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若手が活躍するマイナビ 入社1年目の社員が クラウドへのコンテンツアップロードの課題を一気に解決 若手が活躍するマイナビ 入社1年目の社員が クラウドへのコンテンツアップロードの課題を一気に解決

30以上の多岐にわたる事業を展開するマイナビグループでは、FTPサーバーが乱立して運用に複数の課題を抱えていた。それを解決したのが同社のデジタルテクノロジー戦略本部 クラウドインテグレーション統括部によるプロジェクト。新卒の若手社員がシステム設計から開発、運用まで一連の業務を担い解決に導いた事例から、同社で若手が活躍できる理由をクラウドインテグレーション統括部ソリューションサービス部 齋藤隆幸氏と、インフラシステム部 上畠康輔氏に伺った。

FTP運用で
IPアドレス制限やコスト面など
事業部は複数の課題を抱えていた

齋藤 当社の課題として、コロナ禍以降にリモートワークが普及し、社員が自宅からサーバー(SSH、FTP) にアクセスする必要があり、当初はセキュリティを担保するためにIPアドレスを制限していましたが、運用面において事業部の担当者からはIP制限をなくせないかという要望があがっていました。「IP制限をしていると仕事が回りません」という声も寄せられ、制限なしで運用できる仕組みを作れないか模索していたのです。そんな時に、上畠さんの部署でいい方法があるというので、導入することになりました。

上畠 以前のマイナビのシステムでは、各システムごとにAWS(アマゾンウェブサービス)のEC2を利用してFTPサーバーを個別に構築していましたが、この方法は多くの課題を抱えていました。各システム専用のFTPサーバーが乱立し、FTPユーザーの運用も各システム担当が個別に対応していたため、クラウド費用の増大や運用上の無駄が多発していました。また、FTPサーバーはシステム本体と比べて重要度が低く、コストを優先して可用性が低い構成となる傾向にありました。さらに、FTP通信の一部がクラウドインテグレーション統括部で管理しているオンプレミス環境を経由しており、この環境を2024年6月に閉鎖するため、方法の見直しは避けられませんでした。これらの問題を総合的に解決するためにも、新しいクラウドベースのシステムを開発するプロジェクトが立ち上がりました。

齋藤 隆幸 氏

株式会社 マイナビ
デジタルテクノロジー戦略本部
エンジニアリング統括本部
クラウドインテグレーション統括部
ソリューションサービス部 ソリューションサービス1課

齋藤 隆幸

AWS Transfer Familyで
コストと可用性の課題を一気に解決

上畠 まず、AWS Transfer Familyというサービスを使ってシステム共用で利用できるファイル転送SFTP基盤を整備しました。それにより、システム毎に乱立していたEC2(FTP用途)の削減が可能となり、サーバーコストや可用性の問題が解決できました。また、AWSのマネージドサービスを活用してシステムをサーバーレスアーキテクチャーで設計したことで、私たちのインフラ運用負荷を削減することができました。さらに、Amazon Cognitoというサービスを使ったFTPユーザーの一元管理とChatOpsによるFTPユーザー運用業務の一部を自動化することで将来的な運用コストを削減するというプラスアルファを生み出せたこともメリットだと思います。

齋藤 事業部側の運用面で手間が省けると、その工数を事業部の本来の仕事に使うことができます。現場からは「本当に助かっている」という声をいただく事もありました。スタッフを含めて約800のユーザー数なので、その分の時間を削減することができました。社内のCMS基盤と、FTPユーザーをすべて受け入れることができているのは大きいと思います。

