ポスト・1人1台端末時代に向けて ソニーの4K大型提示装置が提案する 新しい学びのスタイル
教育ICT化の中核を担う機器として注目されるソニーの4K大型提示装置。1人1台端末体制が整った今、その新しい活用法が模索されている。4K大型提示装置の特性をどう生かし、どのような授業を展開すれば、より高い教育効果が得られるのか──。この課題に対して、ソニーマーケティングでは、「画面の大型化」「2台使い」「見える校内放送」という3つのソリューションを提案する。
ソニーマーケティング株式会社
B2Bソリューション本部
ビジネスソリューション営業1部統括部長
真砂野 透 氏
現在、教育現場で導入されている大型提示装置の画面は65V型が主流となっている。この大きさとあわせて4Kの高解像度と明るさであれば、普通教室の後ろに座っている子どもや高学年のクラスでもよく見え、授業に集中できる。
「今は家庭のテレビも大型化が進んでいます。大きなテレビを見慣れた子たちの集中力を高めるためにも、教育現場の大型提示装置の画面は大きいほどよいと考えています」と、同社の真砂野透氏は語る。
また、大型提示装置は教室だけでなく、体育館や講堂、多目的スペースなどで使用されることが多くなってきている。「PC教室や特別教室を使っての学年合同のオンライン社会科見学や学校全体での縦割りでの地域活動の説明会など、85V型の大型提示装置があれば柔軟に対応できます。通常よりも大きな提示装置を使うことにより、子どもたちのワクワクした気持ちを醸成するお手伝いができます」(真砂野氏)
英語の授業で活用される85V型4K大型提示装置。PCからDLしたアニメ教材も4K高画質の大画面なので迫力満点。明るく色鮮かな映像、臨場感あふれる豊かな音量によって、生徒たちは英語の世界に没頭していく
筑波大学附属坂戸高等学校
1人1台端末の活用とともに、授業の形態も大きく変わりつつある。教育現場からは「今のままの学びの環境で本当にいいのか?」という声も上がってきた。そうした疑問に対して、ソニーマーケティングが提唱するのは「大型提示装置の2台使い」だ。
例えば、2台の4K大型提示装置を「子どもたちの発表用」と「教材提示用」のモニターとして使い分けることで、情報の視認性や共有性を高めることができる。また、教員にとっても、例文などをデジタル化できるため、紙の資料をプリントするなどの作業を削減できるメリットがある。これは、民生分野で培った品質とコストパフォーマンスの両立を追求してきたからこそできる提案だ。
「2台使いは、先生方が授業で活用し、手応えが見えてきたところです。同じ使い方をまずは試してみるために、フロアー共通機材としての運用を検討されてはいかがでしょうか」と真砂野氏は語る。
4K大型提示装置65V型と75V型2台を使った授業風景(左:1年国語、右:5年社会)。「子どもたちの発表用」「教材提示用」と使い分けることで、情報がより見やすくなり、授業への参加意識や集中力を高めることができる
東京学芸大学附属竹早小学校
新しい学校システムづくりの一環として提案しているのが、「見える校内放送」だ。4K大型提示装置はもとより、撮影のためのハンディカムや手元を映すVLOGCAMなどもソニーが提供。子どもたちが1人1台端末を活用し、発表の場を広げていくことを目指す。
「全校朝礼や運動会、給食時間の放送などさまざまな場面で活用できます。また、地域紹介などのコンテンツを制作・発信することでデジタル人材の育成にもつながります」と真砂野氏。同社は、教育総合展(EDIX)で「見える校内放送」のスタジオ機能を展示する。4K大型提示装置の新たな活用法を模索している人は、ぜひ足を運びたい。
第13回 教育総合展
「EDIX」東京に出展します
・会 期 2022年5月11日(水)〜13日(金)
・時 間 10:00〜18:00(最終日のみ17:00終了)
・会 場 東京ビッグサイト西展示棟
・ブース番号 20-20(西展示棟4F)
みなさまのご来場を心よりお待ちしております
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