最新AI PCで生成AI活用、オンライン会議を効率化

超軽量のAI PCをフル活用して

時短と生産性向上を実現する

労働生産性の国際比較における日本の順位が低迷している。生産性向上のために、制度面の改革はもちろんだが、個々のワーカーにとっては、日々使っているビジネスツールを最大限に活用することが欠かせない。その代表格ともいえるのがノートPCだ。ハイブリッドワークを念頭に置いて、重量やバッテリーの持続時間への配慮はもちろん、オンライン会議や生成AIの活用など、時短と生産性向上をサポートしてくれるAI PCの最新事情を追った。

業務生産性を高めるノートPCの条件とは

深刻な人手不足も相まって業務生産性の向上が求められる中、1つのショッキングな調査結果が発表された。「労働生産性の国際比較2023」(日本生産性本部)によると、2022年の日本の1時間当たりの労働生産性は52.3ドルで、OECD加盟38カ国中30位と、過去最低の順位となったのだ。

その原因の1つとして考えられるのがホワイトカラーの業務効率の低さだ。改善には抜本的な改革が必要だが、業務生産性や労働時間を左右する要素の1つに、日々使うPCがある。

アフターコロナの新しい働き方としてハイブリッドワークが普及して以降、出社とリモート勤務を組み合わせるためにノートPCが必需品となっているが、「重い」という理由で会社に置きっ放しにして出社偏重になったり、バッテリー残量やセキュリティー面が気になって外出先で使うのをためらったりすることはないだろうか。これでは「いつ、どこででも使える」という本来の機能が生かされず、業務効率が阻害されることになる。

多くの人がノートPCにまず求めるのは、「軽さ」「丈夫さ」「バッテリーの持ち」だろう。改めてこの3つの要件に注目したデル・テクノロジーズは、989グラム(最小構成)という軽量さと丈夫さを兼ね備えながら、アイドル状態で17時間強という駆動時間を誇る「Dell Latitude 7350 Ultralight」(以下、Latitude 7350 Ultralight)をリリースした(写真1)。

重量はわずか989グラム(最小構成)で、携行時の負担を感じさせない。筐体の素材には耐久性に優れ、サステナビリティーにも貢献する再生マグネシウム合金を採用し、高級感が漂う。インテル® Core Ultra 7 プロセッサーに搭載されたNPUは、AIを活用するアプリケーション使用時のCPUの負荷を抑えてデバイスとバッテリーのパフォーマンスを維持する

デル・テクノロジーズ株式会社
クライアント・ソリューションズ統括本部
クライアント製品本部
フィールドマーケティングアナリスト
沼田 智帆氏

ノートPC選びにおいて「軽さ」は重要な要素だが、軽ければ軽いほどよいというわけではない。あまりに軽量だとキーボードを叩いたときに本体が動いたり、混雑した電車内で圧し潰されたりする可能性がある。「軽さと使いやすさ、丈夫さのバランスを取るのが難しいポイントです」とデル・テクノロジーズの沼田 智帆氏は指摘する。

「Latitude 7350 Ultralightは軽さと使いやすさ、丈夫さを両立させる絶妙なバランスを図っており、従来の機種と比べてバッテリーの持ちもよいので、ノートPCを持ち歩く機会の多い方に快適にお使いいただけます」(沼田氏)

それを実証したのが、育児をしながら電車で片道1時間ほどの通勤をしている同社の佐々木 彩氏だ。それまで使っていた約1.4キログラムのノートPCをLatitude 7350 Ultralightに切り替えたところ、携行性がぐんと増したという。

デル・テクノロジーズ株式会社
クライアント・ソリューションズ統括本部
クライアント製品本部
フィールドマーケティングアドバイザー
佐々木 彩氏

「数百グラムといえどもその差は大きく、帰宅時に保育園に預けた子どもを迎えに行くのも苦ではありません。保育園の荷物が多い月曜や金曜でも、PCを入れたバックパックに荷物も入ってしまうので、両手が空いた状態でお迎えに行くことができます。バッテリーの減りも以前のようには気にならず、午後は保育園のそばで仕事するなんてこともでき、ハイブリッドの働き方がよりはかどるようになったと感じます」(佐々木氏)

バッテリーの持続時間を延ばすのに一役買っているのが、個々のユーザーの作業スタイルを学習してデバイスとアプリケーションのパフォーマンスを最適化する、AIベースのソフトウエア「Dell Optimizer」だ。

「Dell Optimizerに搭載された機能では、PCの使用状況・傾向を機械学習し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させます(ExpressResponse)。またPCが使用する電力を調整し、バッテリー駆動時間の最適化も可能です(ExpressCharge)。さらに、ExpressCharge Boostを使えば20分で最大35%まで急速充電も可能なので、外出中も安心です」と沼田氏は言う。

重さやバッテリー残量を気にせず、移動時でもオフィスにいるのと同等のパフォーマンスを発揮させてくれるLatitude 7350 Ultralightは、時短を目指すビジネスパーソンの心強い味方となってくれそうだ。

オンライン会議をスムーズにする機能も充実

デル・テクノロジーズ株式会社
クライアント・ソリューションズ統括本部
クライアント製品本部
フィールドマーケティングアナリスト
ホ・ウォンジン氏

Latitude 7350 Ultralightには、コロナ禍以降、頻繁に利用されるようになったオンライン会議をスムーズに行う機能も多数搭載されている。

「複数のアプリやファイルを開きながらオンライン会議をしていると、ミュートのオン/オフといった操作にまごつくことがよくあります。Latitude 7350 UltralightはTeamsやZoomのオンライン会議に参加するとタッチパッドの上部に『コラボレーションタッチパッド』が自動的に表示されます。この機能を活用することで、そういったまごつきを防げます」とデル・テクノロジーズのホ・ウォンジン氏は説明する(動画1)。

