なぜいまオンプレミスなのか? これまでの“名刺管理”に一石を投じる新サービス「SKYPCE」登場!

これまで多くの企業で、名刺管理は個人に任せられてきた。しかし、本来顧客や取引先との窓口となる名刺情報は、企業にとって貴重な財産であり、全社での管理が望ましい。そこでSkyは、名刺情報の全社一括管理を目指す新たな名刺管理サービス「SKYPCE(スカイピース)」を発売。多くの同様のサービスと異なり、オンプレミス製品として発売する。なぜいまオンプレミスなのか。その開発の経緯や特徴を同社の金井孝三氏に聞いた。

名刺データの全社管理と
強固なセキュリティを実現

そもそもこれまでセキュリティ運用管理ソフトやシンクライアントなど業務を支えるミドルウエアの提供が多かったSkyが、なぜ名刺管理サービスの提供に踏み切ったのだろうか。その経緯を金井氏は、「これまでSkyグループ全社の約3300人で、クラウド型の名刺管理サービスを使っていました。しかし、クラウド型では扱う名刺データを自分たちで思いのまま管理することはできません。自分たちが業務時間に集めてきたデータなのに、です。これはおかしいと考え、自ら開発することにしました」と説明する。その際重視したのが、データを自分たちで管理できることに加え、全社で管理・活用できることだ。

Sky株式会社
ICTソリューション事業部 副本部長
金井 孝三

クラウド型サービスは導入のしやすさもあり、個人や少人数のチーム、部門単位など現場レベルでの導入が少なくない。しかし、大切な顧客や取引先の個人情報を個人や部門に任せるのは、セキュリティ上問題が多い。また、関係先の情報を全社で共有できていないと、重複して連絡したり、最新情報を一部の担当者しか知らず適切なアプローチができないなど、非効率や機会損失にもつながりかねない。やはり名刺情報は、全社で確実に一括管理すべきなのだ。

さらに金井氏は、「プライバシーポリシーや情報セキュリティの規定により、名刺管理にクラウドサービスを使えない企業は珍しくないという現状があります」と指摘する。これらの課題に応えるため、同社がオンプレミス製品として開発した名刺管理サービスが、2022年1月26日発売の「SKYPCE(スカイピース)」である。製品化を後押ししたのは、「自分たちが自社で活用してメリットのあるものをきちんと顧客に提案していこう」というSky代表 大浦淳司氏のこだわりだ。

クラウドサービスでは名刺情報を第三者に預け続けることになり、このことは自社の個人情報取り扱い規定に沿った形で運用できるとは限らず、セキュリティ上のリスクともなる。ユーザーがデータをダウンロードすると、その後のセキュリティはユーザー任せになってしまうという問題もある。また事業部単位のシステム導入ではシャドーITとなり、情報漏えいが起きてもIT部門がフォローできない。

それに対してSKYPCEはオンプレミスなので、IT部門が運用管理を実施する。さらに、Sky製品との連携でより強固なセキュリティを実現。組織内のPCを一括管理する「SKYSEA Client View」と連携することで、ダウンロード後の名刺データの取り扱い状況もログで追跡。クラウドへのアップロードやUSBメモリへの持ち出し、画面キャプチャー、印刷なども制御可能で、ユーザーはセキュリティポリシーに反する行動をしてしまう心配がなくなり、システムを安心して利用できる。また、仮想環境を利用することで重要データの漏えいリスクを低減する「SKYDIV Desktop Client」と連携することで、名刺データのローカル保存を許さない運用も可能となる。

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