データの民主化からグリーン社会まで ITでサステナブルな社会の実現を目指すNTTデータの新たな挑戦

時代のニーズに応える
3つの「価値提案」

写真:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取締役常務執行役員 コーポレート統括本部長 デジタル戦略担当(CDO) 佐々木 裕氏

鈴木:グリーン社会の実現に向けて、積極的に取り組んでおられることが伝わってきます。ところでNTTデータ様は、「お客様と共に課題を考え、解決する」という姿勢を大切にしていらっしゃるとうかがっていますが、貴社がビジネスにおいてとくに大切にしていることは何でしょうか。

佐々木:「お客様と共に」という姿勢が大切だと考えているのは、まさにそのとおりです。お客様が決めた仕様や要望に基づいてシステムを構築し、お納めするというのが従来のビジネスの主流でした。それに対し、ここ数年は、お客様と伴走しながら一緒にシステムを構築するというスタイルが増えてきています。DX(デジタルトランスフォーメーション)が当たり前の時代となり、よりスピーディで柔軟なシステムの開発や、高度なデータ利活用が求められるようになってきており、そうしたニーズにしっかりお応えするためにも、お客様に寄り添いながら支援していきたいと考えています。

鈴木:DX時代のニーズに応えるため、NTTデータ様はどのような「価値提案」を行っているのでしょうか。

佐々木:大きく分けると、「スピード」「インテリジェンス」「信頼」の3つの側面で価値提案を行っています。

まず「スピード」ですが、これは目まぐるしく変化するお客様の事業ニーズに対応して、できるだけ速くシステムを開発するという価値提案です。かつては1つのシステムを開発するのに短くとも半年から1年程度かかりましたが、クラウド時代のいまは1~3ヵ月程度でも開発が可能となりました。ITを実装するアジリティは今後、ますます高まるはずです。とくに流通業をはじめとする顧客接点の多い業種は、事業環境の変化が目まぐるしく、それに対応するシステム開発にも「速さ」を求めておられます。そうしたニーズにしっかりと応えていきたいです。

次に「インテリジェンス」ですが、これは高度なデータ利活用を支援する価値提案です。契約者をたくさん抱えておられる保険会社や通信会社、電気・ガス・水道事業などのお客様向けに、顧客管理や営業のためのさまざまなデータ利活用ソリューションを提供しています。より効率的な意思決定や、プロセスの最適化といったデータドリブン経営の支援もさせていただいております。

3つ目の「信頼」とは、セキュリティの確保です。クラウドやデータの利活用が進むにつれ、セキュリティの重要性はますます高まっています。すべてのお客様にとって、その対策は避けて通れない課題となっておりますので、当社は安心・安全にDXを推進できるセキュリティ体制づくりを支援してまいります。