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人材派遣はテクノロジーで変わる!企業・個人のより良い「はたらく」を実現

日本の人口は13年連続で減少、75歳以上は初めて2千万人を超過した。労働人口の縮小に加えてはたらき方の多様化など、HR業界は大きな変化の時代を迎えている。今、業界大手のパーソルグループが仕掛ける次なる一手とは。同社経営戦略の軸となるテクノロジー施策の中心人物、パーソルテンプスタッフの藻谷裕二氏とパーソルホールディングスの朝比奈ゆり子氏に詳しく話を聞いた。

労働市場が抱える
課題へ切り込む、
本気のテクノロジー戦略

朝比奈 ゆり子

パーソルホールディングス株式会社

グループデジタル変革推進本部
本部長

朝比奈 ゆり子

―「はたらく」のあり方が変化する時代、パーソルグループの戦略とは

朝比奈 社会の変化と共に、HR企業に求められるものは大きく変化していると実感しています。人材に関わるあらゆる課題の解決を支援していく必要があり、まさにHR企業の介在価値が問われている時代だといえるでしょう。そこで今、我々が力を注いでいるのが「テクノロジーへの投資」です。パーソルグループは中期経営計画2026に「テクノロジードリブンの人材サービス企業」への進化というビジョンを掲げました。これはデジタル化とDXの両軸で顧客・社員体験の向上、その先に時代をリードするHRサービスの提供を目指していくものです。

グループにとって戦略的に優先度の高い企業にデジタルリソースを集中投下 グループ全体を俯瞰し最適なDX投資を実現するCoE 図表

朝比奈 具体的な取り組みの一つが、テクノロジーを核としたCoE(Center of Excellence)の立ち上げです。デジタル企画やエンジニアなどテクノロジーの専門知識を持つ人材、約80名を集約したこの組織は、グループ経営目線で優先度の高い事業にリソースを集中投下し、グループの垣根を越えてテクノロジードリブンを牽引しています。

―人材派遣事業における「はたらく」をとりまく課題とは

藻谷 朝比奈はホールディングスの立場からCoEのマネジメントを、私はグループ内で人材派遣事業を担うパーソルテンプスタッフのデジタル推進を担当しています。

 人材派遣事業は、企業に対していかに優秀な人材を配置できるか、派遣スタッフが活躍できる仕事や環境をどれだけ提供できるかが要です。今後、さらに労働人口が減少していく中、はたらく個人に目を向け、派遣スタッフの充実したはたらき方の実現、つまり“はたらくWell-being”を実現するためのデジタル化に力を入れています。

企業の人材ニーズも、
個人のはたらくニーズも

藻谷 裕二

パーソルテンプスタッフ株式会社

執行役員
機能管掌(デジタル管掌)

藻谷 裕二

―CoEの技術支援が重点的に行われたパーソルテンプスタッフ。
具体的には

藻谷 企業が発注しやすいプラットフォーム開発をはじめ、派遣スタッフの就業をサポートするアプリへの多彩な機能の実装、営業活動を支援するセールスフォースの改善など、約50に及ぶ取り組みをCoEのメンバーとともに取り組むことで加速させています。

―テクノロジー推進を行う現場の視点として、意識していることは

藻谷 人材派遣事業は企業と派遣スタッフのマッチングにより成り立つからこそ、重要なのは、「個人からも選ばれる企業」であり続けること。そこでフォーカスしているのは、派遣スタッフのモチベーション向上です。デジタルの力を使いながら、企業から派遣スタッフへの評価や期待など情報を流通させ、スタッフ自らスキルアップを目指せる、キャリアの選択ができる環境づくりなど、派遣スタッフに寄り添う施策を大切にしています。

 また、ツールとしてテクノロジーを活用しながらも、はたらく人の価値を常に意識しています。AIや生成AIの活用は、いかに人の介在価値を高めるか、いかに企業や派遣スタッフにより良い体験を提供できるかという観点で研究や企画を進めています。

日本社会に
“はたらくWell-being”を
体現する存在へ

―テクノロジー戦略において、CoEという横断組織を持つメリットとは

朝比奈 パーソルグループではこれまでも時代に合わせたデジタル化に取り組んできました。しかし今回のCoE立ち上げから1年半ほど経ち、これまでにない変化を感じています。特に大きいのが、スピード感です。

 例えば、各種業務システムの変更・調整は、従来外部のベンダーに依頼していましたが、アジャイルでプロダクトを内製開発、リリースする流れが定着。顧客や社内へ迅速に提供し、現場の反応に対してすぐに修正できるようになったことは大きな変化です。また、CoEがグループ各社へ横断的に技術支援をすることで、ナレッジシェアがしやすくなりました。

藻谷 CoEという横断組織だからこそ、自社とは違った視点でデジタル化の提案や意見を出してくれるので、新しい発見や驚きがありました。

朝比奈 高い専門性を持つことだけでなく、変革マインドを持つメンバーが集まっていることもCoEの強みだと思います。テクノロジーの文脈からスピード感をもって変革し、グループ内の各事業部門とともに事業価値を向上させ、ひいてはグループ経営にもしっかりと寄与していきたいと考えています。

―「テクノロジードリブンの人材サービス企業」としての進化の先に、見据える未来とは

朝比奈 人材にまつわる課題は社会構造に深く関わるからこそ、根本的な解決は容易ではありません。だからこそ我々が先陣をきって“はたらくWell-being”を体現する存在となっていきたいという想いがあります。これからの時代にはたらく価値を創造していくためにも、テクノロジーは不可欠であり、多いに力を発揮していくことと思います。

 パーソルグループは、2030年までにより良い「はたらく機会」の創出数100万人の実現を目標としています。技術の進歩により、はたらくことがこれまで以上に人の内発的動機に支えられていく時代だからこそ、はたらきたい気持ちをサポートし、その気持ちを受け止められる社会の実現に貢献していくことが、私たちの使命だと考えています。

2人の写真

※記事中の肩書きやデータは公開時点の情報です

パーソルグループのテクノロジープロジェクト紹介メディア テクノロジーの⼒で、“はたらく”の未来と、“個⼈”の可能性を拡張する。TECH DOOR by PERSOL

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