの提供する超高速開発ツール「Wagby」だ。

Wagby は、Webの開発画面上でGUIベースにより設計情報を手軽に作成し、必要なアプリケーションを自動生成することが可能。生成されるのは、完全なJavaアプリケーションで、オンプレミスでもクラウド上でも動作させることができる。また、生成されたコードのカスタマイズはJavaまたはJavaScriptで行える。

アップデートという点については、Wagbyはマイクロサービス化に対応しており、アプリケーションの更新を周辺に影響を与えることなく、より小さな単位で行えるようになっている。加えて、開発したアプリケーションを外部から利用するためのAPIも備えている。

「外部サービスの積極的な利用、企業間の連携が加速する中、これからの基幹系システムは公開しているAPIの量と質で評価されるでしょう。APIは企業の顔となり、企業自身の評価にもつながるはずです」と贄氏は語る。


工数を大幅に削減しつつシステムの付加価値を向上

株式会社パルシス 第四技術部 部長 石井 裕 氏
株式会社パルシス 第四技術部 部長 石井 裕 氏

Wagbyを活用して、戦略的アップデートが可能な基幹系システムを実現したのが精密機械加工、NC加工など特注部品加工で知られるプラスエンジニアリングだ。同社は長年、オフコンで運用してきた基幹系システムの老朽化に伴い、システムのリニューアルに取り組んだ。

当初、パッケージの導入を目指していた同社だったが、要件定義を進める中、膨大なカスタマイズが必要で、コストがかさむという問題に直面。パッケージでの更新を断念し、SIerであるパルシスに相談した。

「最初はJavaによるスクラッチ開発をベースに見積もりを提出しましたが、開発期間が長くなり、予算的にも厳しいとのこと。そこでWagbyによる開発を提案しました」とパルシスの石井 裕氏は振り返る。

構築対象となったのは、見積もりや受注、発注などを含む販売管理、および工程設計や材料発注・仕入れ、生産計画などからなる生産管理の両システム。再構築に当たっては、現場に配備したタブレットから生産計画などの情報にアクセスできるような仕組みや、設計図面の管理をデジタル化するといった機能も追加した。

「Wagbyを利用すれば、設計用GUI上で機能要件を選択することによりJavaコードを自動生成するので、従来の設計手法における詳細設計、プログラミング、単体テスト工程が削減でき、さらにログイン認証やログ取得などの仕組みなど非機能要件も既に備わっており、それらを利用することで、当初、Javaでのスクラッチ開発で想定した工数に比べて32%の工数を削減することができました」と石井氏は強調する。

この基幹系システムのリニューアルにより、プラスエンジニアリングは各所で業務合理化を実現。それが生産能力の向上にも直結するなど、「稼げる基幹系システム」を実現することができた。

もちろん、今後、新たな機能の追加開発が必要になった際にもWagbyで俊敏に対応していけるほか、登場した新たなテクノロジーを活用したいという場合にもWagbyをアップデートすることで対応していける。

基幹系システムの戦略的アップデートをいかに実現するか。プラスエンジニアリングの事例が示すWagbyの優位性は、覚えておいて損はないだろう。

Wagbyによる開発工数削減効果

Wagbyによる開発工数削減効果

GUIベースによる簡便なアプリケーション設計やコードの自動生成に加え、Wagbyがあらかじめ用意している汎用機能を活用できたことで、プラスエンジニアリングは、スクラッチ開発に比べて工数を大きく削減できた

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株式会社パルシス
URL:https://www.fastwagbycloud.com/
E-mail:wagby@palsys.co.jp