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今まで導入をあきらめていた企業にも朗報 Azure Virtual Desktopで最適なデスクトップ仮想化を実現させる

今まで導入をあきらめていた企業にも朗報 Azure Virtual Desktopで最適なデスクトップ仮想化を実現させる

今まで導入をあきらめていた企業にも朗報 Azure Virtual Desktopで最適なデスクトップ仮想化を実現させる

安全性とコストメリットに優れる「デスクトップ仮想化」により、テレワーク環境を整備する企業は数多い。その一方で、従来のデスクトップ仮想化ではニーズに応えられず、導入を断念する企業が多く存在するのも事実だ。本記事では、そのような企業でも安心して導入できるVDIサービスについて詳しく紹介する。

テレワーク環境構築の最善手であるはずの
VDIが抱える課題とは?

 コロナ禍でテレワークを実施する企業が増加した一方で、未だ実施していない企業は確かに存在する。
 2021年11月に総務省情報流通行政局 情報流通高度化推進室が発表した「テレワークの最新動向と総務省の政策展開」によれば、2021年5月28日~6月9日の企業のテレワーク実施率は、大企業で83%、中小企業で51.2%だった。
 新型コロナウイルス感染症の感染予防効果はもちろん、通勤時間の削減や柔軟な働き方の実現による生産性の向上など、企業にとってメリットが多いはずのテレワークの実施率がなぜ頭打ちになっているのか?
 その理由について、ソフトバンク クラウドエンジニアリング本部の高山将司氏は、次のように話す。
「企業がテレワークの実施に二の足を踏む理由は大きく3つ挙げられます。1つ目が、セキュリティ面の不安です。機密情報に社外からアクセスすることによる情報漏えいリスクを懸念する企業は少なくありません。そして、2つ目の理由が、テレワーク環境を構築するための情報通信機器の導入コスト。3つ目が、遠隔による勤怠管理や勤務管理の難しさ。これらの問題を懸念してテレワーク導入に踏み切れない企業が多いのです」
 ただ、この1つ目と2つ目の問題を解決するソリューションがある。それが「デスクトップ仮想化(VDI)」だ。

ソフトバンク株式会社
法人事業統括 クラウドエンジニアリング本部
PaaSサービス統括部 アライアンス事業推進部
アライアンス1課 課長
高山 将司 氏

 これは、サーバー上で仮想化させたデスクトップ環境を、PCなどの端末に転送する技術だ。端末には仮想デスクトップの画面情報が転送されるだけなので、インターネット接続さえできれば、どこでも勤務先と同じように業務を行うことが可能になる。
 また、クライアントPCにはデータが保存されないため、従業員がPCを紛失した際などの情報漏えいリスクを抑えられるのもメリットの1つ。さらに必要な時に必要なだけリソースが調達できるため、導入コストの最適化も実現できる。
 しかし、従来のVDIには、企業によっては利用を阻害する課題が存在した。
 例えば「Windows Serverでは実行できないアプリケーションを実行したい」「Windows 7の仮想マシンを利用したい」「Microsoft 365 Appsをマルチユーザーシナリオで使用したい」「Windows 10や最新のWindows 11をマルチセッションで使用したい」といったニーズに応えるのが難しく、テレワーク実現の最善手であるVDIの導入を断念せざるを得ない企業もあったのだ。
 その点、マイクロソフトが提供する「Azure Virtual Desktop(AVD)」なら、上記のニーズにも対応可能で、ソフトバンクの導入&運用サービスを利用すれば、効率よく最適なVDI環境を構築できるという。

 

Azure Virtual Desktop(AVD)なら、これまでVDI導入が困難だった企業のニーズにも応えることが可能だ。

ソフトバンクならAVDの導入・運用サポート、
周辺ソリューションも一元で提供可能

「AVDは、マイクロソフト純正のクラウドベースの仮想デスクトップ製品です。1台の仮想マシンに複数のユーザーがアクセスできる『マルチセッション』に対応していることが特徴の1つになります。また、従来のVDIでは、業務に使用しているアプリケーションが動作せず、導入を断念する企業が多いと聞きますが、AVDなら、業務に利用されるほとんどのアプリケーションに対応しているので、そのような心配はありません」
 AVDについて、このように説明するのはソフトバンク クラウドエンジニアリング本部の岡野伸裕氏。マイクロソフトが開発したソリューションなので「Microsoft 365」などの製品と親和性が高いことは改めて言うまでもないだろう。

