株式会社RYODEN
取締役社長
富澤克行

商社の枠を超えて、事業創出会社への変革に舵を切るRYODEN。「人とテクノロジーをつなぐ力で"ワクワク"をカタチにする」というパーパスのもと、電子デバイスやFA機器、環境制御製品などのワンストップ提供、時にはアプリケーションシステムの構築も担いながら、顧客の製品開発や工程自動化などを支援する。

「お客様のニーズや問題を『発掘』し、取り組むべき視点を『発想』し、イノベーションや実現方法を『発案』し、アイデアを実際の価値として『発進』していくという、4つの『発』を通じて、お客様への価値提供に努めてきました」と、同社取締役社長の富澤克行氏は語る。

環境や省エネ管理に強み

2024年2月には新たな事業ブランド「RYODEN Tii!」を立ち上げ、事業創出会社を目指す姿勢を明確にした。ちなみにTii!は「その手が、あったか。」を意味する「This is it!」に由来するという。

合わせて、エレクトロニクス、FA、冷熱、ビル、新規分野の次世代植物工場などの事業で培ってきたセンシングや省エネ技術、自動化技術などを強みに、スマートファクトリー関連事業にも力を入れている。

環境とエネルギーの統合監視制御システム「Remces(レムセス)」もその一つだ。データドリブンにより運営そのものの見直しを図る製造業を中心に導入が始まっている。

また、録画した映像を業務の改善や効率化に活用するビデオマネジメントシステム「FlaRevo(フラレボ)」は、キリンビールの各工場で活用されており、「品質問題の究明に要する時間の大幅な短縮に貢献したと評価いただきました」と富澤氏は話す。

図:Remces
図:FlaRevo
図1統合監視制御システム「Remces」システム構成例(上図)
ビデオマネジメントシステム「FlaRevo」システム構成例(下図)

ソリューションを一堂に展示

「スマート工場EXPO」では、RYODENのこうした取り組みを一望できる。今回は「スマートファクトリー、始めるときも、進めるときも、RYODEN」をテーマに、次のようなソリューションを出展する計画だ。

「RYODEN Tii!」 Remces

様々な製造業で採用が始まっているクラウド型統合監視制御システム。オープンプロトコルによる導入のしやすさとアプリケーションの拡張性で、スマート化を実現する取り組みを紹介。

「RYODEN Tii!」 FlaRevo

キリンビールも導入する、カメラ映像に設備データをひも付けられるマネジメントシステム。アクションカメラやタブレット連携など活用法も紹介。

自動追従型の協働ロボット

対象物に自動追従する仏Inbolt社の3Dトラッキングシステムを協働ロボットと組み合わせて出展。ライン上を流れるワークのねじ締めなど、これまでにない応用が可能。

ワイヤーハーネス配索ロボット

英Cambrianビジョンシステムを協働ロボットと組み合わせた、ワイヤーハーネス配索作業の自動化システム。

ビジョンシステム

対象ワークの検査や分類を、AIを用いた画像処理技術で簡単に実現するシステム。

パレタイジングシステム

協働ロボットを活用したコスト競争力の高いパレタイジングシステム。

工程やラインの可視化

三菱電機の見える化ソフトウエア「GENESIS64」に、工場をイメージした玩具ブロックを組み合わせて、工程やラインの見える化を提案。

振動センシングシステム

ピエゾ素子を使用したワイヤー状の広帯域な振動センサーを活用。取り付けの自由度が高く、多種多様な設備や作業の予防保全や異常検知を提案。

この他、製造業に特化した、膨大なマニュアルから必要箇所を抽出する生成AI活用システムや業務委託ベースの人材紹介サービス「ウィズプロ」についてもブース内で紹介する予定だ。

日常の不便や不満を解決

富澤氏は「当社が培ってきた様々なナレッジを強みに、お客様が感じている不便や不満にメスを入れて、4つの『発』を通じて問題解決をしていくのがRYODENのやり方です。スマート工場EXPOの当社ブースに足を運んでいただければ嬉しく思います」と結ぶ。

スマートファクトリーを始めたい、あるいは進化させたいと考える企業は訪れてみるといいだろう。RYODEN Tii!のとおり、探していた「その手がある」に違いない。

お問い合わせ先

株式会社RYODEN
〒170-8448
東京都豊島区東池袋3-15-15
TEL :03-5396-6111
https://www.ryoden.co.jp/ryoden-tii