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クラウド

Fastly

コンテンツ配信にとどまらない
エッジクラウドネットワークへの進化

クラウド利用が拡大する中、従来型のCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)はいまや時代遅れになりつつある。エンドユーザーのできるだけ近くでアプリケーションを高速に処理し、安全かつ高信頼のデジタル体験を創造・提供していく必要があるからだ。この課題解決に向けてFastlyが提供しているFastly Edge Cloud Networkの特徴を解説する。

ファストリー株式会社
シニアセールスエンジニア
福田 敦

 アクセス集中時でもコンテンツを安定して配信できる、エンドユーザーに近い場所から高速に配信できる、オリジンサーバーの負荷を軽減してインフラコストを削減するといったメリットを持つCDN。だが、一方で留意しておかなければならない点もある。

 Fastlyの福田敦氏は、「CDNは全世界に分散したネットワークであるため、キャッシュされたコンテンツの制御が困難です。例えば、間違った情報を配信した場合、その対処が遅れてしまいます。また、配信ログをリアルタイムに確認することができない、設定の変更に時間とコストがかかるといった問題を抱えています」と語る。

 この課題を解決するのがFastly Edge Cloud Networkだ。「単にコンテンツ配信だけにとどまらない多様な機能を提供するCDNとして、私たちはこのソリューションをEdge Cloud Networkと呼んでいます」と福田氏は強調する。

従来型CDNを超える
5つの特徴

 Fastly Edge Cloud Networkは、次に示す大きく5つの特徴を持っている。

 1つめは「パフォーマンスと可用性」。独自の集中型アーキテクチャーを生かし、「戦略的に配置されたPoP、専用サーバーの大容量メモリ/SSDによるコンテンツのキャッシュ、独自ソフトウエアによるルーティングとロードバランシング、パブリッククラウドとのピアリング、安全に接続された1つのネットワークを提供しています」と福田氏は語る。

 2つめは「リアルタイム制御」。リアルタイムで実行できるパージ(キャッシュ削除)、配信分析とログ、設定変更といった機能を提供しており、これにより前述したCDNの課題を解決する。

 3つめは「豊富な機能追加」。上記のほかにも、配信拠点内でサーバーごとにキャッシュを共有したり、リクエストが同時多発的に発生した場合にオリジンサーバーへのリクエストを1つに集約するリクエストクラスタリングなど、オリジンサーバーの負荷を極力軽減できるような様々な機能が用意されている。

 4つめは「プログラミングが可能」。この特徴を生かし、例えばAirbnbは現状のURLを維持しつつ、Fastly Edge Cloud NetworkのIOソリューションへのシームレスな移行を行っている。

 そして5つめが「次世代セキュリティー」。「エッジ(CDN)での防御に加え、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を組み合わせることで、DDoSのような“量”の攻撃からアプリケーションの脆弱性を突いてくる“点”の攻撃までカバーする、包括的なセキュリティー対策を提供しています」と福田氏は訴求する。

 こうした高度な機能を一括して提供することで、Fastly Edge Cloud Networkは高速、安全かつ高信頼のデジタル体験の創造を支援するのである。

Fastly Edge Cloud Network
コンテンツ配信だけにとどまらない多様な機能を提供する
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ファストリー株式会社
URL:https://www.fastly.com/jp/

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