
豊かで多様性のある社会を実現していくためには、働く女性の能力を最大限に引き出し、かつ活用していくことが求められます。
東京都では、女性活躍・女性登用に向けた企業経営者の意識を改革し、職場の文化や風土の変革を促進するため、令和6年度から「東京女性リーダーズ応援ネットワーク」プロジェクトを推進しています。この趣旨に賛同した企業およびその社員を対象に、約1年にわたって様々なプログラム(下部参照)を実施し、大きな反響と成果を得ました。
東京都では、東京だけでなく、あらゆる場面で女性が持てる力を発揮できるよう、そして日本全体に女性活躍の輪を広げていけるよう、これまでの取り組みを「女性活躍の輪 ~Women in Action~」(WA)として位置づけ、気運醸成を進めています。
令和6年度のプロジェクトの総括として、今年1月には「東京女性未来フォーラム2025」を開催。小池百合子都知事と企業のトップたちが、女性活躍・ダイバーシティー経営の推進に向けた共同宣言を行って決意を新たにしました。
このムーブメントをより強固にすべく、東京都では女性登用の必要性や企業事例を引き続き発信していきます。そのために、志や思いを共有できる共同宣言賛同企業も募集しています。女性活躍の輪を広げていくことは、企業の枠を超えて社会全体の活性化につながります。最初の一歩を踏み出してみませんか。
専門家や企業で活躍する女性リーダーを講師に迎え、女性リーダーとして一生使えるマインドセットやスキルセットを学ぶプログラム。対話やワークショップを通して、変化の激しい時代に成果を出して活躍していくリーダーを目指します。都内企業に在籍し、リーダーを志す女性やキャリアアップに関心のある女性を対象に、「第1クール」(2024年7〜10月)、「第2クール」(2024年11月〜2025年2月)で各4回ずつ実施。「『リーダー像』の勉強になった」「『こうなりたい』という具体的なイメージが持てるようになった」など、参加者から好評を博しました。
東京女性リーダーズ応援ネットワークでは、若年層へのキャリア教育の一環として、東京都立高等学校3校(青山高校、国立高校、多摩科学技術高校)のいずれも2年生を対象に出張授業を実施しました。各校とも数日間にわたって専門家による「講演会」のほか、様々な企業担当者による事例紹介やワークショップの「特別授業」を開催。このプログラムを通して学びを深めるとともに、性別意識や固定観念を払拭し、今後の自身のキャリアを考える上で様々なヒントを得られる機会になりました。
企業交流会プログラムは、女性活躍推進の本質を知り、同じ悩みや課題を持つ企業同士の交流を通じて、時代に取り残されないための効果的な女性活躍推進のノウハウを深めるのが狙いです。各回ごとに「大企業(経営層・管理職・人事労務)向け」「中小企業(経営層・担当者)向け」「人事・総務担当者(全業種)」「IT業界」「女性の管理職・中間管理職」など参加対象者を限定して、全8回開催しました。専門家によるセミナー、登壇企業によるセミナー、グループワーク・テーブルトーク(企業同士の交流会)の参加者満足度は平均95%となり、大きな成果を残しました。
経営者の意識や職場の文化の変革を促すため、2025年1月28日、東京国際フォーラムにおいて「東京女性未来フォーラム2025」が開催されました。日本航空の代表取締役社長・グループCEO 鳥取三津子氏による「経営戦略としての女性活躍、DE&I推進」と題した基調講演のほか、東京女性未来フォーラム共同宣言企業の経営トップたちによるトークセッション、出張授業を体験した都立高校による意見表明を実施。最後は、小池百合子都知事と各企業によって、女性活躍・ダイバーシティー経営の推進に向けた共同宣言を行いました。
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