上畠 康輔 氏

株式会社 マイナビ
デジタルテクノロジー戦略本部
エンジニアリング統括本部
クラウドインテグレーション統括部
インフラシステム部 インフラシステム1課

上畠 康輔

入社1年目から
プロジェクトを任せられ
やりがいを実感

上畠 2023年4月に入社し、半年ほどの新卒研修を受けて同年9月に現在の部署に配属されました。配属されてすぐの9月末に今回のプロジェクトにアサインされたのは驚きでした。私自身、クラウドの知識はほとんどなく、すべてをキャッチアップしていくような状態だったので、そこが一番大変でしたね。それでも、経験豊富な先輩社員がしっかりサポートしてくれたので心強かったですし、入社してすぐに裁量のある仕事を任せてもらえてワクワクしました。もちろん不安な気持ちもありましたが、質問すれば何でも答えてもらえる環境でしたから。今回は、AWS CDK(クラウドディベロップメントキット)というものを使ってコードでインフラを開発したのですが、部内にCDK開発の知見が溜まっていたので、それを活用できたこともよかったです。
ただ、 AWS Transfer Family 自体は部内で採用した実績がまだ無かったので、本当にゼロからの調査でした。外部でも AWS Transfer Family をコードで開発する事例は少ないので、それを自分でキャッチアップするのは大変でしたが、クラウドインテグレーション統括部にはAWSを自由に触れる環境があるので、そこで検証を行いながら開発ができた点もよかったです。

齋藤 新人として配属されたばかりの上畠さんにとって、ただ指示されたことをこなすのではなく、自分の意見が採用され裁量を持って業務に取り組めるマイナビの環境は、能力を最大限に発揮できる場所だと思います。配属当初クラウドの知識はなかったものの、インフラの知見や開発の知識などの部分で、高い技術力を感じました。実際に上畠さんの仕事を見ていると、適任でしたね。

上畠氏と齋藤氏

自由にAWSに触れる開発環境と
チャレンジを後押しする社風が魅力

上畠 裁量のある仕事を任せてもらえることが、やはりやりがいとして一番大きくて、新しい技術に対して、積極的にチャレンジしていける風土と環境があることを実感しています。また、上司や先輩社員にも気軽に相談できる関係性があり、決められた仕事をするのではなく、ある程度の自由度を持って自分で進められることも魅力だと感じます。事業会社として、自分が関わったものが使われ、ユーザーである社員からの反響がダイレクトに感じられるという喜びがあることも醍醐味です。

齋藤 マイナビは全社的に自分が思い描いていること、やりたいことをダイナミックに実現できる空気があります。また、働いていて感じることは、マイナビには「いい人が多い」ということです。変ないい方かもしれませんが、いい人が多いので、困っている人がいたら助けてあげようという雰囲気があるんです。例えば、困っていることが技術で解決できるなら、それに関する専門部隊がサポートすることで、問題を一緒に解決することができます。そんな面もマイナビで働くやりがいや、働きやすさに繋がっていると思います。

上畠 開発環境という面では、AWSが自由にさわれることが非常に有難いと感じます。また、クラウドインテグレーション統括部では、CDK開発においてベースとなるリポジトリを整備しているため、新規構築であっても参考となる情報が豊富という点も魅力の一つだと思います。

マイナビの
クラウドインテグレーション統括部が
目指すもの

齋藤 クラウドインテグレーション統括部のミッションは、ビジネスの機会損失を最小化し、事業の利益向上に貢献することです。マイナビには様々な事業部がありますが、そのすべてが「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」というパーパスに向かって走っています。我々はその中でクラウド、ITを活用して事業価値に貢献したいと思っています。まずは、そのための仕組み作りをより強化することに加え、標準化をし、サービスレベルが向上していくような仕組みを作ることを目指しています。
また、標準化するには、非常に多くの人が関わっているので、それぞれの体制や役割が明確でないと属人化してしまいます。そうならない仕組み作りをその指標に乗せることが大事ですので、ある程度の設計ドキュメントを作成し、担当者が変わってもその資料を見れば理解できるようにしたいと思っています。
もう一点は、クラウドインテグレーション統括部という組織を大きくしていきたいということです。インフラシステム部に対しても、事業部から「こういうものを開発してほしい」という要望は多いと思うので、我々が全力で実現していきたいと考えています。

上畠 マイナビが展開するサービスに対して、止まらないインフラを提供し続けられるように取り組んでいきたいです。 クラウドインフラ環境は、サービスの安定稼働という面で重要度が高い分野です。だからこそ、自分もしっかり責任感をもって仕事に励み、若手である自分たちが活躍する姿を示すことで会社をもっと盛り上げて、クラウドエンジニアのイメージをさらにあげていけたらいいなと思っています。

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