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「高校生の学び」に合わせて処理性能を高めた新モデル登場「dynabook K60」

2022年度から高等学校でも新学習指導要領に沿った教育が実施されることに伴い、生徒1人1台のPC導入に取り組む高校が増えている。そこで課題となっているのが「高校生の学び」に適した機種の選定である。多様なアプリを同時に使用することが想定される高校のICT教育には、小・中学生が使うものよりも処理性能の高いPCが求められている。そのニーズに応えてDynabookが開発したのが、コストパフォーマンスの高い処理性能を実現した「dynabook K60」だ。

複数のアプリが同時に使える
高い処理性能を実現

Dynabook株式会社 国内B2B営業本部 文教営業部 部長 植林冬樹 氏 Dynabook株式会社
国内B2B営業本部 文教営業部 部長
植林冬樹

 小学校、中学校に続き、2022年度からは、いよいよ高等学校でも新学習指導要領に沿った教育が実施される。

 アクティブラーニングを重視する教育への転換に先駆け、多くの高校が校内のICTインフラ整備や、生徒1人1台のPC導入に本腰を入れて取り組み始めた。

 「どのように整備を進めるべきか、というご相談が全国の高校から寄せられています。すでに新学習指導要領に沿って整備を進めている小・中学校の動きを参考にしたい、というご要望もいただいています」と語るのは、GIGAスクール構想に対応して、ICT教育に適したPCやソリューションを提供しているDynabookの国内B2B営業本部 文教営業部 部長の植林冬樹氏である。

 同社が紹介する小・中学校の取り組みに触れた高校の教育現場からは、「非常に参考になった」という感想がある一方で、「小・中学生と高校生では、やはり学習方法に違いがある。導入するPCは、『高校生の学び』に適したものを選びたい」という要望が出たという。

 「なかでも多かったのは、『なるべく処理性能の高いPCを選びたい』というご要望です。高校のICT教育では、小・中学校よりも多くのアプリを使いますし、調べものをしながら、同時にレポートをまとめるといったように、1台のPCでいくつものアプリを同時に動かす作業も増えます。ハードで複雑な使い方をしても、動作が止まったり、遅れたりすることのないPCが求められているのです」と植林氏は語る。

 そうした要望に応え、高校向けのPCとしてDynabookが新たに開発したのが、「dynabook K60」だ。

 同社は、GIGAスクール構想に対応した小・中学校向けの2in1モバイルPC「dynabook K50」を提供している。新モデルの「K60」は、そのCPUをインテルCeleron® 4020から、同じくインテルのPentium® Silver N5030プロセッサーに変更し、より高い処理性能を実現した。

 これによって、複数のアプリを同時に動かしてもスムーズに動作するだけでなく、PCの起動や書き込みもよりスピーディになるので、ストレスなく学習することができるという。

 性能は高くなったものの、BYODなどを考慮して販売価格を抑えているのも「dynabook K60」の特長である。

 「“道具”を使う力を身につけ、いろいろ試してみたいという探求心が高まっている高校生は、その欲求を妨げない処理性能を持ったPCを使うのが望ましいといえます。その考えのもと、価格は抑えつつも、学習効率の高さや快適な操作性を実現することにこだわりました」と植林氏は説明する。

紙にペンを走らせる書き心地の
デジタルペンも用意

「TruNoteシリース」搭載。本物のノートのようにペンを使って、ひらめきや気づきを書きとめることが可能

充電式アクティブ静電ペン(オプション)

 「dynabook K60」は、10.1型液晶ディスプレイを採用した2in1デタッチャブルPCである。ディスプレイが付いた本体とキーボードドックは着脱可能(デタッチャブル)で、取り外した本体はタブレット端末として使える。

 机の上でタイピングやプログラミングをするときにはキーボード付きのままで利用し、ちょっとした調べものをしたり、校外に持ち出したりするときにはタブレット端末として使用するといった使い分けができる。