コラボレーションタッチパッドには、「カメラ」「画面共有」「チャット」「マイク」の4つのボタンを配置。目的の機能に瞬時にアクセスでき、カメラとマイクのスイッチが入っていないときはアイコンが赤く点灯するので、会議中にうっかりオフのまま発言していることをほかの参加者に指摘されて最初からやり直すといった時間のロスも防げる。

自分の声を伝えるマイクは、AIを活用したノイズキャンセリング機能で生活音や雑音を低減。例えば、会議への参加と並行してメモを取るなど別の作業をしていた場合、キーボードのタイプ音もカットしてくれる。

カメラもAIで制御されている。カメラマンのように、被写体を常に中心にとらえてくれるオートフレーミング機能や、まるで一眼レフのボケ感を演出するような背景ぼかし効果、会議中にユーザーがスライドの説明やメモを読むために視線を落としたときでも、ずっとカメラ目線を維持するアイコンタクト補正機能など、高度なAI機能を備えている。

「シェアオフィスや、外出中に立ち寄ったカフェなどで作業をするときは、周囲の目線が気になるものです。Dell Optimizerに搭載された『のぞき見検出機能』は、そんなシチュエーションで液晶パネルに表示されている機密情報を保護してくれます(動画2)」(ホ氏)

この機能は、他人が背後からのぞき見る動きを検出すると働き、通知を表示して注意を促すと同時に、画面をテクスチャー表示にして読み取られないようにする。ユーザーがPCを離れると自動的にロックし、戻ってきたら解除する機能とともに、情報流出を抑止するので、セキュリティーの面でも安心だ。

OSの移行から生成AIの活用まで総合的にサポート

Latitude 7350 Ultralightに搭載された、プレミアムなノートPC向けに開発されたインテル® Core Ultra 7 プロセッサーのCPUは、AIのプロセシングを担うNPUを備え、前述したカメラのオートフレーミングなどを制御。また、AIワークロードにもNPUを使用することで電力効率を高め、バッテリーも長持ちしやすくする。さらには生成AIを活用する際のタスクも高速化するなど、多くの役割を担っている。AIベースのソフトウエアであるDell Optimizer、AIを活用したノイズキャンセリング機能などとも合わせて、まさに「AI PC」と呼ぶにふさわしいデバイスとなっている。

最近はChatGPTに代表される生成AIを業務効率化に役立てようとする動きが活発だ。マイクロソフトもAIアシスタントの「Copilot in Windows」を提供しており、簡単な指示を出すだけで開いている資料を要約したり、画像を作成したりすることも可能だ。Latitude 7350 UltralightにはそのCopilotを呼び出すための専用キーがあり(写真2)、生成AIの活用を身近なものにしてくれる。

Copilotキーを押すとマイクロソフトのAIアシスタントがスピーディーに立ち上がり、開いている資料の要約、生成AIの画像作成など日々の業務のサポートを直ちに実現できる。生成AIの活用シーンは著しく拡大しつつあり、こうした専用キーを備えていることも時間短縮と業務効率化に役立つ

デル・テクノロジーズ株式会社
サービスビジネス営業統括本部
ビジネス開発担当部長
白戸 俊介氏

「2025年10月にサポートが終了するWindows 10でも一部の機能を利用できますが、Microsoft 365アプリと連携して動作する生成AI機能『Copilot for Microsoft 365』の活用(Microsoft 365とCopilotのライセンスが必要)も視野に入れるなら、Windows 11 Proへの移行が望まれます」と話すのは、デル・テクノロジーズの白戸 俊介氏だ。

今後のビジネスは生成AIの活用を避けて通れず、冒頭に述べた生産性向上という視点からも欠かせない要素となる。だが、具体的にどう活用すれば高い成果を得られるかをしっかり見通せている企業はまだ少ないのが現状だ。そこでデル・テクノロジーズは、Copilotを社内の各職種にどう適用させるべきかをペルソナアセスメントで明らかにし、実際の業務における展開から定着、さらなる利活用に向けた提案まで総合的に支援するコンサルティングサービスを提供している。

「Windows 10からのスムーズな移行を支援する『Windows 11設計支援サービス』も用意しており、Windowsに精通したテクニカルコンサルタントがWindows 11を最大限に活用できるようサポートします。既存のOSのサポートが終了するから仕方なく置き換えるのではなく、これまで利用してこなかった機能を積極的に採用したり、リモート業務の体制を強化したりする絶好の機会ととらえることが重要だと思います。7月25日には生成AI活用を軸とする『時短術』を紹介するウェビナーを開きますので、こちらもぜひ参考にしてください」(白戸氏)

業務効率化や時短につながるワークスタイルを体感してもらうべく、デル・テクノロジーズは東京の本社オフィスに「クライアントソリューションルーム」を開設している。「自宅」「オフィス」「カフェ」の3つのワークスペースをユースシナリオとして再現し、Latitude 7350 Ultralightを含む最新のデモ機を展示。Dell Optimizerの各機能やCopilotの操作を実際に体験すれば、自身の仕事がどう変化するかをリアルにイメージできるはずだ。同ソリューションルームはデル・テクノロジーズの営業担当を通じて予約できるので、時短、生産性向上の足がかりとして利用してみてはいかがだろうか。

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