Claris FileMaker活用事例 学校法人帝京学園帝京大学系属帝京中学校・高等学校
帝京中学・高等学校 校長 星野 博史 教諭(中央)・教務主任 情報管理主任 三輪 清隆 教諭(左)・事務長 渡辺 毅 氏(右)

新しい校務支援システムで
年度更新時の負担を大幅軽減
教育制度の変更にも迅速対応

学校法人帝京学園帝京大学系属帝京中学校・高等学校(東京都板橋区)では、「大学入試改革」や「観点別学習状況の評価」といった教育制度の変更に柔軟に対応するためClaris FileMakerをプラットフォームとする私立学校向け校務支援システム「スクールマスターZeus」を活用。前システムからの移行がスムーズに行えた点に加えて、運用の負担を大きく軽減したことなどが評価された。
校長 星野 博史 教諭  帝京中学校・高等学校の建学の精神は「努力をすべての基として」という言葉からはじまる。学校生活を通じて目標に向かい、最後まで努力する心“帝京魂”を育むことで「変化の激しい多様な社会で活躍できる人間」を世に送り出してきた。中高一貫教育の同校は現在クラス数が42、1200人を超える生徒が学んでいる。

 「中学校には特進・進学の2つの一貫コース、高等学校には特進・進学・インターナショナル・アスリートの4つのコースがあり、大学進学に加えて様々な分野のスペシャリストの育成を見据えている点が本校の特色です」と校長の星野博史教諭は語る。

教務主任 情報管理主任 三輪 清隆教諭  こうした学校運営を支えるため、2004年に導入した成績処理システムは同校に合わせてスクラッチ開発したもので、指導要録の改訂などに合わせて何度かバージョンアップして活用してきた。「本校の様々なコースに対応していて使いやすかったのですが、文部科学省の大学入試改革への対応を契機にパッケージソフトの導入を検討することとなりました」と教務主任・情報管理主任の三輪清隆教諭は振り返る。

 当初は前システムをバージョンアップして対応しようと考えていたそうだ。「しかし、新制度の調査書フォーマットの確定が遅れていたため、開発に着手できませんでした。開発期間を短縮せざるを得ず、このまま進めると費用が膨らむことも予想されました」と三輪教諭。

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  • 感覚的で操作しやすいメニュー画面
    感覚的で操作しやすいメニュー画面
  • 生徒の成績や所見などがひと目でわかる個票画面
    生徒の成績や所見などがひと目でわかる個票画面

FileMakerプラットフォームで教育現場のニーズに柔軟に対応

事務長 渡辺 毅 氏  そこで少ない工数で柔軟にカスタマイズでき、前システムに近い運用方法も可能であることを条件に複数のシステムを比較検討。その結果、FileMakerをプラットフォームとする校務支援システム「スクールマスターZeus」を採用した。「移行は非常にスムーズでした。現段階でのコストは従来の3分の1程度になりましたが、今後予定する機能追加を考えると、長期的にはさらに効果が大きいと考えています」と事務長の渡辺毅氏は語る。

 システムの運用面では、生徒の進級・卒業、カリキュラムの変更といった年度更新時の負担が大幅に軽減された。前システムでは新学年を確定させると後戻りができず、問題が発生した際にはITベンダーの対応を待たねばならなかった。スクールマスターZeusでは自由なタイミングでの更新や後戻りも機能として搭載。誰でもすぐに対応できる点が評価されている。

 また従来は生徒の出欠席状況の確認に時間が必要だったが、日ごとに生徒の状況を入力する仕組みになっているので、その日のうちに全クラスの出欠席の状況を正確に把握できるようになった。星野校長は「コロナ禍のため、特に生徒の健康状態が心配される中で、クラスごとの出欠席数だけでなく、生徒ひとり一人の状況を詳細に把握できるので助かっています」と評価点を付け加える。今後も幅広く活用していく構えだ。

「スクールマスターZeus」はFileMakerローコード開発プラットフォームにてウェルダンシステム株式会社により開発・提供されています。

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