最近では公開されている大規模言語モデル(LLM)をそのまま使うだけでなく、RAG(検索拡張生成)を活用して自社データを組み合わせ、回答精度を高める取り組みも進んでいる。さらに、生成AIをエージェントとして業務に組み込み、判断や実行を任せるケースも出てきた。
こうした流れの中で、日本企業による独自のLLM開発も増加。それに伴い、従来のクラウドでは対応しきれないほどのデータ処理能力が求められるようになっていた。
この状況を受け、GMOインターネットグループのGMOインターネット株式会社(以下、GMO)は2024年11月、NVIDIA H200 Tensor コアGPU(以下、NVIDIA H200)を採用した高性能GPUクラウド「GMO GPUクラウド」の提供を開始した。これは国内最速を記録した商用クラウドだ。
もちろん、同社がGPUクラウドを提供するのは今に始まったことではない。「当社は長年にわたり、ホスティングや商用クラウドの提供を行ってきました。GPUを搭載したクラウドサービスも、2018年には既にスタートしています」
こう語るのは、GMO ドメイン・クラウド事業本部 GPUクラウド事業部 部長の武田 茂氏だ。2023年11月には、当時の最新モデルであるNVIDIA H100およびNVIDIA L4を搭載したGPUサーバーを、高性能なVPSサービス「ConoHa VPS」で提供するなど、先進的な取り組みを続けてきた。

GMOインターネット株式会社
ドメイン・クラウド事業本部
GPUクラウド事業部部長
ドメイン・クラウド事業本部
GPUクラウド事業部部長
武田 茂氏
「国内最速の性能を、誰よりも早く実現する」というのは、GMO GPUクラウドに課せられたミッションだったのである。






