ITモダナイゼーションSummit Web Live 2021 2025年の崖を乗り越えDXを加速させるテクノロジー戦略 Review

多くの企業で稼働し続けるレガシーシステム。複雑化・ブラックボックス化したこの仕組みを早急にモダナイズし、最新のデジタル技術を中核としたビジネスの在り方を模索しなければ、日本経済は莫大な損失を被ることになる――

このように指摘した経済産業省「DXレポート」から数年、日本企業の状況はどう変わったのか。これについて、2020年末の中間報告「DXレポート2」では衝撃的な現実が明らかになった。具体的には、まだ多くの日本企業にレガシーシステムが残存しており、実に9割以上がデジタルトランスフォーメーション(DX)に未着手、あるいは途上という指摘がなされたのである。レガシーが残る状況で、一足飛びにDXを推進することは難しい。迫る「2025年の崖」を前に、ITモダナイゼーションに着手することは、もはや一刻の猶予もない状況となっている。

無論、多くの企業がこの状況に大きな危機感を抱いている。それでも取り組みが進まないのは、企業ごとに適した方法論が異なるため、自社にフィットする手法を探りあぐねていることが挙げられるだろう。また、方法論を定めても、組むべきパートナーの選定や取り組みの段取り調整、最新テクノロジーの評価など、考えるべきことは無数にある。業務を支える重要システムにかかわる取り組みだからこそ、それらをいかに失敗なくスムーズに進めるかが、企業経営者・情報システム責任者に問われている。

そこで日経BPは、日本企業がITモダナイゼーションを成功させ、その先のDXを加速させるための情報を集めたオンラインセミナーを開催。様々な方法論/ソリューションを有するITベンダーやコンサルタント企業、一足先にITモダナイゼーションを進めるユーザー企業などが、各々の経験に基づく有益な情報を語った。ここでは、当日の模様を概括することで、日本企業がDXを加速させるためのヒントを紹介する。

自社にとって最適なITモダナイゼーションの方法論は――
 選ぶべきソリューションと、活用のステップは――

ぜひ、参考にしてもらえれば幸いだ。