クエスト・グローバル・ジャパン株式会社
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グローバルの半導体需要が高まり続けている。
急成長する半導体市場において、業界各社のビジネスを過去20年にわたり支援してきたのがクエスト・グローバルだ。
同社は、技術の進歩や増え続ける顧客ニーズに対応するため、半導体製造装置エンジニアの採用を強化。
ビジネスの概況や目指すもの、そこで求める人材像などについて、
代表取締役社長の貫名 聡氏、半導体事業ストラテジックデリバリーパートナーの髙木 庸司氏に話を聞いた。
――半導体は“産業の米”と言われ、暮らしやビジネスのあらゆる分野に不可欠なものとなっています。直近の半導体業界の動向を教えてください。
クエスト・グローバル・ジャパン
株式会社
代表取締役社長
貫名 聡
氏
貫名 自動車やスマートフォンなど、業界ごとに関税や製品ライフサイクルの影響で浮き沈みはありますが、半導体業界全体は依然として成長し続けています。特にAI/DXの発展によって増大するデータセンター需要は、成長をけん引する大きな力になっています。また、半導体の微細化の進展のみならず、多様な実装形態や素材活用が進む昨今においては、新しい技術革新が次々に起きています。半導体事業者がこうした技術革新を推進できるよう、その実現を下支えすることが当社のようなエンジニアリングサービス企業にとっての重要なミッションとなっています。
直近の半導体市場では、データセンター向けのロジックIC・メモリの成長が顕著な一方で、PC・スマホ・自動車車載向けのMCU・アナログ・ディスクリートは横ばい、あるいは苦戦するなど、領域によって明暗が分かれていますが、製品エンジニアリングにおいては、どちらの状況においても解決するべき課題があります。このような環境下で、我々クエスト・グローバルには、より一層、高度かつ広範な支援が求められていることを実感しています。
――クエスト・グローバルにおける半導体事業の位置付けを教えてください。
貫名 グローバル約2万1000人のエンジニアのうち、約3000人が半導体領域に携わっており、また、非常に速いスピードで成長しています。当社では、半導体事業者(IDM、ファウンドリ)と、半導体製造装置事業者の両方に対してサービスを提供しています。そのうち半導体製造装置業界向けには、機械・電気設計、ソフトウエア開発、シミュレーション、AI/DX支援、制御プラットフォーム導入など、幅広い領域に対応できる体制を整えています(図1)。
ただ、お話ししたような微細化の進展や多様化する技術革新、そして市況や台頭する中国メーカーとの競合に端を発する様々なお客様ニーズに対応するためには、当社としてもまだまだ人手が足りません。中でも、日系メーカーが世界で勝ち続けている半導体製造装置業界は、私たちの戦略において非常に重要な領域であり、今後さらに体制を拡充する方針です。
――半導体製造装置の設計・開発における、クエスト・グローバルの強みはどのようなものですか。
髙木 半導体製造装置の構造は非常に複雑で、その設計には機械、電気、ソフトウエアから真空、熱、流体などの物理現象まで多様な知識が求められます。当社には、それらの要素技術に精通したエンジニアが多数在籍しており、設計支援や制御ソフトの開発、装置の最適化提案まで幅広くご支援することが可能です。
また、独自開発の半導体製造装置制御プラットフォームを保有しており、その開発・運用で得た知見をお客様プロジェクトで生かせる点も強みです。このようなプラットフォームを持っている競合他社は、世界的にも多くないと思います。
――半導体製造装置の設計・開発ニーズに応えるため、クエスト・グローバルが求めるエンジニア人材の姿を教えてください。
クエスト・グローバル・ジャパン
株式会社
ストラテジックデリバリーパートナー
セミコンダクター
バーティカル
髙木 庸司
氏
髙木 様々な要素技術を網羅的に理解している人材は、どの業界を見ても多くありません。そのため、すべてを理解している必要はありませんが、物理、化学、材料、熱、流体、ロボティクスなど、特定の要素技術を深く理解している方は、ぜひクエスト・グローバルのエンジニアとしてのキャリアを検討してもらいたいですね。
例えば、自動車のエンジンを設計・開発している方は熱関連や機械に詳しいと思います。鉄鋼業界には炉内の流体シミュレーションを長年行ってきた方がいると思いますし、薬品の世界には化学反応のプロセスに詳しい方がいるでしょう。そのような方々が、自分の力を試す新しい世界として、半導体業界に関心を持っていただければ非常にうれしいです。