 GIGAスクール構想に対応して開発された「K50」をベースとしているので、そのスペックは文部科学省が推奨する標準仕様をすべて満たしている。

 さらに、一部のスペックについては、Dynabookが実際にヒアリングした教育関係者の声に基づき、文科省が推薦する標準仕様を上回る性能や機能も実現。例えば、文科省の標準仕様では質量は「1.5kg未満の軽量なもの」とされているが、「dynabook K60」は本体が約610g、キーボードと接続しても約1.18kgと、より軽量だ。

 さらに、紙のノートに書くのと同じような感覚で使えるように、デジタルペン(充電式アクティブ静電ペン)をオプションで用意。本体にバンドルされている手書き入力アプリ「TruNote」と併用すれば、タブレットをノートやメモ代わりにして、自由に文字を書き込んだり、画像を貼り付けたりできる。

 ワコムと共同開発したデジタルペンは、紙にペンを当てて走らせる感覚を再現することにこだわって開発しており、書き心地は抜群だという。

 「dynabook K60」には、このほかにも、カメラ撮影とQRコード読取機能を搭載した「TruCapture」、グループでの話し合いを録音し、自動的に話者を識別・分類して再生できる「TruRecorder」を搭載。さらに、協働学習を想定して5人までのノート画面を無線環境なしでデータを共有できる「TruNote Share」も用意。Wi-Fi経由であれば40台まで接続できる。

 「ICTインフラや教育プラットフォームが十分に整備されていない学校でも、ひとまず『TruNote Share』などのアプリを利用すれば、簡易的なグループ学習環境が整います」と植林氏は語る。

コストパフォーマンスの高い
教育用PCを追究

 「dynabook K60」は、2021年5月に正式販売される予定だが、製品発表が行われた後、Dynabookには全国の教育委員会や高校から多くの反響が寄せられたという。

 「高校のICT化への取り組みは、小・中学校に比べると学校ごとに独自性が強く、生徒に使わせたいアプリも異なるようですが、共通するのは、どんなアプリを使っても快適に動くPCを選びたい、というご要望です。『dynabook K60』は、そのニーズを十分に満たせるPCに仕上がっていると自負しています」(植林氏)

 今後は、AI(人工知能)やデータサイエンスといった最先端テクノロジーに関するカリキュラムも増えてくる。同機は、そうした画像や動画などの多用が予測される学習にも応え得る1台といえるだろう。

 植林氏は、「高校でも生徒1人1台のPC導入が求められつつありますが、それを実現するには、高い処理性能を備えつつ価格を抑えたコストパフォーマンスの高いPCが必要です。当社は今後も、その要求を満たす製品づくりにこだわり続けます」と語った。

高校教育に適した
高い処理性能を持つ
10.1型2 in 1デタッチャブルPC

10.1型WXGA液晶とコンパクトサイズで持ち運びやすく、第三者認証機関のTUVによる堅牢試験もクリアすることで、教室でも校外でも生徒の快適な携帯性と堅牢性を実現。また、バッテリー駆動時間の約40パーセントを30分の急速充電で可能とするため、生徒の継続した学びをアシストする。さらに、インテル® Pentium® Silver N5030プロセッサー、128GB / 64GBフラッシュメモリ搭載により、 レポート作成やファイルの共有、オンライン学習らのマルチタスクでも高い処理性能を発揮する。

スペック例 Windows 10 Pro インテル® Pentium® Silver N5030プロセッサー タッチパネル付き 10.1型 WXGA 広視野角 TFTカラー LED液晶(省電力LEDバックライト)フラッシュメモリディスクドライブ 64GB / 128GB Webカメラ:フロント 約200万画素 / リア 約500万画素 タブレット:約610グラム /キーボード接続時 約1,180グラム バッテリー駆動時間 約16.0時間

タブレット購入のお問い合わせ Dynabook株式会社

mail:bunkyo@dynabook.com 
http://dynabook.com/pc/business/service/dynaschool/