ソフトバンク株式会社
法人事業統括 クラウドエンジニアリング本部
PaaSエンジニアリング統括部 サービスデリバリー部
サービスデリバリー1課
岡野 伸裕 氏

 そして、ソフトバンクでは、AVDの販売だけではなく、導入までのコンサルティングや導入支援、マネージドサービスなどを含めたトータルな支援体制を構築している。Microsoft Azure認定プログラムのうちMSP(マネージド サービス プロバイダー)に関する2つの認定を日本で初めて獲得した同社ならではの、適切かつ手厚いサポートが受けられると評判である。さらに通信事業者としての強みを生かし、ネットワークやセキュリティなどの周辺ソリューションも一元提供してくれるのも見逃せないポイントだ。
「本来ならAVDを導入してVDI環境を構築するには、様々な製品を組み合わせる必要があります。しかし、私どものサービスでは、お客様のニーズに合わせて、製品の調達と調整を一括して行います。また、環境構築後のトラブルについても、ソフトバンクにご連絡いただければOKです。様々なベンダーの製品を使っていると、不具合箇所を特定するのも困難ですし、場合によっては複数のサポート窓口に連絡するケースも出てくるでしょう。そのような手間がなくなるのも、導入企業様に提供できる価値の1つだと考えています」(岡野氏)

ソフトバンクが各種機器・システムのサポートにあたるため、煩雑な運用保守を任せることができるのが大きな魅力だ。

 またPoCサービスも用意していると岡野氏。特殊なアプリケーションを使っていても、事前に動作検証ができるので安心である。
 ある金融業では、本社勤務の従業員と店舗勤務の従業員向けにソフトバンクでAVDを導入したが、結果、顧客情報の保護・管理がより厳格化されたという。さらに、本社勤務の従業員は機密性の高い情報に、自宅からでも安全にアクセスできるようになり、柔軟な働き方を実現できたようである。

AVD&Windows 365により、
あらゆる規模の企業に沿ったVDI環境構築が提案可能に

 AVDはどちらかというと、中堅~大規模の企業に適したソリューションだ。それでは、中小企業はどのようにVDI環境を構築すればよいのだろうか?
 ソフトバンクでは、2021年12月から、そのようなニーズに応えるツール「Windows 365」の提供を始めている。
 このツールについて、高山氏は次のように説明する。
「Windows 365は、WebブラウザからMicrosoft Azure上に展開するWindows OSにアクセスして、リモートデスクトップのようにWindowsを使うことができるサービスです。Webブラウザとインターネット接続環境さえあれば、デバイスを問わず、どこからでもWindowsが利用できるので、端末とネットワーク環境を用意すればすぐにご利用いただける手軽さが魅力です。AVDとWindows 365のどちらが導入する企業様のニーズにあうのか?利用用途に合せてご提案することが可能になりました。」

 さて、ソフトバンクのサポートサービスの強みについて、高山氏と岡野氏にたずねると次のようなコメントが返ってきた。
「テレワークを含め、私たちも社内で試行錯誤しながら取り組みを進めています。取り組みの中で、自社が扱っているプロダクトを使って、見直しや改善を繰り返す――ということを行っていますが、その結果がお客様への最適なご提案につながると考えています」(高山氏)
「VDI導入を検討されている企業様は、ぜひソフトバンクにご相談いただければと思います。当社ではクラウドのテクニカルアーキテクト/エンジニアチームを擁しており要件に合った設計・構築、運用までトータルでサポートさせていただきます。柔軟な対応力だけでなく、スピード感も大切にしているので、安心してご利用いただけると思います」(岡野氏)
 いずれにせよ、Microsoft Azureに対する幅広い知見を有するソフトバンクが、企業規模やニーズに応じた最適なソリューションを選べるようにしてくれたのはありがたい。今後を見据えて、新たにVDI導入を検討したい企業はもちろん、一度VDI導入を検討して断念した経験がある企業も、まずは同社に相談してみてはいかがだろうか。

 
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