デジタル変革(DX)の未来像を探る

エンタープライズDX

UiPath

RPAとAIの統合で実現する
完全に自動化された企業環境

「Fully Automated Enterprise」というコンセプトを掲げ、完全に自動化された企業環境の実現を目指すUiPath。そのアプローチは、RPAによる定型業務の自動化と、人による判断が不可欠な作業にAIを組み込むというものだ。総合醸造業で知られる三和酒類の取り組みはその好例である。

UiPath株式会社
執行役員
西日本営業本部長兼関西支社長
坂谷 淳宏

 RPAのグローバルな市場をけん引するUiPath。2017年に日本法人を設立し、すでに多くの国内企業で導入されている。「日本を重要市場としており、国内のお客様の声を製品開発へと積極的に反映する体制を整えています」とUiPathの坂谷淳宏氏は語る。

 同社がいま注力しているのが、RPAとAIの統合による「Fully Automated Enterprise」、完全に自動化された企業環境の実現だ。「RPAの活用で、データ入力に代表される人手による定型業務は容易に自動化できますが、例えば商品の検査や分類、データ分析などの高度な作業はどうしても人の判断が必要で、RPAだけでは完全な自動化は望めません」と坂谷氏は指摘。そこで、検査や分類、分析の工程にAIを組み込んでRPAと連動させ、シームレスかつトータルな自動化を実現しようというのが同社の考えだ。

製品ラベルの校正プロセスを
RPA×AIによって自動化

三和酒類株式会社
サポート本部 副部長
山本 崇広

 麦焼酎「いいちこ」をはじめ、清酒・ワイン・ブランデーなどを手掛ける三和酒類では、かねてよりUiPathのRPAソリューションとAI-OCRを組み合わせて、FAXの受注伝票を電子化し、基幹システムへのデータ投入から運送会社への配送情報のメール送信に至る一連の処理を自動化していた。「年間1000時間程度の工数削減に加え、データ入力ミスに対する心理的負担から担当者が解放されるなど、多大な効果がもたらされています」と三和酒類の山本崇広氏は紹介する。

 その後同社では、AIの本格活用に着手。製品の裏側に貼られているラベルの校正をAIに委ねるべく、取り組みを進めているところだ。ラベルには、品名や原材料名、製造者名など、法律が定める情報が記されている。ラベルの確認作業では、複数部門にわたり10人以上が、商品マスターや法令などと突き合わせて目視でその内容をチェックしている。

 まもなく本番運用が開始されるシステムでは、ラベル画像の読み込みから一連のチェック作業までをUiPathのRPAとAIを組み合わせて自動化。「これにより、現在2 週間を要しているチェック作業が1日程度で完了。最終的にはチェック業務の全自動化を見込んでいます」と山本氏。まさに、UiPathが提唱する、RPAとAIの統合による企業環境の完全な自動化へと歩み出したものといえる。

三和酒類のAI活用プロジェクトの概要
AIとRPAを活用し、製品ラベルの校正作業の自動化を目指す
[画像のクリックで拡大表示]

お問い合わせ

UiPath株式会社
URL:https://www.uipath.com/ja/

Page Top