

NEパワー・エレクトロニクス・アワード2021最優秀賞決定
日経エレクトロニクス(NE)は、製造業が安定的かつ効率的に生産活動をするために必須の基盤技術であるパワーエレクトロニクス技術を重要視し、
パワー半導体分野の先端研究に真摯に取り組んでいる次世代の研究者を応援します。
12月16日にNEパワー・エレクトロニクス・アワード2021の贈賞式と受賞者講演が行われる「パワー・エレクトロニクス・サミット2021」を開催します。受講希望の方はサイト下部のバナーよりお申込み下さい。
スマートフォン、パーソナルロボット、ドローン、自動運転車など、エレクトロニクスから生まれるイノベーションは、社会を大きく変革する原動力です。日本には、エレクトロニクス分野の核となる人材と研究室がこれからますます必要なってきます。日経エレクトロニクスは、先達のチャレンジ、偉大な業績に敬意を表するとともに、そのイノベーティブな精神を若い世代に伝え、次世代の技術開発に生かしていくために、パワエレ分野において革新性と実用性を備える研究開発を行う研究者を表彰する「日経エレクトロニクス主催 NEパワー・エレクトロニクス・アワード2021」を実施します。日経エレクトロニクスは、日本の大学や高等専門学校などの研究者を応援します。
NEパワー・エレクトロニクス・アワード2021
最終選考候補技術
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最優秀賞
産業技術総合研究所・岡本光央氏の研究グループ
究極のSiCパワーICを製作 スイッチとゲート駆動を集積 -
審査員特別賞
大阪工業大学・大森英樹氏の研究グループ
85kHz帯3kWの無線給電を1個の新型SiC MOSFETで駆動 -
読者賞
神戸大学・三島智和氏の研究グループ
小型医療機器向け無線給電 高周波アクティブ整流で小型化 -
岡山大学・平木英治氏の研究グループ
磁界共鳴方式の実用化に道筋 周波数ずれの補償技術を開発 -
豊田工業大学・藤崎敬介氏の研究グループ
GaNによるモーター駆動を評価 高周波成分で新たな鉄損を発見 -
鹿児島大学・山本吉朗氏の研究グループ
電動パワステの冗長回路方式 小型/低コスト化技術を開発