離職者を減らし業績を上げるためには、エンゲージメントを高めることが重要だ。
そのための3つのポイントを紹介する。

人事評価への満足度 エンゲージメントとも低い日本

あしたのチーム 代表取締役 髙橋 恭介 氏

あしたのチーム

代表取締役

髙橋 恭介

 日本では人事評価に対する不満が高い。あしたのチームが2017年に400人に調査した結果、自社の人事評価に満足しているという人はわずか2%。「やや満足している」の26.5%を足しても3割に満たず、7割以上が「あまり満足していない」「満足していない」と回答している。同調査でその理由を尋ねたところ、一番多かったのが「評価と報酬との関連性がない」という回答だ。

 日本は従業員のエンゲージメントも世界139カ国中132位と最下位レベル。エンゲージメントが高水準を維持している会社は、1年後の営業利益率が低水準の会社の3倍になるという調査結果もある。エンゲージメントの高い人は離職の可能性が8%低いという報告もあり、エンゲージメントを高めることが、人手不足のなかで生産性を高め、業績を上げる効果があるということだ。

※ タワーズワトソン(現ウイリス・タワーズワトソン)プレスリリース(2012年7月25日)

エンゲージメントを高める3つのポイント

 エンゲージメントを高めるポイントは3つ。1つめが、企業の方向性に対する理解を高めること。そのためには、会社の方針や目標など十分な材料を与えた上で本人が目標を設定。それをもとに上司と話し合いながら修正して確定し、適切なフィードバックを与えることが重要だ。あしたのチームの髙橋恭介氏は、「これを実現するためには、従来の評価管理の100倍くらいの情報量が必要です。それを支えるにはITツールが必要で、当社の人事評価クラウド『コンピテンシークラウド』は、目標設定の履歴まで詳細に記録でき、AIによる目標添削も行います」と紹介する。

 2つめのポイントは帰属意識を高めることだ。そのために重要となるのが、こまめな部下・上司間の面談で、高橋氏は「少なくとも月に1回は行うべきだ」という。コンピテンシークラウドは、設定された目標に対する進捗確認や面談の記録を残せるため、上司のマネジメントスキル向上にも役立つ。

 3つめは行動意欲を高めることだ。そのためには、目標の達成度に合わせて正当に給与が決まる仕組みの構築が欠かせない。コンピテンシークラウドでは、様々な角度から査定結果のレビューが可能。評価の甘辛チェックや目標設定の難易度修正などもできる。これらの機能が評価され、既に2500社が導入している。

 髙橋氏は報酬連動型人財育成プログラム「ゼッタイ!評価®」も紹介。自身で人事評価制度を構築したいという経営者向けの“セルフ”から、報酬体系設計や研修、12カ月フルサポート、エンゲージメント向上保証まで行う“プレミアム”まで3つのプランを用意。希望される企業への人事評価制度の無料診断や、業種ごとのサンプル事例提供も実施している。

エンゲージメントがもたらす効果

エンゲージメントが高水準を維持している企業は、低い企業に比べて1年後の営業利益率が3倍。また同様の調査では、「エンゲージメントが高い人は、離職の可能性が低い」ことも報告されている

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お問い合わせ先

株式会社あしたのチーム

URL ● https://www.ashita-team.com/

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