変化する時代をリードする TMEICのパワエレ技術

製造業回帰の潮流に応える 激変する北米パワエレ市場の中で描く“戦略的”な成長とは

TMEIC
パワーエレクトロニクスシステム事業部
副事業部長

飯島 由紀久

需要増を背景に
現地工場を増強

TMEICでは、太陽光発電用PCSや、データセンター向けのUPS、モータードライブ装置を、米国テキサス州ヒューストンの工場で現地生産している。さらに、2026年6月の稼働予定で新工場を建設中であり、生産能力は現在の1.5〜2倍になる見込みだ。また、現時点では調達部品の多くを日本からの輸入に依存しているが、今後は米国内での調達比率を高める取り組みも継続的に進めている。

写真:米国テキサス州の生産工場
米国市場の中核拠点となる米国テキサス州の生産工場

加えて、生産システムのデジタル化による工程の見える化とグローバル統一、手作業が多い組立工程の自動化を、北米の工場に展開する計画である。これによって、生産効率を向上すると共に、省人化、品質の均一化やデータ管理の容易化も図る。

TMEICの製品は一般消費者の目に触れ難いところで使われることが多い。飯島氏は、「自動車やIT機器のような派手さはありませんが、パワエレ応用機器は電気回路、高圧技術、構造設計、物性など多様な技術を集約・融合させて出来上がっている重要な製品です。こうした高度で複雑な製品を適切に開発できる総合力こそがTMEICの強みであると自負しています。『縁の下の力持ち』として、環境や産業分野を支える技術を北米市場においても広めていきたいと考えています」と強調した。

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