「アメリカ大豆」が支える植物性たんぱく質食品の最新動向をチェック プラントベースフードのNEXTトレンドとは?

ヒット商品も続出している植物由来の「プラントベースフード」。
今ではコンビニやスーパーでも目にすることが多い。
その最新動向をチェックしてNEXTトレンドを探る。

次のキーワードは 「サステナブル(持続可能な)」

植物性の原材料から作られる食品、プラントベースフードが人気だ。その代表である大豆由来の食品が今、新たなる展開を迎えている。

飲食店の新潮流として、「大豆ミート」などのプラントベースフードを使ったメニューを提供するお店が登場。その一つが「PLANT BASED TOKYO」(東京都渋谷区)。運営するD.K Internationalの多田晶萌さんによると、健康志向の高い女性だけでなく、老若男女を問わず支持を得ているという。

一方、大豆製品を製造・販売する企業からは、「サステナブル」というキーワードが聞こえてくるようになった。原料調達の段階から環境に配慮した製品作りに取り組むとともに、それを消費者にもわかりやすく提示しようという動きが高まっている。

豆腐を主役に電子レンジで温めるだけで手軽に食べられる「ひとり鍋」シリーズを販売する相模屋食料代表取締役社長の鳥越淳司さんは、「サステナブルフードとしての豆腐の地位を確立したい」と意気込む。

同社の「ひとり鍋」シリーズや、アサヒコが販売する「TOFFU PROTEIN」シリーズなど、今話題の大豆製品の原料にはアメリカ大豆が使われており、今春からSSAP認証マークが付けられる予定だ。SSAP認証マークとは「サステナブルな大豆」であることを証明する認証マークのこと(2ページ目を参照)。今後、スーパーなどで目にする機会が増えることは間違いない。

SSAP認証マーク付きのサステナブルなプラントベースフードを探してみてはいかが?

写真:PLANT BASED TOKYO 店内
NEXTトレンド1

プラントベースの食材を使用したお店が登場

PLANT BASED TOKYO

写真:彩キーマカレー~大豆ミートとまめまーじゅ~
「彩キーマカレー」は、チーズのような豆乳クリームと大豆ミートを使用。まろやかさと辛さのハーモニーが食欲をかきたてる。

“地球とカラダにやさしい”がテーマのPLANT BASED TOKYOは、2021年7月にオープン。大豆たんぱく原料を製造する不二製油の協力の下、肉や卵などの動物性素材を植物性素材に置き換えた多様なメニューを開発した。運営するD.K International広報課の多田晶萌さんによれば、その味や食感に驚く人も多いという。「人気の彩キーマカレーは、半日かけて野菜から抽出させた旨味を大豆ミートに吸収させて、大豆ミート自体を旨味の塊にし、小麦粉を使わずにスパイスと合わせて仕上げています。他にも、選べる3種/4種プレートなど、ヘルシーな植物性素材をおいしく楽しめます。今後、プラントベースフードの通販も開始する予定です」。

■所在地:東京都渋谷区代々木2-7-2 FOOD HALL BLAST ! TOKYO 1F

■営業時間:平日・土曜日11:00~22:00、日曜日・祝日11:00~20:30 https://www.plantbasedtokyo.jp/

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