貫名 当社は技術派遣も行っていますが、人材派遣だけを生業にしているわけではありません。当社の得意領域は、お客様のエンジニアリング部門の拡張チームとして、中長期的に請負型でサポートを行うところにあります。初めは、技術派遣でお客様との信頼構築から着手することが多いのですが、5つのステップ(図2)を伴走しながらお客様と一緒に上っていくことで、「知見・工数の提供」から「お客様の成果創出へのコミット」へと、より高い負荷価値を提供することができます。
当社の請負型の支援においては、お客様先のオンサイトで従事するエンジニアと、グローバル(オフショア)で従事するエンジニアとが連動しながら、お客様にとっての根本的なエンジニアリング課題解決に当たります。これを当社では「ローカル・グローバル・モデル」と呼んでいます。当社では大手製造業のお客様が多く、世界をまたにかけたプロジェクトも数多く手がけています。そのような環境で、グローバルを舞台に活躍するチャンスもたくさんあります。英語ができる方はもちろんですが、そうでない方も、「グローバルな環境で活躍したい」という思い・情熱をお持ちの方であれば、ぜひ当社に参画いただいて、ステップ・バイ・ステップで語学力も身に付けながらチャンスをつかんでいただきたいと思います。
――マインドセットの面ではどうですか。
髙木 技術が日進月歩で進化する業界なので、新しいことに理解があり、積極的にチャレンジする姿勢が大切です。また、新しいことには失敗がつきものですが、それでもめげずにチャレンジし続ける根気強さも求められると思います。
――活躍中のエンジニアの事例があれば教えてください。
髙木 ローカル・グローバル・モデルで重要な役割を担うのが、国内とオフショアの橋渡し役になる「ブリッジエンジニア」です。英語が堪能で、半導体業界の経験も長いある社員が、このブリッジエンジニアとしてお客様である某半導体装置メーカー様のプロジェクトを長年担当しています。
専門用語が飛び交うお客様との会話や、当社のオフショア拠点であるインドのエンジニアとのコミュニケーションをスムーズに行いながら、円滑なプロジェクト進行を実現しています。お客様からは「装置のドメイン知識があるのでゼロから伝えなくてよいから助かる」というご評価もいただいています。
ほかにも様々なお客様プロジェクトでブリッジエンジニアが活躍しています。もちろん、最初から活躍することは難しいですが、プロジェクトアカウントごとに設置したアカデミー(学習のための組織)やオンボーディング研修、メンターとなる先輩社員との交流を通じて成長することができると思います。
貫名 ゆくゆくは社内の全エンジニアがブリッジエンジニアになれる「オール・ブリッジ」のチームづくりを目指しています。まさに今、そのための評価制度や学習環境の整備などを進めているところです。ですから、当社に参画いただける方には、日々のエンジニアリング業務に従事しつつも、会社の支援も活用しながら、エンジニアとしてのキャリアの可能性をさらに広げていただきたいですね。
――最後に、クエスト・グローバルで働くことの魅力を改めて教えてください。
髙木 私たちは、エンジニアリングを通じて社会課題の解決にも貢献しています。例えば、LSIチップは消費電力を抑える必要があるため、半導体製造装置にもそのためのプロセス制御に対する設計が要求されます。ほかにもカーボンニュートラルなど、持続可能な社会づくりに向けた取り組みの重要度が増しています。ものづくりを通じて、それらに大きく貢献していけることは、クエスト・グローバルのエンジニアとして誇りに思っていただける点ではないでしょうか。
貫名 「国内だけ」でも「オフショアだけ」でもない、当社が提唱する「ローカル・グローバル・モデル」は、これからの日本の製造業の製品エンジニアリングの未来だと私たちは考えています。この次世代エンジニアリングモデルを一緒に実現し、お客様に持続性とスケーラビリティのある解決策を共に提供することで、巨大プロジェクトを成功に導く。その過程で、エンジニアの皆様には、ほかでは得られない貴重な経験を積んでいただくことができます。もちろん、請負開発メンバーだけでなく、1人の技術派遣メンバーとして、このモデルの実現に貢献していただくポジションもたくさんあります。「日本の製品エンジニアリングの未来づくり」の仲間に加わってくださる方のご応募をお待ちしています。
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