桔梗原
日立ヴァンタラのソリューションの強みを教えてください。
島田
大きく3つあります。1つ目は「高品質・高信頼」です。めったなことでは壊れません。また、サーバー上のOSから見えない領域にデータを複製する独自機能を有しており、ランサムウエア攻撃でデータが侵害されても短期間でシステム復旧が可能です。さらに、独自のアクセラレーション技術によってデータの圧縮も高品質かつ高速に行えます。このような点が評価され、Fortune 100を構成する企業の86%に当社製品が採用されています。
2つ目は「操作性」です。当社のストレージ製品は共通のストレージOSで動きます。インタフェースが同じなので、機器を追加・更改しても一貫した操作性で容易に運用できます。
3つ目が多様な「ナレッジ」を有していることです。日立グループは様々な業界のビジネスプロセスやニーズ、課題に精通しています。この強みを生かした業界特化型のソリューションも提供可能です。
例えば、米国の地域送電機関であるSouthwest Power Poolでは、Hitachi iQをベースにしたAI活用基盤を導入し、送電網接続のシミュレーション環境を構築しています。これにより、数年を要していた送電網接続プロセスを数カ月レベルまで短縮します。
桔梗原
まさに、AI活用によるビジネス変革を支援した事例といえますね。最後に、これから日立ヴァンタラが目指す方向性を教えてください。
島田
データが付加価値の源泉になりつつある中、日立グループにおいてストレージ事業の重要性は増しています。AI活用が進展すれば、ストレージのアーキテクチャやその活用アプローチにはさらなる変化が求められるでしょう。我々はその潮流を捉えて、強みである技術の力を武器に、未来を切り拓く革新的なデータソリューションをグローバルに展開していきます。日立グループの研究所との連携を含め、グループシナジーを発揮することで、AI時代の社会イノベーション創出に貢献していければと思います。
※役職は2026年4月1日時点
起こしています。
私たちはAIとデータの力で
未来を切り拓きます。